iedge
  • iedge
ニュース
2023.11.16
2023.11.20

スマートテレビがあると何ができる?メリットや注意点も解説

記事ライター:iedge編集部

スマートテレビとは

スマートテレビというのは、インターネットに接続できるテレビのことです。テレビでありながら、番組を視聴するだけでなく、パソコンやスマホのような使い方もできます。
メーカーやシリーズにより、独自のOSが組み込まれているのもスマートテレビの大きな特徴です。そのため、メーカーやシリーズが別だと、操作方法や利用可能なサービス、機能などが異なります。

スマートテレビと普通のテレビとの違い

スマートテレビと普通のテレビでは、視聴可能なコンテンツが大幅に違います。普通のテレビの場合には、地上波とBS、CSくらいしか見られないでしょう。
その点、スマートテレビなら非常に多くのオンライン動画を視聴できます。例えば、YouTubeやTVerなどです。Netflix、ABEMA、Amazon Prime Video、DMMなどの有料配信の動画やオンデマンド放送の動画も加入や購入をしていれば視聴できます。そのようなサービスを利用する際には、パソコンやスマホで作成したアカウントでログイン可能です。

スマートテレビがあると何ができる?

スマートテレビがあれば、次のようなことができます。

SNS連携

スマートテレビはインターネットに接続できるため、SNSアカウントへのログインも可能です。スマートテレビ用のコンテンツ提供サービスの中にはSNS連携して、視聴しながらチャットを行えるものなどもあります。
例えば、スポーツの試合の生中継なら、チャットで応援する内容のメッセージを送れるなどの機能です。ユーザー同士でのコミュニケーションもとれます。ドラマやアニメなら、放送終了後に自分の感想を書いたり他のユーザーの感想を見たりするという具合です。

スマホやタブレット端末との連携

ログインできる機能があるため、スマホやタブレットで探した動画をスマートテレビで視聴するというような使い方もできます。外出先で時間が空いたときなどに、見たい動画をスマホで探しておけば、帰宅後すぐに視聴できて便利です。
自宅のスマートテレビで途中まで動画を見て、続きをスマホやタブレットで見るなどの使い方もできます。
また、スマートテレビのメーカーや機種によっては、スマホをリモコンとして使える場合もあります。

他の家電製品と連携

IoT家電などを使用している場合には、その操作や管理をスマートテレビの画面で行えることもあります。例えば、料理番組で紹介された料理のレシピのデータを電子レンジに送るなどの操作です。
ただし、利用可能な具体的な操作は、スマートテレビの機種やIoT家電の機種とその組み合わせによって異なります。

ゲーム

スマートテレビでは、スマホのようにアプリをダウンロードして追加可能です。アプリの中には、ゲームもあるため、スマートテレビでゲームも楽しめます。

Web検索

スマホやパソコンと同じようにWeb検索もできます。もちろん検索で出てきたサイトにアクセスしてコンテンツを閲覧することも可能です。

スマートテレビのメリット

スマートテレビを利用することで次のようなメリットがあります。

多くのコンテンツを楽しめる

スマートテレビでは、通常のテレビとは比べ物にならないくらい多くのコンテンツを楽しめるのがメリットです。加入しているサービスにもよりますが、映画やドラマ、アニメなどはほぼ視聴し放題です。アニメやドラマなどで既に完結している作品なら、1話目から最終話まで一気に見ることもできます。
スポーツの試合なども、地上波では扱っていないマイナーなものまで視聴可能です。オリンピックやワールドカップなど世界全体で盛り上がるような試合も見るのにもいいでしょう。
4Kなどの高画質で配信されている動画も多いです。自然の美しい風景や街並みなどを高画質で映したコンテンツなどもあります。

見たいコンテンツを見たいときに見られる

普通のテレビを見るときには、見たい番組の放送時間に合わせて見るでしょう。その時間に見られない場合には、録画して見るのが一般的です。しかし、スマートテレビなら、そのような面倒なことをしなくて済みます。
番組が放送されているのではなく、配信されているため、時間を合わせて見る必要はありません。自分の好きなときに見られます。
検索して好きなコンテンツだけ探して視聴できるのもメリットです。
普通のテレビと違って、なんとなく付けていて、興味のない番組が映っていたというようなことはありません。時間を有効に使えます。

簡単に操作できる

スマートテレビの操作は通常付属のリモコンで行います。パソコンと比べると操作方法が簡単です。普段パソコンやスマホを使っている人なら、難なく使いこなせるでしょう。
機種によっては音声で操作できるものもあります。

スマートテレビを使う上での注意点

スマートテレビを使用する際には、次のような点に注意が必要です。

セキュリティリスクに注意

スマートテレビは常時インターネットに接続して使用するものです。そのため、ある程度のセキュリティリスクを伴うことを認識しておかなければなりません。セキュリティ対策が不十分だと個人情報の流出や遠隔操作、盗聴などの被害に遭うおそれがあります。
同じ回線に接続して使用するパソコンやスマホには、きちんとセキュリティソフトを入れておくのが望ましいです。また、スマートテレビ用のセキュリティソフトもあるため、できるだけ入れておくようにしましょう。

高齢者には向かない場合も

スマートテレビの操作方法はそう難しくはありませんが、上手く使いこなすには一定のITリテラシーが必要です。普段パソコンやスマホを使っている人でないと、すぐには使いこなせない可能性があります。
特に高齢者がいる家庭では注意が必要です。上手く使いこなせるようになるまで、時間がかかり、ストレスに感じてしまう人もいるかもしれません。

スマートテレビの選び方

スマートテレビを購入する際には、次のような点をチェックして選ぶようにしましょう。

メーカーやOSで選ぶ

スマートテレビはメーカーやOSによって、利用可能な機能も操作性も異なります。そのため、利用したいサービスを明確にした上で、それに適したメーカーやOSのスマートテレビを選ぶのがいいでしょう。
代表的なものとしてはAndroid TV OS(Google)やtvOS(Apple)などが挙げられます。
Android TV OSはYouTubeをはじめとして、主要な動画配信サービスのほとんどに対応しています。アプリの追加も可能です。Googleが開発したOSであるため、Androidスマホのユーザーに向いているでしょう。
tvOSも主要な動画配信サービスのほとんどに対応しており、アプリの追加も可能です。iPhoneやMACと連携して使える機能が備わっています。
Fire OS(Amazon)も人気が高く、Amazon Prime Video をよく見る人におすすめです。AndroidをベースにしているOSであるため、Androidスマホのユーザーにとっても使いやすいでしょう。
他にREGZA OS(東芝)やwebOS(LG)などもあります。REGZA OSは追加可能なアプリは少なめですが、iPhoneやMACと連携可能です。

チューナーの有無で選ぶ

スマートテレビの中には通常のテレビチューナーやBS・CSチューナーが内蔵されているものと、チューナーレスのものがあります。地上波やBS、CSも見る場合には、チューナーが内蔵されている機種を選ぶようにしましょう。チューナーレスの方が、価格が少し安いため、ネット配信の動画しか見ないのであれば、チューナーレスを選ぶのが望ましいです。

画質で選ぶ

ほとんどのスマートテレビはフルHD以上の画質に対応しています。画質に特にこだわらないのであればフルHDで問題ありません。高画質のコンテンツを楽しみたいのであれば、4Kや8Kなどに対応した機種を選ぶのがいいでしょう。
ただ、8Kのコンテンツはかなり少ないのが現状で、8K対応のスマートテレビは価格も高いです。画質にこだわる人でも4K程度に対応していれば充分楽しめるでしょう。

大きさで選ぶ

スマートテレビは40〜45インチくらいが平均的な大きさです。リビングなどに置いて、家族で見るのにちょうどいいでしょう。大きいのがいい場合には、50〜65インチくらいのものもあります。
また、小さいものなら24インチくらいからあります。寝室などで使いたい場合に向いているでしょう。

まとめ

スマートテレビは、インターネットに接続できるテレビで、動画配信サービスのコンテンツをよく利用する人におすすめです。動画を視聴するだけでなくSNS連携やWeb検索、ゲームなども行えます。IoT家電の操作を行えるものなどもあり便利です。ただし、セキュリティリスクには十分に注意した上で利用しましょう。

関連ニュース

NEW

偽サイトに要注意!見分け方やアクセスしてしまったときの対処法を解説

偽サイトでよくある被害 偽サイトにアクセスしてしまうと、次のような被害に遭う可能性があります。 個人情報を盗まれる 偽サイトの多くはログインして利用するWebサービスやネットショッピングなどのサイトを ...

続きを見る
ニュース 2024.05.30

ChatGPTがアカウントなしで利用可能に!アカウントありや有料版との違いも解説

ChatGPTとは 最初にChatGPTがどのようなツールなのか見ていきましょう。 画期的なAIチャットサービス ChatGPTはアメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスです。2022年 ...

続きを見る
ニュース 2024.05.23

分散型SNS「Bluesky」が誰でも利用可能に!使い方や特徴を解説

Blueskyとは Blueskyはジャック・ドーシー氏が発案してできたSNSです。ジャック・ドーシー氏は、旧Twitter(現X)の共同創業者の1人で、旧Twitter社のCEOを務めていた人物です ...

続きを見る
ニュース 2024.05.16

ポルシェが自動車とスマートホームの連携を狙う

ポルシェは、シュツットガルトに本拠を置くテクノロジー会社home-iXとパートナーシップを結ぶことを発表しました。 home-iXは、元ポルシェ従業員のMehmet ArzimanとHeiko Sch ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

サムスンとADTがスマートホームセキュリティ開発で新たなパートナーシップ締結

サムスンは2日、米国ホームセキュリティ最大手「ADT」とパートナーシップを新たに結んだことを発表。両社は、Samsung SmartThingsプラットフォームとADTの監視サービスを搭載した新しいセ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

ヒルトンホテルが“スマートルーム”導入へ

9月26〜27日に開催された旅行業界の国際カンファレンス、Skift Global Forumにおいて、ヒルトンホテルのクリストファー・ナセッタCEOが、2018年中に「スマートルーム」を導入予定であ ...

続きを見る
ニュース 2019.03.18

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.