コロナウイルスの影響で、最近は誰かの家に集まることも難しくなっています。本当はみんなで集まって映画やドラマを見て騒ぎたい!という人も多いのではないでしょうか。仕事にリモートワークがあるように、実は上映会パーティーもリモートでやる手段があるのです。ECサイト大手のAmazonが提供するウォッチパーティーと呼ばれるこの機能について解説します。
この記事のコンテンツ:
- ウォッチパーティーでできること
- ウォッチパーティーの制限
- ウォッチパーティーで上映会パーティーを楽しもう
コロナウイルスの影響で、最近は誰かの家に集まることも難しくなっています。本当はみんなで集まって映画やドラマを見て騒ぎたい!という人も多いのではないでしょうか。仕事にリモートワークがあるように、実は上映会パーティーもリモートでやる手段があるのです。ECサイト大手のAmazonが提供するウォッチパーティーと呼ばれるこの機能について解説します。
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まずはウォッチパーティーでできることについてです。これを使えば、みんなで集まらなくても上映会パーティーが開けますよ。
上映会パーティーのよさは、みんなで同じ作品を同時に見られるところ。この「同時に見られる」というところが重要です。バラバラに見て後から感想を言い合うのとは違いますよね。
参加者のうち一人が管理者となり、一緒に作品を見たいユーザーを招待することでウォッチパーティーが開催できます。
実はAmazonのウォッチパーティーは、Twitchと呼ばれる既存のライブストリーミング配信プラットフォームを利用したもの。生放送を配信するかのように映画やドラマを配信することで、「同時に見る」という体験を実現するわけです。
ただただ同じ作品を同時に見るのだけではつまらないですが、ウォッチパーティーではカメラやテキストチャットを使ったコミュニケーションが可能です。これにより、コメディで一緒に笑ったり、ホラーで一緒にびっくりしたり、ドラマで一緒に泣いたりといったことが共有できます。
もちろんマイクを使って会話もできるのですが、上映会の邪魔になるのでデフォルトではオフになっています。テキストチャットで静かに会話するのが推奨のようです。
このAmazonのウォッチパーティーは2019年の10月から一部の国を対象としてサービスが提供されていました。それが、2020年9月の正式リリースに伴い、日本でもサービス開始に。
日本でも新しい生活様式が求められているので、うれしいニュースですね。
面白いのがこの機能。海外の友達と同じ映画やドラマを同時に見たいとき、海外の友達はオリジナル版、自分は吹き替え版で見たいということがあるかと思います。
ウォッチパーティーで配信を行うと、自動的に海外の人には海外版、日本の人には日本版が配信されるそうです。これは、上映会を同じ部屋でやるよりもメリットといえますね。海外の友達とのコミュニケーションがより活性化されそうです。
一方で、ウォッチパーティーには制限事項もあります。何もかも自由にできるというわけではありません。これらの制限を把握してから楽しむようにしましょう。
ウォッチパーティーを開催する場合、主催者だけでなくすべての参加者がAmazon Prime Videoの会員資格を持っている必要があります。自宅で開く上映会のように、レンタルビデオショップで一人が借りてきてみんなで見るというわけにはいきません。
Amazonのビジネスモデルを考えるとしょうがないところですが、ちょっと残念な対応ではあります。もしかしたらウォッチパーティーでAmazon Prime Videoを気に入って、新たに会員になる人もいるかもしれないと思うのですが。
Twitchを配信プラットフォームに使っているので、Twitchへの登録もあわせて必要になります。
現状、Amazonのウォッチパーティーを楽しめるのはパソコンのデスクトップ版からのみです。ウォッチパーティーのプラットフォームとなっているTwitch自体はスマホやタブレットにも対応していますが、残念ながらウォッチパーティーは未対応となっています。
気軽に楽しむにはスマホやタブレットで見たいときもあるので、ちょっと残念ですね。ただし、今後は対応する予定だとのことなので、期待して待ちましょう。
Amazonは膨大な映画などのコンテンツを持っていますが、残念ながらウォッチパーティーでそれらすべてが利用できるわけではありません。視聴できるのはAmazon Prime Videoのサブスクリプションに含まれるタイトルのみです。プライムビデオチャンネルや、プライムビデオで購入したコンテンツは現時点では利用できません。
これも参加者全員がそのコンテンツを使う権利を持っていないといけないという制約に関連するものなのでしょうか。Amazon Prime Videoだけでもコンテンツは膨大とはいえ、制限が加わるのは残念ですね。
制限事項もあるとはいえ、ウォッチパーティーはこのコロナ禍の中で楽しめる素晴らしい機能であることは間違いありません。
また、コロナ禍でなくとも、離れていてなかなか会えない家族や友人との交流の機会にもなりそうです。
映画好きの人もそうでない人も、一度試してみてはいかがでしょうか。
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