Google Homeと照明を連携させるには
Google Homeを手に入れただけでは、声で電気を付けることはできません。家電側もスマート対応しているか、スマートリモコンやプラグなど、他のガジェットと組み合わせる必要があります。
大人気のスマートスピーカー「Google Home」。その使い方は様々ですが、中でも「オッケーGoogle、電気をつけて」というシーンはテレビコマーシャル等でも印象的です。まずは照明から、家をスマート化してみませんか。
Google Homeを手に入れただけでは、声で電気を付けることはできません。家電側もスマート対応しているか、スマートリモコンやプラグなど、他のガジェットと組み合わせる必要があります。
Google Homeで照明を操作するとどんな感じなのか、実際にやってみました。今回使用した照明は「アイリスオーヤマのLEDシーリングライト」です。
暗くてごめんなさい!実際に取り付けるとこんな感じになります。
まずは、こちらのLEDシーリングライトを、専用アプリ「IRIS Smart LF」に登録します。アプリはこちらです。
インストールして立ち上げるとこんな感じになります。
アカウント作成はメアドとパスワードだけでOK、あとは画面の指示に従って、LEDシーリングライトの登録を進めていきます。
お兄さんが現れ、家庭(使用場所の名前や、家の位置情報など)を作成します。
続いて照明を選んだら、Wi-Fi設定です。スマートホーム関連のデバイスの初期設定に共通して言えることですが、あらかじめお手元にWi-Fiのパスワードを用意しておくとスムーズです。
LEDシーリングライトを取り付けて、リモコンに電池を入れたら、いったん消灯させます。10秒経ったら点灯させ「明るい」「暗い」を交互に押していきます。何度か繰り返すとLEDシーリングライトが点滅し始めますので、そこで上記画像の「次へ(WiFi設定)」をタップし、パスワードを入力します。
これがWi-Fi接続中の画面。無事に接続が済むと下のようになります。
「IRIS Smart LF」の操作はいったん終了です。次にGoogle Homeアプリを立ち上げます。
すでに右上に「IRIS Smart LFを接続」と表示されていますね。自動で表示されるのでご安心ください。
タップするとこの画面に移り、許可をするとデバイスの選択画面に遷移します。
「次へ」を押すと、アプリのホーム画面にこのように表示されるようになります。
ここまでの操作、めちゃくちゃ分かりやすいです。さっそくGoogle Homeを使って操作します。
「オッケーGoogle、明かりを消して」と話しかけると
消えました!当然ですが笑。次に明かりをつけてもらい「オッケーGoogle、明かりを電球色にして」とお願いしたところ
おお!変わりました(暗くてすみません)!白昼色や白色も同じように、音声で操作できます。あとは「オッケーGoogle、明かりを1%にして」「少し明るくして」「50%にして」など細かい要望にもきちんと反応してくれます。
こちらが白昼色、下が白色です。
ちょっと色合いがアレですが…ごめんなさい。でもホンモノはキレイな色です!リモコンはもちろん、「IRIS Smart LF」アプリからも操作が可能です。
初期設定から基本的な使い方まで、画像を交えて紹介しました。Google Homeで実際に照明を操作してみての率直な感想を最後にお伝えします。
別の作業と同時進行だったので1時間以上かかりましたが、LEDシーリングライトの設定にかかった時間そのものはおよそ4分ほどです(照明を取り付ける時間は除きます)。Wi-Fiの通信状態によっては、もう少しかかる可能性もありますが、5分も見ておけば十分でしょう。
設定は、アプリの指示に従って進めていけばよいだけなので非常に簡単です。ポイントは、LEDシーリングライトをWi-Fiにつなぐために「点滅」させるのですが、そこでまず照明を消して10秒ほど待つこと、それと「明るい」「暗い」を短すぎない間隔で繰り返し押すこと、Wi-Fiパスワードを事前に用意しておくことくらいですね。
あとは、次に何をすべきかアプリに表示されるほか、取扱説明書にも丁寧に書かれています。迷うことはありません。Google Homeと連携させるのも「Google Homeアプリ」を立ち上げて許可するだけなので1分程度です。
もっとも面倒なのがLEDをシーリングライトの取り付けです。既設の照明器具を取り外して、LEDシーリングライトを取り付けてという作業なのですが、上を見ながらになるので首を痛めないように、あと落ちないようにご注意ください。夜間にやると真っ暗闇で作業することになるため、昼間の光が差し込む時間帯がおすすめです。
ただ、苦労して取り付けた甲斐がありました。
初期設定は簡単ですし、なによりGoogle Homeと連携させれば音声だけで照明を思うように操作できるようになるのです。音声操作がこんなに楽なことだとは思いませんでした。作業の手を止める必要がなくなりますし、手が濡れていてもリモコンや壁のスイッチを押す必要がありません。少し離れた場所にいてもオンオフできますし、リモコンの紛失や電池切れを心配する必要もなくなるのです。
ちなみに、お使いの照明器具がGoogle Homeに対応していなくても、リモコンを使用するタイプであればスマートリモコンを使って操作が可能です。そちらもぜひ、試してみてください。
Google Home+照明は、一度体験してみると手放せなくなるくらい便利で快適ですよ!
スマート照明といえば、Philips社の「Hue」。スマート照明の先駆けとなった有名な製品です。Google HomeとLEDランプをWi-Fi接続で中継する、ブリッジと呼ばれる機器とセットで販売されています。白い光のLEDランプの他に、1600万以上の色の種類を再現できるカラフルなタイプもあります。
ブリッジ1個で50個のLEDランプを制御することができるので、最初はブリッジ付きのスターターキットを、後にLEDランプを買い足していくと良いでしょう。白い電球2個とブリッジのセットはAmazonで約12,000円、白い光のLEDライトは単体で約3,000円で販売されています。
この製品は、「Hue」のブリッジのような機器を必要とせず、ライト本体だけでネットワークに接続することが可能です。ライトを取り付けるだけで、すぐにGoogle Homeからオンオフを操作することができます。
また、オンオフだけでなく、1日の中で明るさを変化させたり、ライトの色を変えたりするのも自由自在です。値段はライト1つで約5,000円となっています。
これもWi-Fi内蔵型でブリッジのいらない製品ですが、2個セットで約4,000円と、最も安価に手に入ります。ただし、PhilipsやLIFXのライトのように何色もの光に変化させることはできず、選べるのは暖かい白色か、冷たい白色の2種類です。
音楽と同期して、リズムに合わせて光を変化させる機能があります。パーティーにも、リラックスタイムにも活躍しそうです。
Wi-Fi内蔵型です。明るさのみと調節できるタイプ、白い光と暖かい光の2種類が選べて明るさが調節できるタイプ、様々な色に変更できるタイプと3種類のラインナップが用意されています。
最も値段の低い、明るさのみを調節できるタイプが約3,000円となっています。日本メーカーということで、安心して選べるチョイスといえるでしょう。
シーリングライトにスピーカーが付属した斬新な製品です。音楽はスマートフォンからストリーミング再生したり、Micro SDカードに保存されたものを再生したりすることができます。
名前の通り多機能で、温度、湿度センサーで部屋内の環境を調節したり、スマートフォンアプリを通してメッセージを再生したり、人感センサーで防犯対策や電気代の節約をすることも可能です。また、エアコンやテレビなど赤外線リモコンで操作する家電を、声で操作できるようにするスマートリモコンの機能もあります。
価格はAmazonで約56,000円と高価ですが、スマートリモコンやスピーカーの機能を併せ持つスマートライトだと考えるとお得かもしれません。
大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...
続きを見るロボット掃除機を買い替えた 2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...
続きを見るスマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。 同調査は、全国の18~69歳 ...
続きを見るQrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...
続きを見るそもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...
続きを見る多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...
続きを見るCopyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.