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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.02.06

【レビュー】Pixel3はAIスピーカーの代わりになるか、それ以上か。(前編)

記事ライター:Yuta Tsukaoka

ようやく日本にも上陸したGoogle謹製スマホ「pixel3 」

google pixel3の製品画像
(画像引用元:Google Japan Blog)
https://japan.googleblog.com/2018/10/google-pixel3.html

ハードウェアメーカーとしてのGoogleの歴史はまだまだ浅い。2010年から展開していたnexusシリーズはOEMで社外開発だったので、実際にGoogle自身がハードウェアを開発しはじめたのは2016年の「Pixel」からだ。

その後、Pixel2が2017年に発売され、昨年、Pixel3が発売された。

これまで日本にはPixel端末が(公式ルートでは)入ってこなかったので、Pixel3が始めて国内で正式に購入できるGoogle謹製スマホとなった。さすがにすごい人気で筆者もなかなか手に入れることができなかったのだが、1月になってようやく入手したのでホームIoTの観点からレビューしてみようと思う。

 

まずはスマホとしてよくできている

筆者が手に持ったPixel3
(撮影:Yuta Tsukaoka)

これまでのGoogle謹製ガジェットはその経験の浅さから厳しい評価を受けることが多かったが、Pixel3についてはよくできていると思う。

まず、大型のPixel3 XLと小型のPixel3で基本スペックが全く同じということころがいい。普通は大型の方がCPU性能が高かったり、メモリが増強されていたりするものだが、それらのスペックが揃えられているのは好感が持てる。

もちろん本体サイズに直接依存するディスプレイとバッテリー容量には違いがあるのだが、違いといえばそこだけだ。

なので、スペックをとるか持ちやすさをとるかという二者択一を迫られずに済む。それが嬉しかったので、手は大きい方である私も小型のPixel3を選択した。

また、手に持った質感も上々だ。滑らかな背面パネル、iPhoneのリキッドディスプレイを意識したであろう角丸液晶もいい。指紋センサーが背面にあることについては賛否両論あるとは思うが、私としては手に持ったとき自然と触れる部分なので違和感なく使えている。

最近のフラッグシップ端末らしく、コンピュータとしての性能も非常に高いのも魅力だ。メモリが4GBとやや少なめであることを気にしている読者も多いだろうが、スレッド処理を最適化するAIがうまく働いているようでモタつきはまったく感じない。

一番のアピールポイントでもあったカメラ性能は眼を瞠るほどだが、これについては長くなるのでここでは省く。少なくとも、私はこれからコンデジを買おうとは2度と思わないだろうという出来であることだけ、書いておく。

 

ホームIoT端末としてのPixel3

Pixel Standに立てたpixel3、ipad pro、echo spotが並んでいる様子
(撮影:Yuta Tsukaoka)

さて、このpixel3の大きな特徴として、純正の無線充電スタンド「Pixel Stand」に本体を立てるとAIスピーカーとして利用できるという点がある。
構造自体は単純なスタンドなのだが、おそらくNFCタグでも埋め込んであるのだろう、本体を立てるとGoogle Assistantが起動し待機状態になる。

つまり、Pixel Standに立てたpixel3 に「OK, Google」と声をかけてAIスピーカーのように使えるというわけだ。単純な仕組みだが、Google Homeを買ってまでAIスピーカーを使おうとは思っていないユーザーには刺さるだろう。

ただ、問題もある。Pixel Standは税込で9000円を超えるのだ。

つまり、もっとも安価なGoogle Home端末である「Google Home mini」よりも高価なのである。しかも、今のところpixel3 を無線で高速充電できるデバイスがこれしかない。あこぎな商売だと言われてもしかないだろう。

とはいえ、だ。ここまでして9000円のスタンドを買わせるからにはユーザーにとって大きなメリットがあるのだろう。

この点は後編の実機レビューでお伝えする。

<このライターの記事をもっと読む>
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