Sonos製品としてはかなり廉価なSonos Beam
Sonosのスピーカーとソフトウェアは、細心の注意を払った設計もあり、プレミアム価格で販売される傾向にあります。
これまで、Sonosのサウンドバーといえば、PlaybarやPlaybaseなど、700ドル以上の価格帯の製品が中心でした。
今回、紹介するSonos Beamは399ドルと、Sonos製品としては非常に廉価となっています。Sonosは近日内の株式上場を予定しており、今後できるだけ多くの家庭で使用される方向性を真剣に考えています。
2017年10月に発売したSonos初のスマートスピーカー「Sonos One」と同じように、Sonos BeamにはAmazonの音声アシスタントAlexaが搭載されています。
またAppleのマルチルームオーディオシステムAirPlay 2にも対応しており、Google Assistantでの操作にも、2018年後半に対応する予定です。
Sonosの他のプレミアムスピーカーほどではありませんが、Sonos Beamも幅広いサウンドステージを提供し、非常に優れた音楽パフォーマンスを発揮すると共に、テレビのサウンドをより良くすることができます。
Sonos Beamは、自宅のテレビの音質をよりよくしたいと考えた人が最初に選択するべきサウンドバーではありません。しかし、すでに他のSonos製品を自宅に置き、より多くの機能を求めている人や、音声アシスタントを追加したいと考えている人には最適です。
Sonos Beamは、幅651mm、高さ68.5mm、奥行き100mmのサイズで、他のほとんどのサウンドバーよりも小さくなっています。カラーバリエーションは白または黒の2種類で、壁に貼り付けるための器具は付属されませんが、59ドルで販売されます。
ほとんどのメーカーはサウンドバーにリモコンを付属させていますが、これはSonosの場合には当てはまりません。代わりに、Sonos BeamはスマートフォンのSonosアプリで様々なコントロールを行うことが可能で、もちろん、音声コマンドによる操作もできます。
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