2大スマートスピーカー、 amazon echo と google home の 各強みとは?
※Google HomeをはじめとするGoogleのスマートホーム製品は2019年、「Nest」というブランド名に変更されましたが、この記事ではGoogle Homeと呼んで説明していきます。
AIアシスタント
Amazon EchoはAmazon.comが開発、販売しているスマートスピーカーで、AIアシスタント「Alexa(アレクサ)」を搭載しています。一方Google HomeはGoogleが開発したスマートスピーカーで、搭載しているAIアシスタントは「Googleアシスタント(グーグルアシスタント)」です。
バリエーション
Amazon EchoとGoogle Homeには、それぞれ標準サイズの他、小型サイズ、ディスプレイを搭載した大型サイズなど、数種類のモデルがあります。デザイン的にはAmazon EchoもGoogle Homeもシンプルなデザインが多く、共に布地使いで室内インテリアになじむ工夫がされているモデルや、カラーバリエーションが豊富なモデルがあり、豊富な多様なラインナップから選択することができます。
Amazon Echoの強み
ハードウェア性能が高いく
ハードウェアの性能が高い
性能の割に価格が安い
拡張アプリ(スキル)が豊富
音楽再生サービスの対応が多い(Apple Musicにも対応)
カレンダーやリマインダーなど管理機能に優れている
Kindleで本の読み上げが可能 など
こうしたポイントのほか、Amazonでのショッピングもできるほか、Amazonプライム会員サービスとの連携も魅力的です。「そろそろ◯◯を買う時期ではありませんか?」などAlexaから提案してくれることもしばしばです。
Google Homeの強み
検索技術に優れている
各種Webサービスとの連携が強い
話者の認識やプッシュ機能など機能が先行している
YouTubeに対応している
検索結果および渋滞情報などが高精度
Google Play MusicやYouTube Musicでアップロードした音楽を再生できる など
日本語認識性能が高く、日本国内での評判が良いです。Amazon Echoでは利用できないSpotifyやYouTube Musicの無料版も利用でき、HuluやNetflixの動画を再生できる等の強みがあります。
選ぶときに重視すべきポイントは?
Amazon Echoには11種類、Google Homeには4種類のモデルがありますが、どれを選べばいいのかわからない、という方が多いかもしれません。
音質に重きを置いたものや、とにかく小型のもの、動画を見ることができるものなど、それぞれのモデルには特徴があります。まずはスマートスピーカーで何をしたいのか、何を重要視するのかを考えてみてはいかがでしょうか。
初めにそれぞれのAIアシスタントの機能や性能を比較し、AlexaとGoogleアシスタントどちらにするか検討してみましょう。次にサイズやスピーカー性能などからモデルを決定するのがオススメです。
スマートスピーカーで何をするか
モデルを選ぶにあたって、自分は主にどんな用途でスマートスピーカーを購入するのか明確にすることが大切です。
スマートスピーカーは、もともと多機能な上に自分好みの機能を追加してカスタマイズすることもできるので、非常に多くのことができます。
2018年12月に電通デジタルが行った調査では、日本でスマートスピーカーを所有している人は74.5%が音楽を聞く、61.1%が天気予報を聞く、55.3%がアラームやタイマー機能を使うと回答しています。
(画像引用: https://www.dentsudigital.co.jp/release/2019/0218-000164/ )
例えば主に音楽を聞きたいと思っているなら、より多くの音楽配信サービスに対応したAIアシスタントを選んだり、高音質スピーカーを持つモデルを選んだり、というように、用途が明確になればどのスマートスピーカーを購入するか決定しやすくなるはずです。
amazon Echoとgoogle Homeの主要なサービスと機能比較
・シェアで選ぶなら…どちらでも
シェアが高ければ高いほど、今後対応するサービスや、サードパーティー製品が増える可能性が高いというメリットがあります。
アメリカのメディアVoicebot.aiとVoicifyが2019年3月に発表したレポート「Voicebot Smart Speaker Consumer Adoption Report Jan 2019」では、アメリカでのスマートスピーカー普及率は26.2%で、4人に1人がスマートピーカーを持っていることがわかりました。
製品別で最も人気があったのはAmazon Echoで全体の61.6%を占め、Google Homeは23.9%で2位です。Amazon Echoが圧倒的なように見えますが、2018年の結果と比べるとGoogle Homeのシェアの伸びが目立ち、じわじわと追い上げてきています。
一方日本では、スマートスピーカーの普及自体がまだ進んでいません。2018年12月に電通デジタルが発表したデータによると、日本での普及率はたった6%です。その中でシェア1位がGoogle Homeで2.9%、2位がAmazon Echoで2.4%という結果でした。
シェアで選ぶという視点では、現時点ではどちらを選んでもほぼ変わりないと言っていいでしょう。
・価格で選ぶなら…最安はAmazon Echo
最安は4,980円のEcho Dot第3世代です(同額のEcho Autoは車用のデバイスです)。
Echo Dot第4世代などはボール型になってきており、従来の円筒型のEcho Plusといったデバイスは姿を消しそうですね。
Echo Dot(第4世代)
5,980円
Echo Dot(第4世代)時計付き
6,980円
Echo Dot(第4世代)プレミアムサウンド&スマートホームハブ
11,980円
Echo Show 10(第3世代)
29,980円
Echo Auto
4,980円
Echo Dot(第3世代)
4,980円
Echo Show 5
9,980円
Echo Show 8
14,980円
Echo Studio
24,980円
※Amazon公式サイトで「販売中」「近日発売」および価格が確認できた、Alexa搭載端末のみを掲載しています。
Google Nest Mini
6,050円
Nest Audio
11,500円
Nest Hub Max
28,050円
Nest Hub
9,900円
※Google公式サイトで「販売中」および価格が確認できた、Googleアシスタント対応端末のみを掲載しています。
・AIの音声認識率と対応能力で選ぶなら…Google Home
Amazon Echoの搭載AIは、Alexa、Google HomeはGoogleアシスタントです。どちらも音声認識率は高いものの、調査の結果によるとGoogle Homeの方が僅かに優れているそうです。また、Google Homeの方が日本語の認識性能や、検索し、質問へ回答する機能等が優れているとの報告が多くあります。
音声認識などソフトウェア開発を行っている企業、vocalize.aiが行った2018年の調査では、スマートスピーカーに36個の単語を認識させるテストにおいて、Google Homeは100%、Amazon Echoは97.2%の認識率でした。
「Alexa」「OK Google」と話しかけたときに反応する精度のテスト、ノイズが有る状況下での聞き取り能力でも、Google Homeが最も良い結果を出しています。
方言やアクセントの認識に関しては、WIREDが公開した動画(https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=gNx0huL9qsQ&feature=emb_title )で、アメリカのコメディアン、Andy WoodとMatt Krishenが実験を行っています。
様々なアクセントを持つ人がスマートスピーカーに話しかけてみたところ、最も認識率が高いのはGoogle Homeであるという結果になりました。
日本語の認識もGoogle Homeの方が優秀であると感じている人が多いようです。
・音楽再生や配信サービスなら…Google Home
Amazon Echo、Google Homeともに独自の音楽配信サービスを持ち、さらにいくつかの他社サービスに対応しています。
サービス
Amazon Echo
Google Home
月額料金
Amazon Prime Music
○
400
Amazon Music Unlimited
○
380〜
ファミリープランあり
dヒッツ
○
540
うたパス
○
○
324
Apple Music
○
980
ファミリープランあり
Google Play Music
○
980
ファミリープランあり
Spotify
○
無料〜980
YouTube Music
○
無料〜980
Google Homeが対応しているGoogle Play Musicは価格や曲数でAmazon Music Unlimitedに劣りますが、Google Homeは無料プランもあるSpotifyにも対応しているので、併用することで曲数はカバーできるかもしれません。ただし、サービスによって充実している曲のジャンルが異なるので、どちらが良いかは含まれる曲の好みにもよります。
Amazon Echoには無料で使えるサービスがない一方、Google Homeの場合、SpotifyとYouTube Musicの無料版のみを使って完全に無料で音楽配信を楽しむことができます。さらに、Spotify Freeはスマホ等で使った場合は広告が流れたり、曲のスキップに制限があったりしますが、Google Homeで使用する場合は広告や制限が一切ありません。
ただし、Amazon Echoでは曲の評価のみしか保存できないのに対し、Google Homeでは、好きな曲のプレイリストが作れたり、自分のお気に入りの曲をCDから取り込んだ曲や、データを購入した曲を50,000曲までアップロードできるという大きな利点があります。
また、Bluetooth接続でスピーカー利用する場合、音声調整をほとんどせずにそのまま聴けるGoogle Homeに対し、Amazon Echoは本体の音声も都度調整しなければなりません。
音楽再生に関しては、Google Homeのほうが優れていると言っていいでしょう。
・音質で選ぶなら…Amazon Echo
Amazon Echo、Google Homeともに、音質はそこまで良くないが安価で小型のモデル、音質が良く高価で大型のモデルがあります。同じレベルの製品同士を比較すると、Amazon Echoの方が音質において好評価を得ているようです。
音質は好みによりますが、Amazon EchoよりGoogle Homeの方がやや低音寄りであると言われています。
また、すでに高品質なオーディオシステムを持っている場合は、Amazon Echoのスピーカー無しモデルが良いでしょう。他のステレオ機器に接続することで、高い音質で音楽配信サービスを楽しむことができます。
・動画配信サービスで選ぶなら…Google Home
ディスプレイ搭載のモデルなら、スマートスピーカーで動画を観ることができます。Amazon EchoならEcho ShowとEcho Show 5、Google HomeならGoogle Nest HubとGoogle Nest Hub Maxにディスプレイが付いています。
Google Nest HubはYouTube、Hulu、Netflix、U-NEXTと、多くの動画配信サービスに対応しています。
一方Echo Show、Echo Show 5はプライムビデオ(プライム会員である必要あり)のみに対応しています。Webブラウザ経由でのYouTube再生も可能ですが、操作は音声ではなくタッチです。
・家電製品のコントロールなら…Amazon Echo
Amazon Echoは複数のアクションを同時実行できる定型アクション機能があり、大変便利です。また、操作指示に対するAmazon Echoの回答は「はい」等シンプルなのに対し、Google Homeは指示を反復するため、使い続けているとやや面倒に感じるユーザーもいるようです。
・ボタンの押しやすさで選ぶなら…Amazon Echo
Amazon Echoが物理ボタンを採用しているのに対して、Google Homeはタッチセンサーが用いられています。例えばアラームを止めるときなどに使い勝手がいいのはAmazon Echoと感じるユーザーが多いです。
・アラーム、タイマーの使いやすさで選ぶなら…Google Home
アラームやタイマーについては、Amazon EchoもGoogle Homeも互角の機能を持っていますが、Amazon Echoは上にボタンが付いているため、アラームを手動でも止めやすいです。一方、Google Home Miniは、本体側面の長押しがしづらく、使い勝手があまり良くありません。
・カレンダーやスケジュール管理なら…Amazon Echo
スマートスピーカーには、カレンダーに登録された予定を読み上げてもらう機能があります。どのカレンダーを使用しているかにもよりますが、選択肢の豊富さでいえばAmazon Echoに軍配が上がります。
Google Homeは自動でGoogleカレンダーと連携しているため、ログインしたGoogleアカウントのカレンダーを使うことができ便利ですが、Amazon Echoのように、Googleカレンダーに予定を登録したり、リマインダーの設定をしたりする機能はありません。
さらに、Amazon Echoには手動ではりますが、iCloudカレンダーやOffice 365カレンダーも利用できる機能があります。
・ショッピングや買い物リストなら…AmazonユーザーならAmazon Echo
Amazon Echoは、Amazon.co.jpとの強力な連携により、音声だけで直接購入ができます。Amazonは配送も速いので、「ティッシュが切れた、明日には届いてほしい」などというシチュエーションで、音声操作ですべてが完結するのは魅力的です。
なお、Amazon EchoとGoogle Homeは、どちらからも欲しい商品をショッピングリストに登録し、スマホなどで参照できる機能があります。スマホに買い物リストへのショートカットを置けるGoogle Homeに対し、Amazon EchoではAlexaアプリを毎回開き、買い物リストへ進まなければならないため、少し面倒です。
・機能拡張なら…Amazon Echo、Google Homeどちらでも
Amazon Echoには「スキル」、Google Homeには「Actions on Google」という仕組みがあり、自由に追加して機能を増やすことができます。
数や種類が豊富なのはAmazon Echoのスキルです。一方で、全ユーザーがスキルを作成して公開することができるため、雑多で必要なものを探しにくいというデメリットもあります。スキルとActions on Googleは、どちらも一長一短という印象があります。
両者とも、IFTTTと連携させることも可能です。
※IFTTT(イフト)とは?
IFTTTとは「If This Then That」の略で、異なるWebサービス同士を連携させることができるサービスです。
「If(もしも)This(これをしたら)Then(そのとき)That(あれをする)」といった捉え方がイメージしやすいでしょう。
たとえば「Amazon Echoにおはようと話しかけたら、その言葉をTwitterに投稿する」といったように、本来連携しないサービス同士を連動させることができるようになります。
・本の読み上げなら…Amazon Echo
非常に多くの本を扱っているKindleの本を読み上げることのできるAmazon Echoが圧倒的に有利です。Kindleアプリでの読書中のページ位置も記録されるので、「○○を読んで」と命令すればさっきまで読んでいたページから読み上げがはじまります。手を使えなかったり、本がそばになかったりしても、気軽に読書をすることができます。
Google Homeでも、Google Play Booksで購入したオーディオブックを読み上げることができますが、やはり本の数の多さではKindleに敵いません。
ここまでで比較したポイントをまとめると、次のようになります。
Amazon Echo
Google Home
シェア
○
○
価格
○
音声認識率
○
音楽配信
○
音質
○
動画配信
○
家電コントロール
○
ボタンの押しやすさ
○
アラームやタイマー
◯
○
スケジュール管理
○
ショッピング
○
機能拡張
○
○
本の読み上げ
○
○の数
10
6
例えばAmazonでよくショッピングをする、Kindleの読み上げをしたい、という人にはAmazon Echoがオススメですし、いろいろな音楽や動画配信サービスを使いたい、という人にはGoogle Homeがオススメです。
最も重視するポイントをチェックすれば、Amazon EchoとGoogle Home、どちらが自分に合っているか決めるヒントになるのではないでしょうか。
amazon echo、google homeのモデルを比較してみる
どちらのAIアシスタントを選ぶか決めたら、次はモデルを選びましょう。amazon echo、google homeともに性能や価格に幅のある数種類のモデルが用意されています。
・部屋にあったサイズ
・求める音質
・動画を見たいかどうか
などを主なポイントとしてチェックすると、自分に合ったものを見つけやすいのではないでしょうか。それでは、各モデルを紹介します。
Amazon Echo の各モデル
※価格および情報はすべて2021年1月時点のものです。
コンパクト&球体の新型モデル
【新型】Echo Dot 第4世代
【新型】Echo Dot第4世代 時計付き
【新型】Echo第4世代プレミアムサウンド&スマートホームハブ
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/b/ref=s9_acss_bw_cg_echocat_1a1_w?node=5364343051&pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-3&pf_rd_r=371KCV9PEY04Q377SV9G&pf_rd_t=101&pf_rd_p=2852bc01-b158-42c0-aeb0-6c3822b55187&pf_rd_i=5364343051
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/b/ref=s9_acss_bw_cg_echocat_1a1_w?node=5364343051&pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-3&pf_rd_r=371KCV9PEY04Q377SV9G&pf_rd_t=101&pf_rd_p=2852bc01-b158-42c0-aeb0-6c3822b55187&pf_rd_i=5364343051
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/b/ref=s9_acss_bw_cg_echocat_1a1_w?node=5364343051&pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-3&pf_rd_r=371KCV9PEY04Q377SV9G&pf_rd_t=101&pf_rd_p=2852bc01-b158-42c0-aeb0-6c3822b55187&pf_rd_i=5364343051
発売日
2020年10月22日
2020年10月22日
2020年10月22日
価格
5,980
6,980
11,980
色展開
グレーシャーホワイト、チャコール、トワイライトブルー
グレーシャーホワイト、トワイライトブルー
グレーシャーホワイト、チャコール、トワイライトブルー
サイズ
100 x 100 x 89 mm
100 x 100 x 89 mm
144 x 144 x 133 mm
重さ
328g
328g
940g
ディスプレイ
なし
なし
LED時計付き
なし
カメラ
なし
なし
なし
音質
◯
◯
◯
スピーカー
・1.6インチ
・外部スピーカー接続可能
・1.6インチ
・外部スピーカー接続可能
・3.0インチウーファー、0.8ツイーター×2
・外部スピーカー接続可能
オススメ
・初めての方
・Echo Dot第2世代からの買い替え
・初めての方
・Echo Dot第2世代からの買い替え
・時計機能がほしい
・初めての方
・Echo第2世代からの買い替え
特徴
今後のスタンダードになってきそうなモデル
今後のスタンダードになってきそうなモデル
ベッドサイドに置いておくと時間がすぐに分かる
円筒型のAmazon Echoの進化版でサウンドも向上
コンパクトモデル
Echo Dot 第3世代
発売日
2018年9月21日
価格
4,980
色展開
サンドストーン、チャコール、ヘザーグレー、プラム
サイズ
43 × 99 × 99 mm
重さ
300 g
ディスプレイ
なし
カメラ
なし
音質
○
スピーカー
・1.6インチ
・外部スピーカー接続可能
オススメ
初めてのスマートスピーカーに
特徴
・値段、大きさ、性能のバランスが良い
・家電操作には別売り対応機器が必要
ディスプレイ付きモデル
コンパクト&球体の新型モデル
Echo Show 5
Echo Show 8
【新型】Echo Show 10
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07KD87NCM/ref=fs_ods_fs_aucc_che
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07SHC76CH/ref=fs_ods_fs_aucc_crw
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B084PVV27Z/ref=fs_ods_fs_aucc_the
発売日
2019年5月31日
2020年2月26日
近日発売
価格
9,980
14,980
29,980
色展開
サンドストーン、チャコール
サンドストーン、チャコール
グレーシャーホワイト、チャコール
サイズ
148 x 86 x 73 mm
200 x 135 x 99 mm
251 x 230 x 172 mm
重さ
410g
1037g
2560g
ディスプレイ
5.5インチ(960×480)
8.0インチ(1280×800)
10.1インチ(1280×800)
カメラ
1MP
1MP
13MP
音質
◯
◯
◯
スピーカー
・1.65インチ4W
・外部スピーカー接続可能
・2.0インチ10W×2
・外部スピーカー接続可能
・2.1チャンネルシステム: 1インチツイーター x 2 (ステレオ)、2.5インチウーファー
オススメ
・初めてのディスプレイ搭載モデルを購入する方
・省スペースに置きたい方
・初めてディスプレイ搭載モデルを購入する方
・ある程度ディスプレイのサイズがあったほうがいい方
・使い勝手のいいディスプレイ搭載モデルが欲しい方
・Echo Show5または8から買い替える方
・最新機種が欲しい方
特徴
コンパクトながらディスプレイを搭載した画期的なモデル
5インチでは小さすぎたレシピや動画のチェック、テレビ電話なども8インチになったことで使いやすくなった
回転する大型ディスプレイを搭載しているほか、パワフルなサウンドも備えるハイグレードモデル
高音質スピーカーモデル
Echo Studio
2019年12 月5日
24,980
ブラックのみ
206 × 175 × 175 mm
3.5kg
なし
なし
◎◎
・5.25インチウーファー
・2.0インチミッドレンジスピーカー×3
・1.0インチツイーター
高音質にこだわりたい人
・Echo全シリーズの最上位モデル
・自動音響調整
・Amazon Music HDに対応
・スマートホーム家電の簡単セットアップ
スピーカー無しモデル
手持ちの高品質なオーディオシステムで、Alexaを使ったストリーミング再生が楽しめるモデルです。
Echo Auto
Echo Link
Echo Link Amp
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B078YN7NDD/ref=s9_acsd_al_bw_c2_x_4_i?pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-5&pf_rd_r=8E5X0FYGPHT6YYMKDQ25&pf_rd_t=101&pf_rd_p=973e3fb4-fb58-4925-96c2-ae8eef6769b2&pf_rd_i=5364343051
発売日
2020年9月30日
2019年9月27日
2019年9月27日
価格
4,980
24,980
36,980
色展開
ブラックのみ
ブラックのみ
ブラックのみ
サイズ
85 × 47 × 13.28 mm
115 × 135 × 68 mm
217 × 242 × 86 mm
重さ
45 g
510 g
2286 g
ディスプレイ
なし
なし
なし
カメラ
なし
なし
なし
スピーカー
・Bluetooth接続、3.5mmオーディオケーブルで多くの車載スピーカーと接続可能
・複数のデジタル・アナログ入出力でステレオ機器と組み合わせ可能
・複数のデジタル・アナログ入出力でステレオ機器と組み合わせ可能
・出力60ワットのアンプ付き
オススメ
車の中でもアレクサを音声操作したい方
こだわりのオーディオシステムを持っている人
こだわりのオーディオシステムを持っていて、アンプが必要な人
特徴
・車載専用モデル
・運転中でもスマホのアレクサアプリを介してネット経由し、音楽やニュース、書籍の読み上げなどができる
・連携するスマートホーム家電を車中からでもコントロール可能
・マイクなし、他のAlexaデバイスが別途必要
・音量ダイヤルで繊細な調整が可能
・Echo Linkにアンプを追加したモデル
・マイクなし、他のAlexaデバイスが別途必要
音量ダイヤルで繊細な調整が可能
(画像引用:https://www.Amazon.co.jp/b/?ie=UTF8&node=5364343051&ref_=fs_ods_fs_aucc_cp)
さて、11モデルの中でどのモデルが一番人気があるのでしょうか。Amazon.co.jpによると、売れ筋ランキングは次のようになっています。
1位
Echo Dot第3世代 サンドストーン(4,980)
2位
Echo Dot第4世代グレーシャーホワイト(5,980)
3位
Echo Show 5サンドストーン(9,980)
4位
Echo Show 8サンドストーン(14,980)
5位
Echo Dot 第3世代 サンドストーン(5,980)
6位
Echo Auto(4,980)
7位
Echo Studio(24,980)
8位
Echo 第2世代チャコール(11,980)
9位
Echo Dot第2世代ホワイト(4,466)
10位
Echo Sub(15,980)
Echo Dot第3世代やEcho Show 5など、コンパクトサイズのモデルが上位にランクインしていますね。
Echo Dotは背が低くコロンと可愛らしいサイズ感で、一人暮らしの部屋にもぴったりです。
機能や音質、値段のバランスも良く、初めてのスマートスピーカーに最適なEcho Dotが人気があるのは納得です。
ただ2位には第4世代が食い込むなど、今後新型モデルが上位を占める可能性は高いといえるでしょう。
また、Echo Show 5および8などディスプレイ付きモデルも上位に目立ちます。
理由としては、Amazon Echoを購入する人はAmazon Prime会員であることが多いからであると考えられます。
Amazon Primeプライム会員は音楽配信サービス(Amazon Prime Music)に加えて、動画配信サービス(Amazon Prime Video)も利用できるため、せっかくなら動画も見たいと考える人が多いのではないでしょうか。
ここに、近日発売予定の新型Echo Show10がどのように割って入るのか、動向に注目したいところです。
Google Home の各モデル
Google Homeには4種類のモデルがあり、ディスプレイの有無で2種類に分けることができます。
ディスプレイなしモデル
Nest Mini
Nest Audio
画像引用元:https://store.google.com/jp/config/nest_audio
発売日
2019年11月22日
2020年10月15日
価格
6,050
11,550
色展開
チョーク、チャコール、コーラル、スカイ
チョーク、チャコール
サイズ
40 × 100mm
175 × 124 × 78mm
ディスプレイ
なし
なし
カメラ
なし
なし
スピーカー
・40mmドライバ
・360度サウンド
・75mmウーファー
・19mmツイーター
音質
○
○
オススメ
初めてのスマートスピーカーや、二台目に
・初めてのスマートスピーカーや、二台目に
・音質を重視したい方に
特徴
・Google Home Miniの後継機種で、低音がより力強くなり、音声認識機能が向上
・壁掛け可能
・Google Homeと比べて音質の大幅な強化が図られている
・Google Homeよりも75%音量が大きい
・Google Homeよりも50%低音が強い
ディスプレイモデル
Google Nest Hub
Google Nest Hub Max
発売日
2019年6月5日
2019年10月16日
価格
15,400
28,050
色展開
チョーク、チャコール、アクア、サンド
チョーク、チャコール
サイズ
114.3 × 177.8mm
182.55 × 250.1 mm
ディスプレイ
7インチタッチスクリーン
10インチHDタッチスクリーン
カメラ
なし
あり
音質
○
◎
スピーカー
・40mmフルレンジスピーカードライバー
・大音量・高音質ステレオスピーカー
・ツイーター 2mm × 18mm
・サブウーファー 1mm × 75mm
オススメ
・Googleフォトの写真や動画鑑賞を楽しみたい人
・タッチパネルで操作したい人
・ビデオ通話をしたい人
・広い家や大人数で音楽を楽しみたい人
特徴
・コンパクトなディスプレイモデル
・広いスペースでもクリアな音で大音量
・スピーカーはシリーズで最も性能がよく、パーティーで音楽をかけるのにも最適
(画像引用:https://kakaku.com/pc/bluetooth-speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=7262)
価格ドットコムによる2020年1月現在のGoogle Home売れ筋ランキングは次の通りです。なお、価格はリサーチ時点での最安価格を掲載しています。
1位
Google Nest Hub(9,900円)
2位
Google Nest Hub MAX(28,050円)
3位
Google Nest Mini(6,050円)
4位
Google Home Mini(4,950円)
5位
Google Home Mini+ディズニーゴールド絵本「アナと雪の女王」(3,300円)
6位
Google Nest Audio(11,500円)
7位
Google Home(11,500円)
Google Nestブランドが上位を占める結果となりました。
価格面からはGoogle Nest Miniがトップになるかと思いきや、Google Nest HubおよびGoogle Nest Hub Maxが上位にランクインしていますね。
Google HomeブランドではやはりGoogle Home Miniが強く、初代Google Homeは最下位という結果になりました。
これから購入するのであればGoogle Nest Hub またはGoogle Nest Miniからがおすすめです。
買うべきなのはamazon echoまたはgoogle homeのどちら?まとめ
音声認識やAIの性能はgoogle homeの方が優れているという報告が多く、音楽再生についてはプレイリストや自身の音楽がアップロードできる点も魅力的です。
しかし、amazon echo、google homeの各機能を詳しく比較してみると、amazon echoの方が優れたポイントが多いようです。amazon echoは低価格帯に非常に多くの選択肢があるため、コストパフォーマンスに優れています。また、音質が良いのが最大の利点でしょう。2020年1月の時点ではamazon echoがgoogle homeよりもお得で機能性は高いと言えるかもしれません。
しかし、すでにNetflixやHulu、Spotifyのヘビーユーザーで、スマートスピーカーでもこれらを使いたいという人にとっては、google homeがオススメです。
価格、機能性、デザイン、音質、拡張性など選ぶポイントは人によって様々ですが、スマートスピーカーを使って何をしたいのかを明確にして、検討していけば、自分の好みに合ったスマートスピーカーを導きだせるのではないでしょうか。
今回の記事をぜひ参考にしてみてください!
また、下記の記事では各スマートスピーカーそれぞれに特化して、特徴やできること、設定方法なども説明しています。
amazon echoの特徴やできることをもっと詳しく知りたい方はこちら
google homeの特徴やできること、アプリ設定などもっと詳しく知りたい方はこちら