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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2018.11.28

目に埋め込みたい!GoogleレンズがPixelスマホ以外でも利用可能に

記事ライター:Yuta Tsukaoka
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これまでのカメラ製品は総じて「がっかり」だった

夜景の見えるデスクに置かれたメガネ

Googleは以前から、カメラを使った検索システムを試行していた。古くは、2009年にまで遡る。「Google Goggle(グーグルゴーグル)」である。

Googleのフィッシングサイトのような名前のこのアプリは、起動してカメラを向けた対象をGoogle画像検索にかけるというものだった。エッフェル塔やゴールデンゲートブリッジにアプリを向けるデモ動画を今でも覚えている。

その後が、2012年に発表された「Googleグラス」だ。こちらはゴーグルとはコンセプトが違い、眼鏡に装着するウェアラブル端末である。視界にバーチャルなディスプレイを出現させ、場面に応じて情報を表示するというもの。たとえばカーナビとか翻訳とかができるという触れ込みだったと思う。

この2つに共通していることを教えよう。がっかり製品だったということだ。Google Goggleはほとんど使い物にならなかったし ――デモ動画がエッフェル塔である時点で、その自信の程は知れるというものだ―― Goolgeグラスは未来っぽくてかっこよかったが、未来すぎて変質者にしか見えなかった。

また、バーチャルディスプレイの解像度にも問題があり、使用感も快適とは言えないものだったのだ。

この、カメラを利用したGoogle検索の最前線が「Googleレンズ」である。ゴーグル、グラスと来て、レンズ。次に同種の製品が出たときの名前が思いつかないので、これが懇親の一作ということなのだろう

もともとはGoogle謹製の「Pixel」シリーズのスマホでしか使えなかったのだが、つい先日(11月末頃)にその他のAndroid端末でも利用可能になった。私の使っているMate 10 Proでも利用できるようになったので、その使用感レビューをざっと紹介したい。

先に感想だけ言っておこう。これを目に埋め込みたい!!

 

意外なほど快適な使用感

これが自分のスマホで使えるようになったとき、私には2つの思いがあった。「またがっかりしたくない」という気持ちと、「こんどこそは頼む」という祈りだ。

まずは、自宅で試してみた動画を見てもらいたい。


(動画撮影:Yuta Tsukaoka)

自宅にあった本(不穏なタイトルで恐縮だ)にかざしてみたところ、書名が認識されてGoogle、YouTube、Twitter、ニコ動、メルカリの検索リンクが表示された。インストールされているアプリから適切なものが自動でレコメンドされる仕組みのようだ。

動画ではTwitter検索をタップしているが、メルカリであれば安値で売られている製品をすぐに見つけることができ、YouTubeとニコ動ではレビュー動画が再生された。

これはなかなか使えるぞ、と何パターンか試してみたので写真で紹介しよう。

アプリ「Googleレンズ」の使用画面①
(撮影:Yuta Tsukaoka)

ある日、有楽町で食べたうどんをgoogleレンズで覗いたら、近くでうどんが食べられる店がいくつか表示され、

アプリ「Googleレンズ」の使用風景②
(撮影:Yuta Tsukaoka)

有楽町駅では乗換案内と食べログへのリンクが表示された。
また、特に便利だったのがこれだ。

アプリ「Googleレンズ」の使用風景③
アプリ「Googleレンズ」の使用風景④
(撮影:Yuta Tsukaoka)

外国語のあるポスターに向けると、文字を自動認識して翻訳してくれるのだ。このポスターには日本語・英語・繁体中国語・簡体中国語・ハングルが書かれているが、すべて正しく認識した。

アプリ「Googleレンズ」の使用風景⑤
(撮影:Yuta Tsukaoka)

試しに新聞を撮ってみたら、日本経済新聞のサイトがレコメンドされるのはもちろん、日付を認識してカレンダーに予定を作成するリンクが表示されたのだ。

マンションのエレベーターが点検で停止するとか、そういった忘れがちで面倒な予定は告知の書面をGoogleレンズで撮影するだけでカレンダー登録可能になる。

どうだろう。素晴らしいとは思わないだろうか?

 

いつかはAIスピーカーとの連動を期待したい

机の上に置かれたAIスピーカー

Googleレンズは、画像認識能力が高いだけでなくAIによるレコメンドが優れていることがわかっただろう。レンズに写ったものの中で、ユーザーがどれを調べたがっているかを予想しているのだ。

この「勘」はAIスピーカーに活かせる。たとえばテレビを見ていて美味そうなピザが紹介されたとき「OK、Google。これどこ?」と呼びかけるとそのピザが食べられるレストランを紹介してくれる、というような使い方だ。

もちろん、AIスピーカーに目があることが前提となるが、それは私がこれまでしつこくその必要性を主張してきたところだ。
Googleレンズを多くのユーザーが使うことによって、このAIはどんどん賢くなる。これを家に招くことのできる日が楽しみだ。

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