Microsoftは2018年後半にもARヘッドセット「HoloLens」の新作を発表するようです。米メディアThe Vergeによると、近々その詳細に関する発表が為されるとのことです。
Sydneyのコードネームで開発されている新型HoloLensは、視野が改善され、より軽くて快適に着用できます。またMicrosoftでは、ヘッドセットのコストの大幅な削減に取り組んでおり、ビジネスシーンで広く採用されることを目指しています。
新型HoloLensでは、省電力で知られるARMベースのSoCを搭載し、バッテリー寿命を延ばすことが試みられています。Googleもまた同様に、ARMを採用してARヘッドセットを開発していると報じられています。
また、新型HoloLensには、最新世代のKinectセンサーと、パフォーマンスを向上させるカスタムAIチップも含まれています。実際の発売は2019年になる模様で、同社はこの目標にむけて順調に開発を続けているようです。
OSはWindows 10をベースにしたオリジナルのもので、AR仕様に最適化されているとのことです。Microsoftはまた、AndromedaのコードネームでSurfaceブランドのメモ帳デバイスも開発していることが報じられており、ハードウェアの幅を広げつつあります。
(画像:microsoft.com)