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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.03.15
2020.01.15

Google HomeとIFTTTを連携させてできることは?IFTTTの基礎知識と併せて解説!

Google Homeをさらに賢く、便利に使えるようになるのがIFTTT(イフト)との連携です。「IFTTTとはそもそも何なのか?」といった基礎知識から、Google Homeと連携させるとどんなことができるようになるのかまで、分かりやすい例を挙げてご紹介します。これを知れば、あなたもきっとGoogle Homeが欲しくなってしまうでしょう!

記事ライター:iedge編集部

Google Homeがさらに賢く便利になるIFTTTとは?

ここ数年、ネット上でもよく見かけるようになった「IFTTT」というワード。見たことはあるけど、具体的にどんなサービスなのか分からないという人も多いのではないでしょうか?

簡単に言うと「SNSやプラットフォーム同士を連携させることができるWEBサービス」ですが、これでは何のことかイメージしにくいですよね。もう少し噛み砕いて説明します。

IFTTTとは「if This Then That」の頭文字をとったものです。意味は「もしも、これをしたら、そのときは、あれをする」と覚えておくと、この先の話の流れも掴んでいただけるでしょう。

「もしも7時になったら、そのときは、起床する」

「もしも彼女が訪ねてきたら、そのときは、母親に紹介する」

など、具体的な言葉を当てはめるとさらに想像しやすいかもしれません。

IFTTTでは、「if This Then That」に基づく「レシピ」を作成し、実行させることができるのです。

「this」の部分を「トリガー」、「that」の部分を「アクション」として、複数のWebサービスを組み合わせたシステムを構築します。このレシピは自分で使うだけでなく、他の人が作ったものを使ったり、自分のレシピを他の人に使ってもらったりすることも可能です。

たとえば、Twitterに投稿した内容と同じものをFacebookに投稿したいとします。その時、わざわざもう一度同じ文章を打ったり、コピペしたりしなくてもいいように、IFTTTを使います。「If This Then That=もし、これをしたら、そのときは、あれをする」に基づいて、「もし、Twitterに***と投稿したら、そのときは、***とFacebookに投稿する」というレシピを作り、実行させれば良いのです。

他にも、「仕事のメールをGmailで受信したら、その内容をそのままEvernoteに保存する」、「Foursquareでチェックインしたら、Googleカレンダーに登録する」など、様々な使い方があります。

このように、IFTTTは“まったく別のコンテンツ同士を連携させることができるサービス”なのです。

では、そんなIFTTTをGoogle Homeと連携させることで具体的に何が可能になるのか、簡単な例を挙げますので一緒に見ていきましょう。

 

 

Google HomeとIFTTTを連携させる方法

まずはGoogle HomeとIFTTTを連携させる方法からご紹介します。

1 IFTTTのアカウントを作る https://ifttt.com/

2 My Appletsにアクセスする https://ifttt.com/join

3 「+this」をクリックして「Google Assistant」を検索しアイコンをクリックする

4 「Connect」をクリックしてGoogle Homeに紐づいているGoogleアカウントでログインする

次に、Google Homeと連携させたいサービス(たとえばLINEやTwitter、Facebookなど)も同様の手順で連携させましょう。

このとき、Google Homeに紐づいているアカウント、そして連携させたいLINE、Twitter、Facebookなどのアカウントでログインしていることを確認してください。

レシピは複数作ることができ、Google HomeとTwitter、Google HomeとLINE、というように複数の組み合わせを同時に連携させることも可能です。

 

 

IFTTTのレシピの作り方

今回は、「Google Homeに向かってつぶやいたら、その内容をTwitterに投稿する」というレシピを作ってみます。

1 IFTTTにアクセスしてトップページ右上のアカウントアイコン→「Create」の順にクリックする

2 「+this」の部分をクリックする

3 検索画面になるので「Google Assistant」を検索してアイコンをクリックする

4 トリガーの4パターンが表示されます。

・定型句をいう「Say a simple phrase」

・数字の変数と併せて定型句をいう「Say a phrase with a number」

・テキストの変数と併せて定型句をいう「Say a phrase with a text ingredient」

・テキストと数字の変数と併せて定型句をいう「Say a phrase with both a number and a text ingredient」

トリガーとは、あるアクションを始めるためにきっかけとなる言葉や信号のことを言います。たとえば、

【毎朝Google Homeに「オッケーGoogle、起きた」と話しかけたら、Twitterに「おはよう」と投稿する】とする場合、1番の定型句で十分です。

ただし、毎朝違うことを呟きたいなら3番か4番を選びます。

例えば、【Google Homeに「オッケーGoogle、”6時に起きた”とTwitterに投稿して」と話しかけたら、Twitterにその内容を投稿する】などです。3番の場合はテキストの変数を$、4番の場合はテキストの変数を$、数字の変数を#で表します。

自由につぶやいた言葉を投稿したい場合は、3や4などを選択します。

次にトリガーを設定します。以下は例です。

今回は3番を選びます。「Trigger Fields」の入力欄には、Google Homeに何と話しかけるか、そしてGoogle Homeが何と返答するかを入力します。変数(毎回変わる)部分、つまりここではツイートの内容を$とします。

1 「What do you want to say?」→Google Homeに何と話しかけるか

例:「Twitterに投稿 $」

2 「What’s another way to say it?」→別の言い方(空欄可)

例:「Twitterで $ を投稿」

3 「And another way」→さらに別の言い方(空欄可)

例:「Twitterに $ と投稿」

4 「What do you want the Assistant to say in response?」→投稿が完了した際にGoogle Homeが何と言うか

例:「Twitterで $ と投稿しました」

「Language」欄は「Japanese」を選びましょう。「$」の部分は、自分がつぶやく内容ですが、入力する際は前に半角スペースを空けてください。

文字だけでは英語が多く難しく感じるかもしれませんが、実際にIFTTTの画面を見ながら進めていけば簡単に設定できます。

次にアクションを設定します。1 「+that」部分をクリックする

2 検索画面になるので「Twitter」を検索し、アイコンをクリックする

3 「Post a tweet」をクリックし、投稿内容を設定します。ツイートするのが$の内容だけでよければ、ここは特にいじらずデフォルトのままで大丈夫です。もし「Google Homeからのツイート」などの文言を追加したい場合は、テキスト欄に追加します。

例:Google Homeからのツイート:{{TextField}}

4 「Finish」ボタンをクリックすれば、いよいよ準備完了です。

これで、Google Homeにつぶやいた内容がそのままTwitterにも投稿されるようになります。

 

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