Appleが消費者市場向けのAR / VRヘッドセットに取り組んでいることはますます明確になっておりますが、当初予想されていた2020年のリリースは、最新の噂では2021年または2022年になるだろうとされています。
しかし、そんな中でもいまだ明確でないのは、AR / VR Apple Glassesのペアが提供する機能の内容です。ウェアラブル製品なのか、iPhoneに限定したアクセサリーなのか機能性に関する様々な噂が飛び交っています。
Appleinsiderによって明らかにされたAppleの新しい特許出願は、Appleが2016年までこの分野で行ってきたいくつかの興味深い研究を示しています。
特許では、Appleは、「Apple Glasses」を着けている人が、彼らが見ている仮想/現実の混合環境とどのように対話できるかという問題に取り組んでいます。iPhoneまたはiPadをARビューファインダーとして使用する場合、ユーザーは画面をタップして、画面に表示されているオブジェクトを操作するのが通常です。しかし、ARヘッドセットを装着している場合、そのような作業は面倒になります。以前のAR環境で直接やり取りする試みでは、手袋や指センサーなどの追加のハードウェアが必要で、指と表面の接触を視覚的に検出しようとしても、それが有用になるほど正確ではありませんでした。
Appleは、赤外線熱感知を使用すれば、ユーザーが実際のオブジェクトに触れたときにそれを検出することで、それらのタスクをよりエレガントに実行できると説明しています。Appleの方法をとると、「Apple Glasses」が実際のオブジェクトにコントロール画面を視覚的に投影し、ユーザーが触れるとその熱伝達を感知することで、動作をすることができるようになるとのことです。
他の特許出願と同様に、Appleがこのテクノロジーを将来の製品に組み込むとは限りません。しかし、多くの人々がAppleがApple AR / VRヘッドセットのリリースを計画していることを確信しています。
(画像引用:https://www.macrumors.com/)