Polk AssistもGoogle Homeと同じくGoogleアシスタントを使用
GoogleアシスタントはGoogleが開発したAIアシスタントで、双方向での会話を可能にします。Googleは、Googleアシスタントを搭載するスマートスピーカーとして、Google HomeやGoogle Home Miniなどを販売しています。
なお、Googleアシスタントを搭載したサードパーティー製のスマートスピーカーも数種類販売されており、Polk Assistはそのなかでも最新の機種です。
Polk Assistのサイズですが、高さが2インチ(約5センチ)、幅が1インチ(約2.5センチ)ほどです。Google Homeと比較すると、少し角張っています。
Google Homeはスピーカーであると一見わかりにくい形をしているのですが、Polk Assistはボディが保護用ネットで覆われていて、まさにスピーカーといった形状をしています。
Polk Assistの前面には、低音を出力するウーファーが上部に、高温を出力するツイーターが下部に搭載されています。Polk Assistの総出力は40ワットです。
Pork Assistの上部には、音量を調節したり、音楽を一時停止させたり、Googleアシスタントの機能を開始するボタンが設置されています。それだけでなく、LEDによって、音量レベルや、ユーザーの質問および命令を聞いている状態などを識別できます。
Google Homeの場合、LEDが虹のようにカラフルに点滅しますが、Polk AssistのLEDは赤と白の2色だけで非常にシンプルです。
Polk Assistには、入力ポートや出力ポートといったコネクタは搭載されていません。その代わり、Wi-FiやBluetoothを介して外部機器との通信を行ないます。
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Google Homeよりも豊富なPolk Assistの機能
Polk Assistを使用するには、Google Homeアプリをダウンロードする必要があります。Google Homeアプリは、ChromecastやGoogle Homeなどのスマートスピーカーを操作できるアプリです。
Polk Assistにも、GoogleアシスタントやChromecastが内蔵されており、Google HomeアプリでPolk Assistを操作する仕組みになっています。
Polk Assistの機能は、大きく分けて2種類です。
1つめは、音楽を聴くスピーカーとして使用できる点。Googleアシスタントを搭載したGoogle Homeよりも、高音質なサウンドで音楽を聴けます。高音量でも、クリアで歪みのないサウンドを提供します。
Polk AssistにはChromecastが内蔵されています。Chromecastは、TVに接続するとWi-Fiを通じて受信したYouTubeなどの動画配信をTVに表示させることのできる装置で、Chromecastを通じて、Spotifyなどの音楽配信をPolk Assistで聞くことも可能です。
もうひとつは、バーチャルアシスタント機能です。Polk AssistにもGoogleアシスタントを搭載していますので、「OK、Google」という呼びかけのあとにPolk Assistに向かって今日の天気などを問いかけると、その声を聞き取って問いかけに答えてくれます。
Googleアシスタントを経由して、Polk Assistの音量を調節したり、音楽を再生させたり、Google Homeと連携可能なスマートホームデバイスを操作することも可能です。
大声でなければPolk Assistが聞き取れないということはありませんが、Polk Assistが認識できるような音量で伝える必要があります。
とはいえ、30フィート離れた場所で命令や質問しても、Polk Assistは聞き取ってくれるので、十分高性能であるといえます。
Polk Assistのラインナップや価格は?
Polk Assistは白と黒の2色、それぞれ199ドル(約22,000円)で販売されています。Googleが販売するスマートスピーカーのように、複数モデルのラインナップは用意されておりません。
Google Homeが15,120円で販売されているのと比較すると、若干高めです。しかし、Chromecastを搭載していたり、高音質な音楽が聴けたりと、多機能なスマートスピーカーに仕上がっています。