LS Miniに内蔵される「AI」とは?
LS Miniは、自宅の家電製品の自動化だけでなく、家族の見守りや、留守中の遠隔対応、さらには、自宅の快適な環境づくりのために、温度などを自動的にコントロールします。
これら自宅のスマート化を実現するLS Miniの仕組みが、「AI」と呼ばれるものです。
AIとは人工知能(Artificial Intelligence)を指し、広く浸透している言葉です。しかしながら、Live Smart社がAIと呼んでいるのは、Adaptive Intelligence、つまり適応型インテリジェンスと呼ばれる知能を指します。
具体的には、家族の身長や体重、年齢などの個人のデータから、間取りや駅までの距離などあらゆるパーソナルデータに基づいて、快適な生活環境にする機能が備わっています。また室温や天気予報、湿度や窓の向きなどのデータを取り込んで、快適な室内環境を作り上げます。
この新しいAI機能は、インド理科大学院Cyber Physical Systems Labとの共同で開発が行われました。
コンパクトなLS Mini
LS Miniの本体は黒色で、大きさは縦横8.5センチメートル、幅2.2センチメートルとなっており、重さもたった71gと非常にコンパクトです。
温度と照度を測るセンサーがLS Miniに内蔵され、外部のスマート家電と連携するために、Wi-Fiと赤外線の2種類をサポートしています。
LS Miniのスマート機能
LS Miniを使用すると、AI機能を使って、空調をコントロールします。リモコンや消費電力の無駄がなくなるので、省エネに貢献します。
Amazon EchoやGoogle Homeといったスマートスピーカーと、LS Miniとを連携させることも可能です。
スマートスピーカーというと、たとえば「オッケー、Google」という呼びかけのあとに命令すると、その呼びかけに応答する機能があります。
スマートスピーカーとLS Miniとを連携させることで、テレビやエアコン、扇風機などを操作できます。またエアコンや照明をつけたり、ライトの明るさを調節したりすることも可能です。
LS MiniはWi-Fiを介して、Wi-Fiに対応するデバイスとの接続もできます。たとえばウェブカメラやスマートロックと接続可能で、自宅のスマートホーム化に貢献します。
LS Miniには、家族の見守り機能も搭載しています。温度や照度を測るセンサーによって、外出中でも自宅の状況を確認できます。子供が家に帰ると自動で空調をつけたり、ウェブカメラと連携することでペットの様子を確認したりできます。
LiveSmartアプリを使ってLS Miniをコントロール
LS Miniは、LiveSmartアプリを使って、ルールやデバイスの設定や操作を行ないます。LiveSmartアプリはAndroid用とiOS用の2種類がありますので、自分のスマホに対応したアプリをインストールするといいでしょう。
LiveSmartアプリを使用するために、アカウントを作成後にLS Miniの設定を行ないます。エアコン、テレビ、シーリングライトなど、LS Miniと連携させたいデバイスを追加して終了です。
LiveSmartアプリを利用すると、空調の温度できたり、テレビや照明をつけたりできます。また自分だけのルールを設定することも可能です。さまざまなトリガーをもとに、家電を一括でコントロールできます。
トリガールールでは、「大カテゴリ」と「小カテゴリ」の2種類を設定する必要があります。
「大カテゴリ」では、日付や時間、ロケーション、作動させたいデバイスを選択します。「小カテゴリ」では、近づいたときや離れたときなど、ルールの条件を選択し、その条件を満たしたときにルールが実行されます。
LiveSmartアプリ以外にも、IFTTTやLINEなどの外部アプリを活用し、ルールを設定することも可能です。
LS Miniの気になる値段は?
Live Smart社は当初キャンペーン価格の4,980円でLS Miniを販売していましたが、7月30日で終了しました。LS Miniは2018年8月現在、6,980円で販売されています。
売れ行きが好調で、初回および第2回の在庫もすでに完売です。次回の入荷は、2018年10月上旬を予定しています。