米ニュースサイトVarietyは4月11日、Apple Musicの有料登録者が4000万人を突破したと報じました。
また、AppleはApple Musicの新たな最高責任者の就任を発表しています。今回就任したオリバー・シュッサー氏は国際部門の統括責任者でもあり、Apple Musicと兼務することになります。
シュッサー氏はこれまで、App Store、iTune、iBooks、Apple Podcastなどの米国外での展開を指揮してきました。
同氏は今後、現在勤務しているロンドンオフィスから、カリフォルニア州へ勤務拠点を移し、クパチーノの本社Apple Parkと、カルバーシティの複数オフィスを行き来して勤務する予定です。
シュッサー氏はロンドン時代、曲名判別アプリShazamの買収において重要な役割を果たしました。今後も世界各国38のオフィスを統括し、国際業務をリードしていくとのことです。
また、Apple Musicの有料登録者数は2018年4月現在、115カ国で4000万人を超えたとのことです。3カ月間の無料トライアルユーザー800万人と合わせると4800万人になりますが、最大手のSpotifyは2018年1月時点で7000万人を突破しており、依然として両社が抱えるユーザー数には差があります。
しかし、Spotifyが月間2%ペースで登録者を増やしているのに対して、Apple Musicは5%と高い成長率を見せており、このペースでの成長を継続できれば、Apple MusicのSpotify超えも不可能ではありません。