アップルは、位置情報を送信するスマートタグ製品である「忘れ物防止タグAirTagb」を2019年から開発しているという噂で、既にその記述はiOS 13.2のソースコード内に確認されています。
最新レポートでは「2020年の3月にiPhone9(またはiPhone SE2)が発売される」という噂について言及したアップル関連のリーク情報で著名なアナリストのミンチー・クオ氏は、アップルがAirTagをまもなく発売するだろうと予測しています。
AirTagは小型のスマートタグで、米国のTile社などが既に販売している小型スマートタグと同様に自宅の鍵や財布に紐付けておくと紛失した際にアラームを鳴らしたり、位置を通知してくれたりする製品です。
アップルのAirTagは、アイテムの位置を特定するにあたり、Bluetooth LEやWi-Fiより精度の高いUWB (超広帯域無線通信)テクノロジーを採用しているとクオ氏は述べています。
また、AirTagの他にアップルが開発中と噂されている製品のうちもうひとつが2020年中に発表される見通しも強まっています。
その製品は、AirPower Mini(仮)と呼ばれているもので、実現すればアップルにとって初となるワイヤレス充電マットの小型版となります。
クオ氏はAirPower Mini(仮)の詳細情報について触れてはいませんが、噂通りアップルが将来的に充電ポートを持たない完全密閉された筐体iPhoneの開発を目指しているとすると、AirPower Mini(仮)のような小型ワイヤレス充電器のリリースは大変重要な問題であると考えられます。
これら2つの製品が2020年の何月に発売されるか、クオ氏もまだ言及はしていません。iPhone9の発表イベントが開かれる2020年3月、または、6月のWWDCにて何かしらの情報が発表されることが期待されます。
(画像引用:https://www.macrumors.com/)