SwitchBotといえば、さまざまなスマートホーム機器を販売しているスマート家電ブランド。これまでは販路が限られていて、入手性がよいとはいえませんでしたが、2020年10月上旬からヨドバシカメラとヤマダ電機の店舗で販売されることになりました。スマートホーム機器の普及に弾みがつくかもしれませんね。
この記事のコンテンツ:
- グリーンハウスとWONDERLABS LIMITEDとの契約で実現
- ヨドバシカメラとヤマダ電機で販売されるSwitchBot製品
- SwitchBot製品をそろえてスマートホーム化を進めてみては?
グリーンハウスとWONDERLABS LIMITEDとの契約で実現
これはグリーンハウスとWONDERLABS LIMITEDとの契約で実現されました。
グリーンハウスはアマゾンで売られている市場提供価値の高い製品を家電量販店やPC専門店、ホームセンター、ディスカウントストアなどのオフライン市場に対して販売しているそうなのですが、今回はスマート家電で人気のあるSwtichBotに目を付けたのだそう。
SwtichBotはWONDERLABS社のスマート家電ブランドで、代名詞にもなっているSwitchBotという製品が有名。これは、スマホなどからの指示で物理的なスイッチを押すための機器という、アナログとデジタルをつなぐ架け橋のような製品です。
この契約では、数あるSwitchBot製品のなかから、厳選した5製品がヨドバシカメラとヤマダ電機で売られることになります。
ヨドバシカメラとヤマダ電機で販売されるSwitchBot製品
ここからは具体的に、どのような製品が販売されるのか解説していきます。概要は以下の表の通りです。
製品名 |
概要 |
SwitchBot ハブミニ |
スマート赤外線リモコン兼SwitchBot製品のハブ |
SwitchBot ボット |
物理的なボタンを押すための機器 |
SwitchBot プラグ |
電源制御と消費電力管理ができるスマートプラグ |
SwitchBot 温湿度計 |
温度と湿度を計測し通知するスマートセンサー |
SwitchBot 加湿器 |
1%単位で調節できるスマート加湿器 |
スマート赤外線リモコン兼SwitchBot製品のハブとなるハブミニ
ハブミニはスマート赤外線リモコン兼SwitchBot製品のハブとなる製品です。USB給電で使える上にコンパクトなので、どこでも気軽に置いて使うことができます。
リモコンの赤外線信号はプリセットリストがあるほか、ワンタッチで手持ちのリモコンを追加することが可能です。
もちろん、Amazonアレクサ、Googleアシスタント、Siriショートカットとの連携も可能。話しかけるだけで家電の操作ができます。
さらに、ほかのSwitchBot製品のゲートウェイとしての役割も。Bluetoothしか対応していないSwitchBot製品でも、このハブミニを介してアクセスすることにより、Wi-Fiで家の外からアクセス可能です。たとえば、ハブミニと連携させたボットに動作を指示することで、リモコンに対応していない製品の電源制御が外出先から可能になります。
製品URL:https://www.switchbot.jp/hub-mini
リモコン非対応の家電もスマートに操作できるボット
前述のとおり、SwitchBotの代名詞といえる製品がボットです。
この機器ができることは単純。「手」を使ってボタンを押すことだけです。しかしながら、これにより手軽にスマートでない家電をスマート家電に変身させることができます。
たとえば、照明のON/OFFスイッチに取り付ければ、スマホから照明の制御が可能に。タイマーを使えば、毎朝コーヒーメーカーを自動的にオンにすることもできます。
やれることが単純なだけに、アイデア次第でさまざまなことが可能になりそうです。
製品URL:https://www.switchbot.jp/bot
電源制御と消費電力管理ができるプラグ
プラグはコンセントの間にかませて使う製品。Wi-Fiに接続することで、スマホから電源のON/OFFが制御できます。これにより、たとえば換気扇、扇風機、ポット、ライトといった、コンセントにつなぐだけで動く家電をスマート化することが可能です。
また、接続した電気機器の消費電力を監視することも可能。省エネにつなげることができます。
製品URL:https://www.switchbot.jp/plug
温度と湿度を計測し通知できる温湿度計
温湿度計は家庭の温度や湿度を気軽にチェックできるスマート家電。本体の液晶でも確認できますし、スマホなどからの確認も可能です。
高精度なスイス製センサーを搭載しており、測定値には一定の信頼がおけます。
また、過去の温度や湿度の情報を保持しグラフ化することが可能。温度や湿度の変化から今後の傾向を予測することができます。
さらに、ハブミニと連携すれば、温度や湿度の情報からエアコンや加湿器を動かすことも可能。ハブミニを導入したらぜひ合わせて買いたい製品です。
製品URL:https://www.switchbot.jp/meter
1%単位で湿度を調整できる加湿器
加湿器は1%単位で湿度を調整できるのが自慢。一般的な加湿器は5%とか10%単位が主流ですが、1%単位ならより快適な湿度を追い求めることが可能です。
本体には3.5Lの水を入れることができ、最大48時間の連続運転が可能。また、アロマにも対応し、付属のパッドにアロマオイルを垂らすことで、香りが部屋に広がります。
ハブミニと連携すれば、たとえばSwtichBot温湿度計の測定情報から自動的に起動することも可能。風邪やインフルエンザなどの感染症対策にも役立ちそうです。
製品URL:https://www.switchbot.jp/smart-humidifier
SwitchBot製品をそろえてスマートホーム化を進めてみては?
このようにSwitchBot製品は、単体でも役立ちますが、複数の製品を連携させることでその真価を発揮します。
また、これまでスマートホーム化に興味はあってもいろいろ面倒だなと感じていた方でも、同じブランドの製品なら比較的手軽に環境が構築できますよ。この機会に試してみてはいかがでしょうか。