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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.10.28
2019.12.26

スタイラスペンがBluetooth対応!Galaxy Note9の魅力をご紹介

2018年8月9日、Samsungは「Galaxy S」シリーズと並ぶ同社の看板スマートフォン「Galaxy Note」シリーズの新作「Galaxy Note9」を発表しました。
デザイン上で大きな変更点はありませんが、バッテリーの大容量化、スタイラスペンの高機能化など、気になる新要素を備えた注目製品です。順に紹介していきましょう。

記事ライター:iedge編集部

大型スマホの草分けとなったGalaxy Noteシリーズ

2018年現在、5インチを超える大きさのディスプレイを持つスマートフォンは全く珍しくなくなり、当たり前のようになっていますが、その草分けといえば、なんといっても2011年発売の初代「Galaxy Note」でしょう。

当時4.2~4.3インチサイズが主流だったスマートフォン業界において、5.3インチディスプレイに、スタイラスペンが標準で付属。スマートフォンでもタブレットでもない「ファブレット」として、話題を集めました。

もちろん、Galaxy Note以前にも2010年発売の「DELL Streak」など、ファブレットと言うべきスマートフォンは発売されていますが、ヒット機とは言い難く、やはり全世界で1,000万台以上を販売したGalaxy Noteこそが、その草分けと見て間違いないでしょう。

その後もGalaxy Noteは現在までコンスタントにシリーズを重ね、Galaxy Note7では発火事故によるリコールなどもあったものの、Samsungの看板シリーズの一翼として成長してきました。

初代Galaxy Noteの5.3インチディスプレイは、今では、もはやコンパクトな部類に入るほど、スマートフォンの大画面化が進んでいます。

そして2018年モデルとして発売されたGalaxy Note9は、いったいどのようなものなのでしょうか。その新要素を見ていきましょう。

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Galaxy Note9は何が変わった?

 

Galaxy Note9、何が変わった?

Galaxy Note9は一見すると、前作Galaxy Note8からほとんど変わってないように見えます。デザイン上で目につく変更点と言えば、指紋センサーの位置が背面カメラの横から下に変わったことくらいでしょうか。

これは、指紋認証でロックを開けようとして、誤って背面カメラに触れてしまうミスを減らし、アクセシビリティの面でも好ましいデザイン変更と言えるでしょう。

また、チップセットも前作のSnapdragon 835から、最新のSnapdragon 845にアップデートされています。

Galaxy Noteシリーズと言えば、記憶にも新しいGalaxy Note7でのバッテリー発火、爆発事故がありましたが、この影響もあってか、前作Galaxy Note8ではバッテリー容量がGalaxy Note7の3500mAhから3300mAhへ軽量化され、安全策がとられたようでした。

その点、今回のGalaxy Note9では、満を持してGalaxy Noteシリーズ史上最大容量となる4000mAhバッテリーを搭載しています。ただ、ほとぼりが冷めたから大容量化したというわけではなく、冷却用のカーボンも内蔵し、万全を期しているようです。

DJ Koh CEOも「Galaxy Note9のバッテリーはこれまでで最も安全だ。ユーザーはこれ以上バッテリーのことを心配する必要はない」と自信を見せています。

 

スタイラスペンがBluetooth対応、もっと便利に!

さて、Galaxy Note9で最も大きな追加要素と言えば、同シリーズの代名詞的存在となっている付属のスタイラスペンが、Bluetoothでスマートフォンと接続するようになったことでしょう。

スタイラスペンは、スマートフォンを指で操作するユーザーや、手書き操作を行わないユーザーにとっては、本体にしまったままずっと使わない状態が多かったかもしれません。

前作Galaxy Note8では、このスタイラスペンにテコ入れが入り、

・画面オフの状態でペンを抜くと、そのまま画面にメモが書ける
・英語のテキスト上にペンを近づけると、翻訳文が表示できる
・写真表示時にペンを近づけると、拡大表示になる

など、これまでの入力ツールだけではない多彩な使い方を確立していこうとしているようでした。

今回、その動きはさらに加速し、スタイラスペンにBluetooth接続機能が追加されました。それに伴い、操作ボタンも追加され、スタイラスペンはGalaxy Note9のリモコンとして使用可能になっています。

使用シチュエーションを紹介すると、

・HDMI出力時、スライドショーのページ送りに使用
・写真表示時に前後の写真へ移動
・動画視聴時に次の動画へ移動
・カメラのシャッターボタンとしての使用

などが挙げられ、今後も使用の幅が広がっていくことが予想されます。

シャッターなどに使えるスマートフォン用のリモコンは、これまでにも様々なメーカーから発売されていますが、Galaxy Note9のスタイラスペンは、本体に収納できるためすぐに取り出しやすく、収納時に自動で充電されるため電池切れの心配がないことなどのアドバンテージがあります。何より標準で付属してくるものなので、これを使わない手はないでしょう。

 

気になる日本発売は?

ここまでGalaxy Note9について紹介してきましたが、やはり気になるのは日本での発売予定です。Galaxy Noteシリーズの多くが日本でも発売されていますが、いくつかのモデルは日本未発売となっているため、Galaxy Note9の日本国内展開に不安を持っているユーザーもいるかもしれません。

しかし、記事執筆時点(2018年9月)で、既に日本語の公式ページが公開されていることや、ドコモのGalaxy Note9と思われる新端末が技適を通過していることから、日本での発売はほぼ間違いないと見ていいでしょう。

正式な情報が入るまでは何とも言えませんが、早くその時が来るのを願うばかりです。

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