Googleは3月15日(日本時間3月16日)、今後数週間のうちにGoogleレンズがiOSに正式対応すると発表しました。Googleレンズはオンデマンドのオブジェクト認識ツールで、Googleフォトアプリ内に搭載されている機能です。
たとえば、ユーザーが書籍や絵画を撮影すると、Googleレンズはそれを認識し、オブジェクトの詳細を示す情報を表示します。名刺、書籍、ランドマーク、博物館の絵画、植物や動物、イベント情報のチラシ等が対象になっています。
電話番号または住所が記載されている写真なら、この情報が連絡先に自動保存され、イベント情報なら、予定がカレンダーに追加されます。
iOS端末でGoogleレンズにアクセスするには、Googleフォトアプリを起動して写真を選択し、Googleレンズアイコンをタップします。 写真の内容に応じて、Googleが提供する詳細情報を確認したり、連作先や予定を保存したりといったことが可能になっています。
Googleでは、ウェブとアプリのアクティビティ設定がオンになっていると、Google Lensでの履歴がGoogleアカウントに保存されると注意しています。保存された履歴は[マイアクティビティ]ページからいつでも削除できます。また、Googleレンズを使用するにはGoogleフォトのiOSアプリをサインのVer3.15に更新する必要があります。
Googleレンズは2017年10月にGoogleが発売したスマートフォンPixel 2およびPixel 2 XLに初搭載され、2018年3月初めにすべてのAndroid端末にも搭載されました。
(画像引用:Google Photos)