韓国のETNewsは2020年11月4日、Apple が2021年の第1四半期に発売する予定の新しいiPadには、LGが供給するMini-LEDディスプレイが搭載されるとレポートしました。
Mini-LEDは、従来のLEDバックライトLCDディスプレイよりも小さいLEDを提供するため、より多くのLEDを埋め込むことができ、その結果、デバイスメーカーは一部の輝度をより細かく制御できます。これにより、従来のLCD画面よりも鮮やかな色と暗い黒が得られます。高輝度、コントラスト比の向上、電力効率の向上など、OLEDディスプレイと同じ多くの優れた点を持っています。
Patently Appleで注目されたこのレポートには、2020年の終わりにLGがディスプレイの大量生産を開始する可能性が高いと記載されています。
ただし、LED自体は台湾の企業Epistarによって製造され、AppleがSamsungを2番目のサプライヤーにすることを検討しているという噂もあります。
これまでも何かと噂されてきたMini-LED iPadPro
例えば、 2020年6月に遡ると、信頼性の高いリーク者であるL0vetodream氏が「Appleは2021年前半にA14Xチップ、5G、およびMini-LEDディスプレイを搭載した新しいiPadProモデルを発売する予定である。」と述べました。
そして、有名アナリストのMing-ChiKuo氏やDigiTimesなど、複数の情報筋がこのiPadProは12.9インチモデルになると主張しています。Appleは2018年10月にデバイスが大幅に再設計されて以来、2020年3月にiPadProをやっと更新しましたが、これは比較的マイナーな更新であり、A12ZBionicチップ、0.5倍ズームのUltra Wideカメラ、LiDARスキャナー、およびより高性能サウンドマイクなどの新機能が追加された程度でした。
2021年、AppleとSamsungはどちらが勝る?
SamsungのスーパーAMOLEDディスプレイは、その品質で常に高く評価されてきましたが、iPad Proの新商品の発売により、特にSamsungのGalaxy Tab Sラインよりも、Appleのプレミアムタブレットにさらなる優位性がもたらされる可能性があります。
そして、AppleはiPadにもとどまりません。ミニLEDの使用をモニターやMacBookおよびiMacモデルにまで拡大する模様です。
(画像引用:https://www.slashgear.com/)