スマート電球は、スマートホーム黎明期からその中心的存として活躍しています。現在PHLIPSがHueシリーズで非常に大きな市場シェアを占めていますが、古くから電球を提供している老舗や、LIFXのようなスタートアップ企業まで、多くのメーカーがカラースマート電球を発売しています。
ベイエリアベースのホームオートメーションスタートアップであるNoon Homeは、NestやAugust Homeなどの元役員を擁し、コードネーム「Locoroll」の下で活動しています。
そして現在、Shasta Ventures、Lux Capital、Sway Venturesなどの投資家が同社を支援しており、その最初の製品が、今回発売するNoon Smart Lighting Systemなのです。
値段は400ドルと安価ではありませんが、コストのかかるカスタムインストールを手軽に置き換えるように設計されています。
主制御パッドは、壁の電源に直接接続する小型のタッチスクリーンディスプレイです。一度起動して実行すると、既存のライトと連携して、それぞれの空間用にカスタマイズされた照明を利用できます。
内蔵のセンサーを使用して、部屋の照明パターンを推測・自動化することも可能ですが、手動でカスタマイズすることもできます。
他の多くのスマートホーム製品と同様に、プリセットのライティングの簡単な切り替えも使用できます。Every Day, Bright , Relaxの3つが用意されていて、壁のスイッチやアプリを介して、操作することが可能です。
なお、Noon Smart Lighting SystemはAlexaとの連携に対応しています。Noon Smart Lighting Systemのシステムは、同社のサイトを通じて10月26日から利用可能です。追加のスイッチは100ドル、設置サービスは50ドルとなっています。