2大スマートスピーカー、amazon echoとgoogle homeの各強みとは?
※Google HomeをはじめとするGoogleのスマートホーム製品は2019年、「Nest」というブランド名に変更されましたが、この記事ではGoogle Homeと呼んで説明していきます。
AIアシスタント
Amazon EchoはAmazon.comが開発、販売しているスマートスピーカーで、AIアシスタント「Alexa(アレクサ)」を搭載しています。一方Google HomeはGoogleが開発したスマートスピーカーで、搭載しているAIアシスタントは「Googleアシスタント(グーグルアシスタント)」です。
バリエーション
Amazon EchoとGoogle Homeには、それぞれ標準サイズの他、小型サイズ、ディスプレイを搭載した大型サイズなど、数種類のモデルがあります。デザイン的にはAmazon EchoもGoogle Homeもシンプルなデザインが多く、共に布地使いで室内インテリアになじむ工夫がされているモデルや、カラーバリエーションが豊富なモデルがあり、豊富な多様なラインナップから選択することができます。
Amazon Echoの強み
ハードウェア性能が高いく
- ハードウェアの性能が高い
- 性能の割に価格が安い
- 拡張アプリ(スキル)が豊富
- 音楽再生サービスの対応が多い(Apple Musicにも対応)
- カレンダーやリマインダーなど管理機能に優れている
- Kindleで本の読み上げが可能 など
こうしたポイントのほか、Amazonでのショッピングもできるほか、Amazonプライム会員サービスとの連携も魅力的です。「そろそろ◯◯を買う時期ではありませんか?」などAlexaから提案してくれることもしばしばです。
Google Homeの強み
- 検索技術に優れている
- 各種Webサービスとの連携が強い
- 話者の認識やプッシュ機能など機能が先行している
- YouTubeに対応している
- 検索結果および渋滞情報などが高精度
- Google Play MusicやYouTube Musicでアップロードした音楽を再生できる など
日本語認識性能が高く、日本国内での評判が良いです。Amazon Echoでは利用できないSpotifyやYouTube Musicの無料版も利用でき、HuluやNetflixの動画を再生できる等の強みがあります。
選ぶときに重視すべきポイントは?
Amazon Echoには11種類、Google Homeには4種類のモデルがありますが、どれを選べばいいのかわからない、という方が多いかもしれません。
音質に重きを置いたものや、とにかく小型のもの、動画を見ることができるものなど、それぞれのモデルには特徴があります。まずはスマートスピーカーで何をしたいのか、何を重要視するのかを考えてみてはいかがでしょうか。
初めにそれぞれのAIアシスタントの機能や性能を比較し、AlexaとGoogleアシスタントどちらにするか検討してみましょう。次にサイズやスピーカー性能などからモデルを決定するのがオススメです。
スマートスピーカーで何をするか
モデルを選ぶにあたって、自分は主にどんな用途でスマートスピーカーを購入するのか明確にすることが大切です。
スマートスピーカーは、もともと多機能な上に自分好みの機能を追加してカスタマイズすることもできるので、非常に多くのことができます。
2018年12月に電通デジタルが行った調査では、日本でスマートスピーカーを所有している人は74.5%が音楽を聞く、61.1%が天気予報を聞く、55.3%がアラームやタイマー機能を使うと回答しています。
(画像引用: https://www.dentsudigital.co.jp/release/2019/0218-000164/)
例えば主に音楽を聞きたいと思っているなら、より多くの音楽配信サービスに対応したAIアシスタントを選んだり、高音質スピーカーを持つモデルを選んだり、というように、用途が明確になればどのスマートスピーカーを購入するか決定しやすくなるはずです。
どちらを買うべき?