ポケトークには3種類ある
ポケトークにはスマホのようなタッチパネルがあったり、ネックホルダーがあったりと、使いやすいように改良が加えられた「ポケトークW」と、改良前のボタン操作中心の初代ポケトークの2種類があります。
そしてポケトークWには、「e-SIM」というSIMが内蔵されている「グローバル通信2年付きモデル」と、wifi接続や別途SIMを挿入することで使えるようになる「グローバル通信2年付きなしモデル」の2種類があります。
よって、ポケトークには初代ポケトークとポケトークWの2タイプ、合計3種類が存在します。
そしてこの3種類は通信料で分けると、
・ポケトーク専用のグローバルSIMを利用する場合
・それ以外の場合
の2つに大別できます。
ポケトーク専用のグローバルSIMを利用する場合の通信料は?
ポケトークには、専用のグローバルSIMがあります。グローバルSIMを利用するためにはグローバルSIM内蔵タイプ(グローバル通信2年付きモデル)を購入するか、あるいはSIMスロットに別途購入したグローバルSIMを挿入するタイプの2つがあります。
グローバルSIM内蔵タイプを購入した場合、ポケトークWの本体価格である29,800円を払うだけで、2年間追加費用なしでポケトークW内部のグローバルSIMを利用できます。
2年間利用した後は契約更新を行うことで、もう2年、ポケトークW内部のグローバルSIMを利用可能です。ただし、ポケトークW内蔵グローバルSIMの契約更新時にかかる費用は未定で、まだ公表されていません。
グローバルSIMをポケトーク購入後別途購入した場合の通信料はどうでしょうか。
グローバルSIMはソースネクスト公式サイトで購入すると10,000円かかります。そして月額通信料など、グローバルSIM購入時の10,000円以外の費用はかかりません。スマホにSIMを挿入していると毎月のように費用がかかりますが、コスト面でポケトークのグローバルSIMは大変優秀で助かります。
一方でポケトークの専用グローバルSIMにもスマホのSIMと同じように利用条件があり、1日100MB以上データ通信すると当日ポケトークの通信速度が制限されます。
ポケトークは外部のクラウドサーバー(インターネット上で複数のユーザーが接続するサーバー)にある程度の速度で接続する必要があるので、速度制限を受けると致命的です。
ただしポケトークの翻訳機能を1回使うのに、大容量のデータ送受信は必要ありません。ポケトークで1日に数千回など、かなりの翻訳を行わない限りは、通信速度制限について気にする必要はないので安心してください。
専用SIM以外の通信料は?