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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2017.10.02

え?住人の健康までサポート?スマートホームはすでにここまで進んでいる!

スマートホームと言えば省エネなどの経済性、家電の制御による快適性や利便性、セキュリティ性の向上による安心などが思い浮かびますが、なんと未来のスマートホーム(スマートハウス)は健康までサポートしてくれるようです。今回は、その実態についてお伝えしていきます。

記事ライター:iedge編集部

IoT技術の進歩によって新たに登場したスマートホーム

IoT(Internet of Things=モノのインターネット)とは、あらゆるモノ同士をインターネットで繋いで連携させることで、これまで目に見えなかったデータや情報を収集・可視化したり、それらを元に機器の制御をしたりすることを可能にした技術です。

このIoT技術の進歩によって、私たちの生活は大きく変化してきました。

日本のハウスメーカーは省エネや創エネ機能を持つ住宅を開発して経済性や快適性を備えたIoTを開発してきた一方、海外の技術系企業は家中のあらゆる機器を一括制御できるようにしたうえでセキュリティ性も向上させ、利便性や安心感の高いIoTを開発してきました。

その結果、目に見えなかった電気の消費量を可視化して節電に対する意識が高まったり、家が自ら電気を創り出し蓄えることで効率良くエネルギーを使うことができたりするようになりました。

また、スマホによる操作一つで家中の家電が制御でき、いつでも快適な居住空間を創り出すことができるほか、外出先からでも家の中の様子をチェックしたり、留守番中の子供とカメラ越しに会話ができたりもするようになりました。

さらにエンターテイメントという分野においても、音声コマンド一つで映画や音楽が再生され、それらとリンクして照明が最適な空間を演出してくれるといったことまで可能になったのです。

このように、IoT技術の進歩に伴って登場したスマートホームは、私たちのこれまでの生活に大きな変化をもたらしてくれるものです。

これだけでも十分、素晴らしい技術だと思えるのですが、もしかするとこれらはスマートホームにとってはまだまだ序章に過ぎないかもしれません。

 

スマートホームでは膨大なデータの収集や解析も行われている!

スマートホームに使われているあらゆるIoTデバイスを通じて、想像もつかないような膨大なデータを収集することができます。

例えば、

・住人がいつ、どのデバイスに、どのようなコマンドを下したか?
・ユーザーが好む温度や湿度設定は?
・朝起きる時間と、起きてから出かけるまでにすることの傾向は?
・帰宅時間はおよそ何時?
・よく見る映画やよく聴く音楽は?

もちろん実際にはこんな程度の数ではありませんが、イメージとしてこのような様々なデータが日々、ミリ秒やマクロ秒ごとに蓄積されていくのです。

収集したデータを解析していくことで、例えばこれまでは帰宅してから、

「照明をつけて、エアコンを入れて」

とコマンドを下していたとすると、これからは帰宅と同時に、

「自動で、癒される色や明るさの照明がついて、心地よい温度でエアコンが入り、好みの音楽が流れ始める」

というように、スマートホームがさらにスマートに(賢く)なっていくというわけです。

ただ便利で快適というだけでなく、このように膨大な量のデータを収集・解析し、私たちの生活に反映されているということを考えると、本当にすごい時代になったな……と感心させられます。

もちろん、今よりもAI技術を進化させることや、各IoTデバイス同士の連携、データ収集や解析の効率化や正確性など様々な課題はありますが、すでにこのようなスマートホームは登場しているのです。

そしてそのスマートホーム(スマートハウス)は、私たちの「健康」までもサポートしてくれることになりそうです。

 

スマートホーム(スマートハウス)が健康をサポート!

今後、スマートホーム(スマートハウス)は健康管理にも一役買ってくれるようです。

例えばウェアラブルデバイス(身につけるデバイス)を装着して生活することで、心拍数、脈拍、歩数、消費カロリー、睡眠時間、眠りの深さ、覚醒回数といったデータを収集することができます。

また、日々の食事を撮影するだけで超高精度に解析し、摂取カロリーや栄養素といったデータを収集することもできます。

それらを解析することによって、現在の健康状態や、体調などが日々どう推移しているかがわかります。

さらに、リスクがある病気や、それを予防するために必要な運動、栄養素は何かなどを提案してくれるようになるのです。

実際、横浜市はNTTドコモとand factryと共同で「未来の家プロジェクト」を立ち上げ、すでに2年間に渡る実証実験を開始しています。

上記でご紹介したデータ以外にも、ソファに座るだけでストレス状態が分かったり、洗面台の前に埋め込まれた体重計に乗ればIoT化された鏡に前日と当日の体重、睡眠時間やカロリーなどが表示されたりするデバイスもあります。

これらのデータは専用アプリを通して自分でも確認できるほか、医療機関と連携すれば、病気などを未然に防げる可能性も高くなってきます。

特に一人暮らしの高齢者の方などは、日々の自分の健康状態を知ることはとても重要になってきます。

このような健康管理ができるスマートホーム(スマートハウス)に住んでいれば、例えば、かかりつけの病院に日々のデータが送られるので、医師の方から「ちょっと最近元気がなさそうだな」と心配して連絡をくれたり、往診に来てくれたり……といったことも現実になる可能性を秘めているのです。

 

スマートホーム(スマートハウス)で健康に!は夢じゃない

まだまだ実証実験の段階で、異なるメーカー同士のIoTデバイスが正常に機能するか、データの正確性はどうか、その先にどう繋げていくのかなど、クリアしなければならない点はいくつもありますが、今や技術はここまで進んでいるのです。

「スマートホーム(スマートハウス)で健康に!」

そんな時代がもうすぐ、やってくるかもしれません。

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