IKEAは米国及び英国において、BluetothスピーカーEnebyを発売しました。同社は2017年12月、Sonosとのコラボレーションを発表し、2019年に商品を発売する予定ですが、今回のEnebyは、それに先駆けたものです。
IKEAがスピーカーを発売したのは、Enebyが初となります。接続はBluetooth方式で、小型の8 x 8インチモデル(約20センチ四方)と大型の12 x 12インチ(約30センチ四方)モデルの2バージョンが用意されています。
それぞれのモデルごとに本体カラーがブラックとグレーの2種類用意されています。また、小型モデルには持ち運ぶためのハンドルが付属し、よりポータブルになるように設計されており、最大10時間使用できるバッテリーをオプションで追加することも可能です。
また、長時間使用していないときに自動で電源を切るオートオフ機能も備えており、Bluetoothを搭載していないデバイスのために、3.5mmジャックも備えています。
Eneby1台で最大8つのBluetoothデバイスをペアリングできます。IKEAはオーディオとしての細かい仕様を公開していませんが、ツィーターとウーファーをそれぞれ独立して搭載しているようです。
オプションとしては、Enebyを立てかけるスタンドが10ドル、小型モデル用のバッテリーパックが20ドルとなっています。本体価格は小型モデルが49ドル、大型モデルが89ドルです。
IKEAのほとんどの商品には組み立てが必要ですが、Enebyではほぼ必要ありません。強いて言うならば、小型モデルの場合にハンドルを取り付けるくらいです。
2018年4月11日現在、IKEAの米国版オンラインストアからスピーカーを購入することはできませんが、ほとんどの実店舗では購入可能とのことです。
日本での発売の予定は現時点では立っていないものの、スタイリッシュで魅力的なBlutoothスピーカーEneby。日本のIKEAの店頭に並ぶ日は来るでしょうか。