ついに公式に発表されたiPhone12ですが、4機種 x 3つのストレージ容量の合計12種類もバリエーションがあり、どれを買えばいいのか迷うのではないでしょうか。この記事では、そんなiPhone12の選び方をご紹介。あなたにピッタリのiPhone12が見つかりますよ。
この記事で紹介するコンテンツは以下です:
- iPhone12シリーズの概要と価格、発売日
- iPhone12シリーズの選び方
- あれこれ迷って妥協のない選択を!
iPhone12シリーズの概要と価格、発売日
iPhone12シリーズは、2020年10月14日に発表されたアップルの新型スマートフォン。その最大の特徴は、次世代通信規格である5Gに対応したところです。5GはLTEよりも高速な通信が可能であり、より高度な使い方が可能となります。
iPhone12シリーズには4機種存在し、それぞれ予約日や発売日、価格が異なります。以下の表にまとめましたのでご覧ください。
機種名 |
予約開始日 |
発売日 |
価格(税抜き) |
iPhone12 |
10/16 21:00 |
10/23 |
64GB: 85,800円
128GB: 90,800円
256GB: 101,800円 |
iPhone12 mini |
11/6 22:00 |
11/13 |
64GB: 74,800円
128GB: 79,800円
256GB: 90,800円 |
iPhone12 Pro |
10/16 21:00 |
10/23 |
128GB: 106,800円
256GB: 117,800円
512GB: 139,800円 |
iPhone12 Pro Max |
11/6 22:00 |
11/13 |
128GB: 117,800円
256GB: 128,800円
512GB: 150,800円 |
iPhone12シリーズの選び方
それでは、iPhone12シリーズの選び方について解説していきましょう。同じiPhone12シリーズとはいえ、仕様は大きく異なります。自分がiPhone12シリーズに何を求めているのか考えながら読んでみてください。
カメラ性能重視ならiPhone12 Pro Max or iPhone12 Pro
iPhone12シリーズには7枚構成のカメラレンズなど、従来に比べてさらに高画質な画像が撮れる仕様となっています。そのなかでも、iPhone12 Pro MaxとiPhone12 Proは別格。
仕様を簡単にまとめると、以下の表のようになっています。
|
iPhone12/12 mini |
iPhone12 Pro |
iPhone12 Pro Max |
カメラ構成 |
超広角+広角 |
超広角+広角+望遠 |
超広角+広角+望遠 |
LiDAR |
なし |
あり |
あり |
ズーム |
2倍光学ズーム、5倍デジタルズーム |
4倍光学ズーム、10倍デジタルズーム |
5倍光学ズーム、12倍デジタルズーム |
手ぶれ補正 |
光学式手ぶれ補正 |
デュアル光学式手ぶれ補正 |
センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
ナイトポートレートモード |
なし |
あり |
あり |
まず、カメラ構成からして異なります。iPhone12/12 miniが超広角と広角カメラしかないのに対し、Pro/Pro Maxは望遠カメラを搭載。より撮影範囲が広がりますね。また、LiDARによって暗所でのオートフォーカス測距速度が向上。シャッターチャンスを逃しません。
Pro MaxはProに比べてさらに高性能。ズーム性能が約1.2倍になっているほか、手ぶれ補正もセンサーシフト式になり、より高い手ぶれ補正性能を発揮します。
カメラ性能が大事!という人にはiPhone 12 Pro Max一択ですが、iPhone12 Proでも十分高性能なので、予算に合わせて選ぶといいでしょう。
コンパクトさ重視ならiPhone12 mini
4種類のiPhone12は、それぞれ大きさや重さが異なります。簡単にまとめると以下の表のようになります。
|
iPhone12 mini |
iPhone12 |
iPhone12 Pro |
iPhone12 Pro Max |
iPhone SE(第2世代) |
ディスプレイサイズ |
5.4インチ |
6.1インチ |
6.1インチ |
6.7インチ |
4.7インチ |
サイズ |
131.5x64.2x7.4mm |
146.7x71.5x7.4mm |
146.7x71.5x7.4mm |
160.8x78.1x7.4mm |
138.4x67.3x7.3mm |
重さ |
133g |
162g |
187g |
226g |
148g |
とにかくコンパクトで軽いスマホがいい!という方には、iPhone12 miniがおすすめ。iPhone SE(第2世代)より厚みが0.1mm厚い以外は、すべてiPhone12 miniの方が下回っています。
ポケットに入れたり、小さなカバンに入れたりするにはiPhone12 miniが最も適しているといえるでしょう。
プロセッサと通信規格はすべて同じ
性能面で重要なプロセッサと通信規格は、それぞれA14 Bionicと5G対応で共通。どれを選んでも性能面で大きな差はないでしょう。
ただし、現状ではRAMの容量は発表されていません。複数のアプリを立ち上げたまま使うにはRAM容量が大きいほうが有利ではありますが、大きなモデルのほうが大きなRAMを積んでいるということはあり得ます。ちなみに、iPhone11シリーズはすべて4GBでした。
動画を撮影するなら256GB/512GBモデルを
iPhone12シリーズでは、世界で初めてDolby Vision HDRに対応。従来の8ビットを上回る10ビットでの動画撮影が可能です。
しかしながら、より高画質の動画にはよりストレージ容量が必要。動画をがっつり撮影したいなら、256GBまたは512GBモデルを選ぶのが無難でしょう。
また、静止画においても、iPhone12 Pro/Pro Maxはセンサーからの情報をそのまま記録する、Apple ProRAWでの撮影が可能に。RAW形式の画像ファイルはレタッチをするのに便利ですが、これもストレージ容量を食います。写真愛好家の方も、256GBまたは512GBモデルを選んだほうがいいかもしれません。
バッテリー持ち重視なら大型モデルを
バッテリーの持ちは、やはり大容量バッテリーを搭載できる大型モデルのほうが有利です。
|
iPhone12 mini |
iPhone12 |
iPhone12 Pro |
iPhone12 Pro Max |
ビデオ再生 |
最大15時間 |
最大17時間 |
最大17時間 |
最大20時間 |
オーディオ再生 |
最大50時間 |
最大65時間 |
最大65時間 |
最大80時間 |
iPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxでは、オーディオ再生において最大1.6倍の差があります。
もちろん、大型モデルはコンパクトさが犠牲になりますが、バッテリーを重視するなら大型モデルを選ぶといいでしょう。
あれこれ迷って妥協のない選択を!
今回のiPhone12には4機種もあることもあり、これまで以上にどの機種を選ぶべきか迷うのではないでしょうか。
それなりに高価なこともあり、一度買ったらなかなか変えられないものです。じっくりと悩んで妥協のない選択をしてください。