IKEAは、より積極的にスマートホームに取り組むため、新しい専用ビジネスユニットを設立し、投資を増加させる大きな計画を打ち出しました。
スウェーデンの企業IKEAは、2019年現在、新しい「IKEA Home Smart」ビジネスユニットを立ち上げ、毎年小売店を訪れる7億8,000万人の買い物客におすすめする新しいデバイスの開発を支援しています。
「IKEA Home Smart」ビジネスユニットの責任者であるBjörnBlock氏は次のように述べています。
「IKEAは、これからも多くの人々のために、家庭でのより良い生活のための製品を提供し続けたいと考えています。そのためには、従来の家庭用家具を超える製品とソリューションを検討する必要があります。」
世界最大の家具小売業者であるIKEAは、2017年にスマートホーム照明を初めて発売してからその提供を急速に拡大しています。2019年8月にはIKEAはSonosと提携し、ホームオーディオソリューションを発売しました(Sonosのデバイスは高価ですが、IKEAの商品はそれよりもはるかに安価です)。
「開発スピードを加速するために、IKEA全体でHome Smart領域に大幅に投資することにしました。これは、Children's IKEAの導入以来、最大の新規ビジネスです。」と、IKEA Range&SupplyのマネージャーであるPeter van der Poel氏は言います。
2019年10月、IKEAは米国で最初のスマートブラインドを発売する予定です。
IDC(International Data Corporation)の分析によると、スマートホームデバイスの世界的な売上は2019年に約8億3,000万に、そして2023年には16億に倍増すると予測されています。
GoogleやAmazonが大きな部分を占めるとしても、IKEAがその一部でも介入することができるならば、それは今後のIKEAにとって大きな収入源となるでしょう。IKEAが次にどの分野に拡大していくかが楽しみです。
(画像引用:https://www.facebook.com/IKEA.jp)