iPhoneで始めるスマートホーム。アプリの特徴やメリットデメリットをご紹介!
iPhoneで始めるスマートホーム(スマートハウス)のアプリの特徴とは
2016年9月13日に「iOS10」のリリースが開始されましたが、その時に新たに追加されたホームというアプリが、iPhoneでスマートホーム(スマートハウス)を始める上で必要になってくるアプリです。
AppleのHomekitというスマートホームプラットホームに対応している製品をコントロールすることができるアプリで、Apple TVをハブとして使用すれば、iOSデバイスを通じて外出先からでも自在に制御することが可能になります。
また、通常であればアプリを立ち上げるための”タップ”が必要になりますが、iPhoneにはSiriが搭載されていますので、Siriにコマンドを伝えることでiPhoneには触れることなくホームアプリを起動させコントロールすることもできます。
その他の特徴としては、
「登録するデバイスに名前をつけられる」
「部屋ごとにグループ分けができる」
という点があります。
例えば玄関の照明を「照明1」、リビングの照明を「照明2」とすればホームアプリ上でも識別しやすかったり、Siriに「照明1を消して」と頼めば玄関の照明が消えたりします。
あるいは「寝室」「キッチン」「リビング」「子供部屋」などと登録しておけば、Siriに「子供部屋の電源を落として」と言えばエアコンやテレビなどの電源を一括で制御することも可能です。
そのほか、iPhoneのスマートホーム(スマートハウス)のアプリについて詳しい情報はAppleのサイトをご覧ください。
iPhoneのホームアプリでできること
Homekit対応のIoTデバイスを設置していれば、ホームアプリを使ってiPhone一つで色々なことができます。
「Hey Siri、ガレージの映像を見せて」と言えばガレージに設置したセキュリティカメラに映る映像を確認することができますし、「リビングの温度を27度に設定して」と言えばセンサーと連動してエアコンが適切に作動します。
また、事前にシーンごとに照明の色や照度、カーテンの開閉、各種電源のオン・オフなども設定しておくことができますので、例えば、
「おやすみシーンにして」と言うだけで、自動で照明が徐々に落ち、カーテンがスルスルと閉まり、寝室以外のエアコンなどの電源が切れ、心地よい眠りにつくためのBGMが流れる……ということもできます。
さらに、Apple TVをハブとして使用すればもっと便利になります。
例えば、あなたの位置情報を取得して、自宅に近づいてくると自動で照明がついたり、玄関に近づくとドアが解錠されてエアコンがオンになったり、外出先にいても屋内外をモニタリングしながらカメラに映る人と会話をすることもできます。
フルに活用すれば、文字通り家を「自動運転」にすることも可能です。
なお、現在発表されているHomekit対応デバイスについては、こちらのAppleのサイトをご覧ください。
メリットとデメリット、今後の展望