米Amazonが運営する新しいタイプの小売店舗Amazon Goが、シアトルに続いてシカゴ、サンフランシスコへ進出する予定であることが分かりました。
シアトル・タイムズによると、Amazonはシカゴとサンフランシスコ近郊の店舗マネージャーの求人情報を掲載しています。今のところ開店時期などは不明ですが、Amazonによると、たしかにシカゴとサンフランシスコにAmazon Goの店舗を開店することは事実のようです。
このニュースはAmazonの動きに注目してきた人にとっては特に驚くべきことではないかもしれません。
Amazonは2月にシカゴで小売店の土地を購入しており、サンフランシスコでも5月に同様の報道がされていました。ただ、これまでAmazonはAmazon Goの店舗を拡大することを公式には認めていませんでした。
Amazon Goの第1号店は、シアトルのAmazonの本社近くで1月に開店しました。店舗内は自動化されていて、入店時に携帯電話で認証した後、カメラやセンサーで客の行動を追跡、商品を持って店を出ると自動的にAmazonアカウント経由で請求される仕組みになっています。
今回の開店はAmazon Go初めての店舗拡大となります。今後全米に店舗が拡張されていけば、将来日本国内にも出店、なんてことも有り得るのかもしれません。