Google Homeではどんなことができる?
最初にGoogle Homeの基本的な機能について、おさらいしておきましょう。
音楽再生
Google Homeは普通のスピーカーとは違って、「Google Play Music」や「Spotify」などの音楽ストリーミング配信の曲の再生ができます。これにより、数千万曲ともいわれる音楽を気軽に楽しむことが可能です。
ニュース、ラジオ、Podcastの再生
提携先のラジオニュースやインターネットラジオなどを聴くことができます。
天気予報
Google Homeは天気予報を教えてくれます。
多言語翻訳
多言語翻訳機能が付いており、マイナーな言語にも対応しています。
言葉の意味や定義を調べる
Google Homeは、いろいろな言葉の意味を教えてくれます。「Wikipedia」や「コトバンク」などのさまざまなWEB辞典に掲載されている言葉のほとんどを検索することが可能です。
株価の確認
日経平均株価や特定株の株価を調べられます。日本株だけでなく、米国株や有名な株式市場のインデックスの値、為替レートも教えてくれます。
アラームやタイマー
Google Homeはアラームやタイマーとしても使えます。
スケジュール管理
「Googleカレンダー」と連携する形で、スケジュールの確認ができます。
交通情報
Google Homeは「Googleマップ」や「Googleフライト」と連動し、移動経路、運賃、所要時間、フライトスケジュールなどの情報を教えてくれます。
計算や単位換算
計算や単位換算もすぐにやってくれます。
買い物リスト
買う予定の物をGoogle Homeのリストに登録できます。リストはGoogle Homeのアプリ上でも確認できますので、外出先での買い忘れがなくなります。
Google Homeで実施されてきた機能改善のアップデート
ここで、Google Homeで行われてきた機能改善のアップデート例を取り上げていきます。
「Preview Program」開始
アップデートにより、Google Homeのユーザーが事前に最新ファームウェアを使えるようにするプログラムを利用できるようになりました。β版ではなく、製品版の品質で、新しい機能を少し先に体験できます。
音声通話対応
日本では非対応のアップデートですが、連絡先に登録されている相手(自宅、携帯、オフィス)に無料で電話をかけられるようになりました。
無料版Spotifyサポート
アップデートにより、それまではSpotify有料会員アカウントのみの対応となっていたのが、無料会員アカウントでの音楽再生に対応するようになりました。
このアップデートで、Google Homeの音楽ソースは「Google Play Music」、「Pandora」、「YouTube Music」、「Deezer」、「Spotify」、「Google Cast対応オーディオアプリ」にまで拡大されました。
曲の呼び出し機能の向上
うろ覚えの曲を歌詞の一部、アルバムジャケットの説明などでも曲を検索できるようになりました。
マルチルーム機能
全ての部屋で同じ音楽を楽しめるように、マルチルーム機能が追加されました。
Bluetooth機能
Bluetooth Audio対応により、AndroidやiPhoneなどの端末内の音楽を、Bluetoothでストリーミング再生できるようになりました。
バイリンガル対応
英語のほか、ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・日本語の場合、そのまま他の言語での応答も認識するようになりました。この結果、翻訳機能において日本語から英語に翻訳するだけではなく、英語から日本語への翻訳も可能になっています。
リマインダー登録
アップデートにより、リマインダー登録ができるようになりました。登録した時間が近づくとスマホに通知が来ます。ただし、iOSデバイスの場合は事前に「Google Assistantアプリ」をダウンロードしておかなければなりません。
Googleカレンダーに予定を追加する機能
Google HomeからGoogleカレンダーに予定を追加できるようになりました。
このように、Google Homeはたくさんのアップデートを繰り返してきました。「Amazon Echo」という競合商品もありますから、今後もアップデートにより機能改善に取り組んでいくことでしょう。
今後Google Homeはどう進化していくのか?
Googleは既に、コンパクトモデルの「Google Home Mini」やハイエンドモデルの「Google Home Max」など、Google Homeの派生機種を投入してきましたが、今年2019年にはGoogle Homeのアップデートモデルが発売される予定です。音質や音認識の改善が見込まれますので、楽しみに待ちましょう。