米国を拠点にサーモスタットを扱うEcobeeは3月26日、同社初のスマートライトスイッチ「Ecobee Switch+」を発売します。同社はこれまでスマートサーモスタットの開発に特化していましたが、今回初めてサーモスタット以外のデバイスを発売することになります。
Switch+は遠隔操作や音声操作が可能なスイッチというだけなく、自身にAlexaを搭載し、スマートホームの中心として活躍可能です。この試みはEcobeeの最新サーモスタットEcobee4で試みられており、好評を収めています。
価格は99.99ドルで、3月26日の販売開始に先駆け、3月13日から予約注文が可能になっています。
Switch+はアプリ操作の他、部屋の中で動きを検出すると照明を点けることが可能です。15分部屋で動きがない場合の自動消灯、日没時の自動オン/オフ、屋外照明と連携しての人口朝日、部屋が十分に暗い場合のみ点灯にする周囲光検出機能など、多くのスマート機能を備えています。
もちろん、スイッチ本体から手動で操作することも可能です。しかし、手動での調光はできません。これは明白なことですが、接続された100ドルのライトスイッチが欲しいと思います。 また、Alexaを搭載しているだけではなく、Alexa、Google Assistant、Siriによる音声操作にも対応していて、SmartThingsやIFTTTによるより高度なスマートホームスケジューリングにも対応しています。
Alexaがコマンドを聞いたり応答したりすると、本体LEDが点灯して青色に点灯し、マイクが無効になっていると赤く点灯します(スイッチの上にあるボタンを使用して行うことができます)。
Switch+は、Echo Spatial Perception(ESP)対応機種のため、複数のAlexaスピーカーを持つ部屋やエリアで、すべてを一度に起動することなく動作させることができます。また、Amazon Music、Audible、Pandoraなども再生可能ですが、Spotifyはまだサポートされていません。
Ecobeeによると、Switch+は今夏アップデート予定で、その際外出時に在宅のように見せる機能、Ecobeeのスマートサーモスタットと連携した温度検知サポートなどの機能が追加される予定です。