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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.04.11
2020.08.18

【実機レビューあり】Google Homeで照明をスマート化させるには?「オッケーGoogle、電気つけて」を可能にする3つの方法

大人気のスマートスピーカー「Google Home」。その使い方は様々ですが、中でも「オッケーGoogle、電気をつけて」というシーンはテレビコマーシャル等でも印象的です。まずは照明から、家をスマート化してみませんか。

記事ライター:iedge編集部

Google Homeと照明を連携させるには

Google Homeを手に入れただけでは、声で電気を付けることはできません。家電側もスマート対応しているか、スマートリモコンやプラグなど、他のガジェットと組み合わせる必要があります。

 

【レビュー】無事に明かりを灯せるのか!?実際にGoogle Homeで照明を操作!

Google Homeで照明を操作するとどんな感じなのか、実際にやってみました。今回使用した照明は「アイリスオーヤマのLEDシーリングライト」です。

暗くてごめんなさい!実際に取り付けるとこんな感じになります。

まずは、こちらのLEDシーリングライトを、専用アプリ「IRIS Smart LF」に登録します。アプリはこちらです。

インストールして立ち上げるとこんな感じになります。

アカウント作成はメアドとパスワードだけでOK、あとは画面の指示に従って、LEDシーリングライトの登録を進めていきます。

お兄さんが現れ、家庭(使用場所の名前や、家の位置情報など)を作成します。

続いて照明を選んだら、Wi-Fi設定です。スマートホーム関連のデバイスの初期設定に共通して言えることですが、あらかじめお手元にWi-Fiのパスワードを用意しておくとスムーズです。

LEDシーリングライトを取り付けて、リモコンに電池を入れたら、いったん消灯させます。10秒経ったら点灯させ「明るい」「暗い」を交互に押していきます。何度か繰り返すとLEDシーリングライトが点滅し始めますので、そこで上記画像の「次へ(WiFi設定)」をタップし、パスワードを入力します。

これがWi-Fi接続中の画面。無事に接続が済むと下のようになります。

「IRIS Smart LF」の操作はいったん終了です。次にGoogle Homeアプリを立ち上げます。

すでに右上に「IRIS Smart LFを接続」と表示されていますね。自動で表示されるのでご安心ください。

タップするとこの画面に移り、許可をするとデバイスの選択画面に遷移します。

「次へ」を押すと、アプリのホーム画面にこのように表示されるようになります。

ここまでの操作、めちゃくちゃ分かりやすいです。さっそくGoogle Homeを使って操作します。

「オッケーGoogle、明かりを消して」と話しかけると

消えました!当然ですが笑。次に明かりをつけてもらい「オッケーGoogle、明かりを電球色にして」とお願いしたところ

おお!変わりました(暗くてすみません)!白昼色や白色も同じように、音声で操作できます。あとは「オッケーGoogle、明かりを1%にして」「少し明るくして」「50%にして」など細かい要望にもきちんと反応してくれます。

こちらが白昼色、下が白色です。

ちょっと色合いがアレですが…ごめんなさい。でもホンモノはキレイな色です!リモコンはもちろん、「IRIS Smart LF」アプリからも操作が可能です。

 

取り付け・設定は簡単だった?Google Homeで照明を操作してみて

初期設定から基本的な使い方まで、画像を交えて紹介しました。Google Homeで実際に照明を操作してみての率直な感想を最後にお伝えします。

設定にかかった時間

別の作業と同時進行だったので1時間以上かかりましたが、LEDシーリングライトの設定にかかった時間そのものはおよそ4分ほどです(照明を取り付ける時間は除きます)。Wi-Fiの通信状態によっては、もう少しかかる可能性もありますが、5分も見ておけば十分でしょう。

設定の難易度について

設定は、アプリの指示に従って進めていけばよいだけなので非常に簡単です。ポイントは、LEDシーリングライトをWi-Fiにつなぐために「点滅」させるのですが、そこでまず照明を消して10秒ほど待つこと、それと「明るい」「暗い」を短すぎない間隔で繰り返し押すこと、Wi-Fiパスワードを事前に用意しておくことくらいですね。

あとは、次に何をすべきかアプリに表示されるほか、取扱説明書にも丁寧に書かれています。迷うことはありません。Google Homeと連携させるのも「Google Homeアプリ」を立ち上げて許可するだけなので1分程度です。

照明器具の取り付けの苦労も必ず報われる!

もっとも面倒なのがLEDをシーリングライトの取り付けです。既設の照明器具を取り外して、LEDシーリングライトを取り付けてという作業なのですが、上を見ながらになるので首を痛めないように、あと落ちないようにご注意ください。夜間にやると真っ暗闇で作業することになるため、昼間の光が差し込む時間帯がおすすめです。

ただ、苦労して取り付けた甲斐がありました。

初期設定は簡単ですし、なによりGoogle Homeと連携させれば音声だけで照明を思うように操作できるようになるのです。音声操作がこんなに楽なことだとは思いませんでした。作業の手を止める必要がなくなりますし、手が濡れていてもリモコンや壁のスイッチを押す必要がありません。少し離れた場所にいてもオンオフできますし、リモコンの紛失や電池切れを心配する必要もなくなるのです。

ちなみに、お使いの照明器具がGoogle Homeに対応していなくても、リモコンを使用するタイプであればスマートリモコンを使って操作が可能です。そちらもぜひ、試してみてください。

Google Home+照明は、一度体験してみると手放せなくなるくらい便利で快適ですよ!

 

Google Homeに対応しているスマート照明

 Philips 「Hue」

スマート照明といえば、Philips社の「Hue」。スマート照明の先駆けとなった有名な製品です。Google HomeとLEDランプをWi-Fi接続で中継する、ブリッジと呼ばれる機器とセットで販売されています。白い光のLEDランプの他に、1600万以上の色の種類を再現できるカラフルなタイプもあります。

ブリッジ1個で50個のLEDランプを制御することができるので、最初はブリッジ付きのスターターキットを、後にLEDランプを買い足していくと良いでしょう。白い電球2個とブリッジのセットはAmazonで約12,000円、白い光のLEDライトは単体で約3,000円で販売されています。

 LIFX「スマートLED電球」

この製品は、「Hue」のブリッジのような機器を必要とせず、ライト本体だけでネットワークに接続することが可能です。ライトを取り付けるだけで、すぐにGoogle Homeからオンオフを操作することができます。

また、オンオフだけでなく、1日の中で明るさを変化させたり、ライトの色を変えたりするのも自由自在です。値段はライト1つで約5,000円となっています。

 Magic Hue「Magic Wi-Fi スマートLED」

これもWi-Fi内蔵型でブリッジのいらない製品ですが、2個セットで約4,000円と、最も安価に手に入ります。ただし、PhilipsやLIFXのライトのように何色もの光に変化させることはできず、選べるのは暖かい白色か、冷たい白色の2種類です。

音楽と同期して、リズムに合わせて光を変化させる機能があります。パーティーにも、リラックスタイムにも活躍しそうです。

アイリスオーヤマ「LED電球」

Wi-Fi内蔵型です。明るさのみと調節できるタイプ、白い光と暖かい光の2種類が選べて明るさが調節できるタイプ、様々な色に変更できるタイプと3種類のラインナップが用意されています。

最も値段の低い、明るさのみを調節できるタイプが約3,000円となっています。日本メーカーということで、安心して選べるチョイスといえるでしょう。

ソニー「スピーカー搭載マルチファンクションライト」

シーリングライトにスピーカーが付属した斬新な製品です。音楽はスマートフォンからストリーミング再生したり、Micro SDカードに保存されたものを再生したりすることができます。

名前の通り多機能で、温度、湿度センサーで部屋内の環境を調節したり、スマートフォンアプリを通してメッセージを再生したり、人感センサーで防犯対策や電気代の節約をすることも可能です。また、エアコンやテレビなど赤外線リモコンで操作する家電を、声で操作できるようにするスマートリモコンの機能もあります。

価格はAmazonで約56,000円と高価ですが、スマートリモコンやスピーカーの機能を併せ持つスマートライトだと考えるとお得かもしれません。

 

 次ページ >
ライト交換以外の操作方法は?

 

スマートリモコンで照明を操作する

ここまでに紹介したスマートライトは、Wi-Fiに接続されてネットワークから操作できる製品でしたが、多くの照明は従来の赤外線リモコンで操作するものです。これらをGoogle Homeで音声操作できるようにするには、赤外線機器とネットワークをつないでくれる機器、つまり、「スマートリモコン」を使用します。

多くの製品が発売されている中でも、注目の新製品はLiveSmartの「LS Mini」でしょう。2019年2月に最新にモデルが発売されたばかりで、高機能ながら約6,000円とコストパフォーマンスの高い製品となっています。

「LS Mini」は、「電気をつけて」といった単純な音声操作はもちろん、複雑なルールや日時を指定して自動制御することができます。例えば「平日の夜6時から8時の間に、室内の明るさが一定以下になったら照明をオン」といったように使用可能です。

もちろん、照明だけでなく、エアコンやテレビなど、あらゆる非スマート家電をこれひとつでスマート化して制御することができ、大変便利になっています。

 

スマートプラグでも照明を音声操作できる

間接照明など、コンセントに差して使うタイプの照明なら、スマートプラグを通すことでGoogle Homeから音声操作することができるようになります。

また、関節照明だけでなく、電気毛布や扇風機など、通電と同時に起動する電化製品ならすべて対応しています。

例えばTopki「Meross スマートコンセントWi-Fiスマートプラグ」なら、2個で約3,000円と安価です。安価かつ簡単に家電をスマート化させることができるおすすめの方法です。

 

Google Homeで照明を操作する方法は3種類

スマート照明を使う、スマートリモコンを使う、スマートプラグを使う、という3つの方法を紹介しました。すべての家電を一度にスマート化させるのは難しいですが、プラグやリモコンなど便利な機器を組み合わせて手持ちの家電をスマート化させる方法をぜひ試してみてください。

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