米国カリフォルニア州に本社を置くアイケアの総合企業VSP Globalは2月22日、活動量計測に特化したスマートグラスLevelを発売しました。Bluetooth経由でiOS / Androidデバイスとペアリングして、アプリ上にアクティビティ情報を表示する形式で、フレームのみの価格は270ドルです。
眼鏡内部の構造は比較的シンプルかつ、必要十分を満たしています。ツルの部分に組み込まれた加速度計、ジャイロスコープ、磁力計によって、歩数、距離、消費カロリー、および総活動時間をトラッキングすることができます。
デザインも一見普通のメガネで、Fitbitなどのスマートウォッチをつけるのに抵抗があるという方でも問題なく着用できるかもしれません。
充電は磁気コネクタを介して行われ、フル充電から約5日間持動作可能です。また、本体カラーにはブラック、トータス、スレート、グレー・トータスの4種類が用意されています。
また、独自のキャンペーンも展開されています。ユーザーが毎日の歩数目標に達すると、VSPが提供するアイケアサービスを必要とする人々を支援するためのポイントを獲得できます。ただ奇妙なことに、寄付先は子ども、高齢者、ホームレスの3グループから選択する形となります。
サービスが終了しない限り、メガネで活動量をトラッキングすることはかなり便利なことのように思えます。スマートウォッチをつけ忘れる人よりも、眼鏡をつけ忘れる人の方が確実に少ないといえます。
しかし同時に、メガネを充電しなければならないという新たなタスクが生じます、視力矯正のためにメガネを着用する場合はその特性上、就寝中充電を行う必要があります。
しかし、たとえ電池が切れてトラッキングが出来なくなっても、通常のメガネとしての利用が可能です。