2018年1月9日~12日にかけて行われた世界最大の家電見本市、CES(Consumer Electronics Show)において、iDevicesが新製品としてスマートライトスイッチ、スマートシーリングファンスイッチ、電気自動車用スマート充電器の3種を発表しました。
いずれの製品も価格面は未定ですが、2018年中の発売が予定されています。
まず紹介するのは、音声アシスタント(Alexa)、光センサー、モーションセンサーの機能を兼ね備えたスマートライトスイッチ「Instinct」です。
Instinctのスピーカーおよびマイクは、米国の音響機器メーカーSoen Audioによってチューニングされました。これによって実現されたクリアな音声入出力で、よりスムーズな音声コントロールや音楽再生を楽しめます。
さらに、モーションセンサーと光センサーにより、照明スケジュールを自動化して光熱費を節約できます。InstinctはiDevices製品および、他のAlexa対応製品と連携しているため、幅広いデバイスを制御できます。さらに、Instinctの照明機能はSiriおよびGoogle Assistantによる制御も可能です。
次に紹介するのが、Wi-FiとBluetooth対応のシーリングファンスイッチ(名称未定)です。Siri、Alexa、Google Assistantの主要スマートホームアシスタントと連携し、音声コマンドでファンのスピードと照明を制御できます。iDevices Connectedアプリを使用すると、エネルギー消費量の遠隔監視も可能です。
最後に紹介するのが、電気自動車(EV)用スマート充電器です。スマートフォンによる遠隔制御、監視、スケジュール設定が可能になっています。
プラグが誤って抜かれた場合にアラートを発信したり、カスタム充電スケジュールを設定して過充電を防ぎつつ、常に十分な電池容量を保ったりすることができます。他のiDevices製品と同様、EV充電器にはハブが不要で、AlexaとGoogle Assistant両方に対応しています。
EV充電器とシーリングファンスイッチはともに、iDevicesとHubbell Incorporatedによる共同開発製品となっています。
iDevicesのクリス・アレンCEOは「これらの共同開発製品は、iDevicesの膨大なIoT専門知識とHubbellの130年にわたる製造流通経験がうまく組み合って生まれたもの。我々の目標は、常に人々の生活を向上させ、互いに交流する方法を進化させることだ。我々はHubbellとともにその目標を目指し、生活様式を変えるスマートホームソリューションを開発し続ける」と意気込みました。