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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2019.03.15
2021.02.18

Google HomeとChromecastの連携は必須!設定方法やできることなどをご紹介

Google Homeの購入を検討しているなら、ぜひChromecastと連携させて、より便利で快適な、楽しいスマートライフを送ってください。今回はGoogle HomeとChromecastを連携させる方法、連携してからできることなどをご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

Google Homeとの連携は必須!Chromecastとは?

Chromecastとは?

そもそもChromecastを知らないという人もいると思いますので、簡単に説明します。Chromecastは、電源に接続してテレビのHDMI端子に差し込んで使用する端末です。

Chromecastアプリでネットワークに接続すれば、今使っているテレビにさまざまな映像やコンテンツなどが、ストリーミング表示されるようになります。YouTube、Netflix、Huluなどの動画サービスはもちろん、自分のスマホで撮影したムービーや、ゲームアプリなどもテレビの大画面で楽しむことができるようになります。

これまで、Google HomeではChromecastを「音楽再生」といったデバイスとしてデフォルト設定することは可能でした。ところが2018年11月頃から、Google Homeのスピーカーグループに追加できるように仕様が変わりました。

これによって、Chromecastと接続されたテレビやスピーカーでも音楽を流せるようになったのです。音楽の再生中、テレビ画面にはその曲の情報なども表示されます。

そんなChromecastの主なおすすめポイントを見てみましょう。

テレビの大画面にコンテンツを映せる

Chromecastでは、たとえばスマホのYouTubeアプリで再生している動画を、テレビの大画面に映し出せるようになります。「キャスト」ボタンをタップするだけという手軽さも魅力ですね。同じくミラーリングできるのもChromecastの特徴です。たとえばAndroidスマホやパソコンで開いているChromeブラウザのタブをそのままテレビの大画面に映し出す、といったことができます。

コスパに優れている

2021年1月時点、公式サイトにおけるChromecastの販売価格は税込み5,072円です。価値観は人それぞれですので高いと感じる方もいるかもしれませんが、後述する「できること」を考えると、かなりコスパの高いデバイスであるといえるでしょう。

幅広い端末に対応している

Googleの製品ですからAndroidやChromebookデバイスに対応しているのは当然ですよね。Chromecastがおすすめなのは、それ以外のiPhoneやiPad、WindowsやMacなど幅広い端末に対応しているからです。

設定が簡単

詳しくは後述しますが、Chromecastの初期設定およびGoogle Homeとの連携方法はとても簡単です。必要なアイテムも少なくて済む上、アプリの画面に手順が表示されますので迷うことなく簡単にセットアップできます。

※Googleはすでに、スマートホームにおける同社のブランドを「Google Home」から「Google Nest」に変更しています。

したがって、公式サイトなどを見るとNestブランドの機種しか見当たらず、分かりにくいといった方もいるかもしれません。本稿ではNestブランドも含めてGoogle Homeとして解説を進めさせていただきます。

Google Homeを購入したらぜひ、Chromecastと連携させてみてください。次の章では、Google HomeとChromecastを連携させることで、具体的にどんなことができるのかをご紹介していきます。

 

 次ページ >
連携のメリットと設定方法

 

 

Google HomeとChromecastを連携させてできること

Google HomeとChromecastを連携させるには、Google Homeアプリを立ち上げ、左上の「メニュー」をタップし、「その他の設定」を選びます。次に「テレビ、スピーカー」をタップしてテレビアイコンを確認してみましょう。

すでにGoogle HomeとChromecastが連携している場合は、自分が設定したChromecastの名前が表示されているはずです。表示されない場合は連携が済んでいませんので、右下の「+」アイコンをタップしてデバイス検索、追加すれば連携は完了です。

ここで重要なのが、Google HomeとChromecastは同じWi-Fiネットワークに接続されていること、そしてGoogleアカウントがGoogle Homeとリンクしていることです。

Google HomeとChromecastの連携が済んだら、こんなことができるようになります。

「オッケーグーグル、YouTubeで○○(アーティスト名)の動画を見せて」
「ねぇグーグル、Netflixで○○(ドラマ名など)を再生して」
「オッケーグーグル、YouTubeで癒される動画を再生して」
「ねぇグーグル、再生している動画を10秒巻き戻して」
「オッケーグーグル、字幕を表示させて」

など、リモコンで行っていたあらゆる操作、自分で検索していたアクションなどが、ほぼすべて音声だけでコントロールできるようになります。

ここまで具体的でなくとも構いません。

「オッケーグーグル、YouTubeを再生して」

といった曖昧な要望にも、過去の再生履歴からユーザーの好みであろうと思われる動画を再生してくれます。

Google HomeとChromecastの連携によって、手がふさがっているとき、別の作業をしているときなどでも、その手を止めることなく音声だけで好きな音楽や動画、ゲームなどのコンテンツを楽しむことができるようになります。

もちろん、

「オッケーグーグル、テレビをつけて(消して)」
「ねぇグーグル、音量を下げて」

といったことにも応えてくれます。

※ただし、毎回使い始めの起動時のみ「オッケーグーグル、YouTubeで○○の動画を○○(登録したテレビに付けた名前)で再生して」など、具体的に指示しないと認識してもらえないケースもあるようなので、覚えておきましょう。すでに起動しており、再生中などであれば上記のような音声コマンドでコントロールできます。

さらに、Googleフォトと連携させると、

「オッケーグーグル、家族旅行の写真を見せて」
「ねぇグーグル、運動会のムービーを見せて」

などと伝えれば、テレビ画面に写真や動画を表示させることも可能になります。

Google HomeとChromecast を連携させるだけで、エンターテイメント性が飛躍的に向上することがお分かりいただけるのではないでしょうか?

さらにGoogle Homeに他のスマートデバイスを連携させている人は、もう「家中の家電が音声だけでコントロールできるようになる」のも夢ではありません。

 

 次ページ >
”最強のエンターテイメント”と言える理由

 

Google Homeと連携させるChromecastの選び方

2021年1月現在、Chromecastは「Chromecast(第3世代)」「Chromecast with Google TV」という2機種が販売されています。どちらを買うべきか迷ってしまう方もいるかもしれませんので、簡単に説明しておきますね。

「Chromecast with Google TV」とは?

2020年10月発表というまだ新しい機種で「Chromecast Ultra」が進化したものです。リモコンが付属しているほか「Google TV」が搭載されており、そのGoogle TVを介してさまざまなコンテンツを楽しめるのがChromecastとの大きな違いです。もちろんChromecastと同じ機能を利用できます。無印のChromecastが大幅にパワーアップしたイメージです。

どちらを買うべき?

最終的にはお好みですが、基本的な機能だけでよい方や価格を重視したい方はChromecastを選ぶとよいでしょう。

一方、価格は高くてもリモコンで操作したい方や、4Kなど画質を重視したい方、Google TVを利用してみたいという方はChromecast with Google TVがおすすめです。

なお、公式サイトに掲載されている価格はChromecastが上述の通り5,072円、Chromecast with Google TV は7,600円(いずれも2021年1月時点・税込み)です。

 

Google HomeとChromecastの連携に必要なものと設定方法

必要なもの

大きく2つです。まずはCast のバージョンが1.32以降の「Chromecast」「Chromecast Ultra」「Chromecast with Google TV」のいずれか、そして「Google Home」「Google Nest Mini(第2世代)」「Google Home Mini(第1世代)」「Google Home Max」「Google Nest Audio」「Google Nest Hub」「Google Nest Hub Max」のいずれかです。

「Chromecast(第1世代)」と「Chromecast built-in テレビ」はサポートしていませんので注意しましょう。

またChromecastをセットアップするには、スマホまたはタブレット(Android/iOSいずれもOK)、HDMI端子搭載のテレビまたはモニター、インターネット(Wi-Fi)環境が必要です。

Google Homeアプリのインストールがお済みでない方は、先にスマホまたはタブレットにインストールし、初期設定を済ませておきましょう。

Chromecastの初期設定

ChromecastをテレビのHDMI端子につなぎ、電源をコンセントにさします。本体側面のLEDが青白い色に変わったら、テレビをHDMI画面に入力切替しましょう。

次に、スマホまたはタブレットのGoogle Homeアプリを立ち上げ「Chromecastをセットアップ」をタップし、画面に表示される手順通りに進めていけば簡単にセットアップできます。

ChromecastとGoogle Homeの連携方法

Google HomeとChromecastを連携させるには、Google Homeアプリを立ち上げ、左上の「メニュー」をタップし、「その他の設定」を選びます。次に「テレビ、スピーカー」をタップしてテレビアイコンを確認してみましょう。

すでにGoogle HomeとChromecastが連携している場合は、自分が設定したChromecastの名前が表示されているはずです。表示されない場合は連携が済んでいませんので、右下の「+」アイコンをタップしてデバイス検索、追加すれば連携は完了です。

ここで重要なのが、Google HomeとChromecastは同じWi-Fiネットワークに接続されていること、そしてGoogleアカウントがGoogle Homeとリンクしていることです。

 

Google HomeとChromecastを連携させてできること

Google HomeとChromecastの連携が済んだら、こんなことができるようになります。

音声操作が可能

「オッケーグーグル、YouTubeで○○(アーティスト名)の動画を見せて」

「ねぇグーグル、Netflixで○○(ドラマ名など)を再生して」

「オッケーグーグル、YouTubeで癒される動画を再生して」

「ねぇグーグル、再生している動画を10秒巻き戻して」

「オッケーグーグル、字幕を表示させて」

など、リモコンで行っていたあらゆる操作、自分で検索していたアクションなどが、ほぼすべて音声だけでコントロールできるようになります。

ここまで具体的でなくとも構いません。

「オッケーグーグル、YouTubeを再生して」

といった曖昧な要望にも、過去の再生履歴からユーザーの好みであろうと思われる動画を再生してくれます。

Google HomeとChromecastの連携によって、手がふさがっているとき、別の作業をしているときなどでも、その手を止めることなく音声だけで好きな音楽や動画、ゲームなどのコンテンツを楽しむことができるようになります。

もちろん、

「オッケーグーグル、テレビをつけて(消して)」

「ねぇグーグル、音量を下げて」

といったことにも応えてくれます。

※ただし、毎回使い始めの起動時のみ「オッケーグーグル、YouTubeで○○の動画を○○(登録したテレビに付けた名前)で再生して」など、具体的に指示しないと認識してもらえないケースもあるようなので、覚えておきましょう。すでに起動しており、再生中などであれば上記のような音声コマンドでコントロールできます。

Googleフォトも操作できる

さらに、Googleフォトと連携させると、

「オッケーグーグル、家族旅行の写真を見せて」

「ねぇグーグル、運動会のムービーを見せて」

などと伝えれば、テレビ画面に写真や動画を表示させることも可能になります。

Google HomeとChromecast を連携させるだけで、エンターテイメント性が飛躍的に向上することがお分かりいただけるのではないでしょうか?

さらにGoogle Homeに他のスマートデバイスを連携させている人は、もう「家中の家電が音声だけでコントロールできるようになる」のも夢ではありません。

キャストのやり方

せっかくですから、Chromecastの基本的な使い方も覚えておきましょう。

まずはキャストする方法ですが、スマホやタブレットとChromecastを同じWi-Fiネットワークに接続します。

次に、YouTubeなどの動画に表示されている「キャスト」アイコンをタップします。あとは、キャストする先のChromecastを選択すればテレビの大画面に動画をキャストできます。

ミラーリングのやり方

続いてミラーリングですが、こちらはAndroid端末のみ(OS5.0以上)しか対応していません。

まずはAndroidとChromecastを同じWi-Fiネットワークに接続し、設定で「キャスト」または「画面のキャスト」などをタップします。

あとは、キャストする先のChromecastを選択すればテレビの大画面に動画をミラーリングできます。

 

Google HomeとChromecastの連携でよくあるトラブルと対処法

突然Google HomeとChromecastがうまく連携してくれなくなった、というトラブルも想定されます。

この場合に考えられる原因としては、ネットワークが不安定になっている、あるいは同じWi-Fiネットワークに接続されていない、といったことが挙げられます。

また古いバージョンのままアップデートしていない、電源が抜けている、HDMI端子が正しく接続されていないといった基本的なところが原因の場合もあります。まずはこれらを確認してみましょう。

いずれも問題がない場合、解決しないときはGoogleのサポートへ問い合わせることをおすすめします。

 

Google HomeとChromecastがあれば最強のエンターテイメント!

ここまで、Chromecastについての基礎知識、Google Homeとの連携方法、連携させてできることなどをご紹介してきました。

Google HomeとChromecastの連携を強くオススメする理由は、対応サービスが充実しているからです。

たとえば、前出の「YouTube」や「Netflix」「Hulu」のほか、「Google Playムービー&TV」「AbemaTV」「GYAO!」「U-NEXT」「dTV」「dアニメストア」「DMM動画プレイヤー」「アニメ・特撮バンダイチャンネル」「ビデオパス」「Dailymotion」など、幅広いサービスに対応しています。

今後も増えていくと思われますので、Google HomeとChromecastを連携させておけば、いつでも好きなコンテンツを楽しめるようになるでしょう。

Google Homeを購入した人、あるいは購入予定の人はぜひChromecastを連携して最強のエンターテイメントを楽しんでみてください。逆にChromecastだけ持っているという人も、これを機会にGoogle Homeの購入を検討してみるのも良いでしょう。

Google HomeとChromecastの連携や、Chromecastについてはこちらの記事もあわせてチェックしてみてください!

ChromebookでGoogleアシスタント、活用できている?設定方法や注意点などまとめ!

日本での発売が待ち遠しい!新型Chromecastが気になる方へスペックや特徴まとめ

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