マーク・ジェイコブスとは
マーク・ジェイコブスは、1963年生まれのファッションデザイナー、マーク・ジェイコブスが、1986年、23区やJ PRESSなどのブランドを展開するオンワードの支援を受けたことで開業したブランドです。
古着の要素を取り入れた「グランジスタイル」で人気を博し、他にない独特の世界観でファッション業界の注目を集め続けています。
90年代にはナオミ・キャンベルやリンダ・エヴァンジェリスタなど、当時のスーパーモデルがこぞってノーギャラでショーへ出演し、話題になりました。創業時に支援を受けたのが日本の企業であったこともあり、日本での展開も活発に行っています。
2010年には基礎建築からこだわった世界初のフラッグシップストア「マーク・ジェイコブス青山」をオープンするなど、最も重要な市場の一つとして活躍を続けています。
そんなマーク・ジェイコブスですが、2017年に初のハイブリッドスマートウォッチ「Riley」をリリースし、人気を博したのは記憶に新しいところです。
ここで得たノウハウを活かして、満を持してリリースされたタッチスクリーン式スマートウォッチが「Riley Touch Screen」です。
(Video:YouTube/Marc Jacobs)
多彩にカスタマイズ可能なウォッチフェイス
Riley Touch Screen自体のデザインを見てみると、驚くほどベーシックです。スマートフォンでは極細のベゼルが全盛の中、あえて太めに作られたベゼルが印象的な以外は、典型的な「時計」そのもののデザインです。
タッチスクリーンで時計全体の雰囲気をガラリと変えられるスマートウォッチというデバイスの特性上、本体デザインはあまり主張しないほうがいいという方向性なのかもしれません。
当サイトでも以前紹介したKate Spade Scallopとは、また別方向からのアプローチです。
Riley Touch Screenをより個性的にするのは、標準でインストールされている8種類のウォッチフェイスです。
それぞれのフェイスはディスプレイを左右にスワイプするだけで選択可能で、それぞれに複数のカラーバリエーションやパターンがあるため、同じデザインでもその時々の気分で違った雰囲気を演出できます。
各バリエーションはマーク・ジェイコブスのデザイナーによってセレクトされているため、まさにどれを選んでも外れナシです。
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iOSでもAndroidでも利用可能!
iOSでもAndroidでも利用可能!
Riley Touch Screenに搭載されているのは、Androidをベースとしたスマートウォッチ用OS「Wear OS」です。かつては「Android Wear」の名で展開されていましたが、iOS端末ともペアリングできることを強調するため、Androidの冠が外されています。
Riley Touch Screenでは、そんなWear OS搭載端末として、Google Fitを用いた活動量計測、スマートフォンの通知や受信の管理、音楽プレーヤーの操作、Googleアシスタントなど、多彩な機能を備えています。
Google Playストアからお好みのアプリをインストールして機能を追加することも可能です。
特にうれしい機能といえば、通知や着信の管理です。スマートフォンをバッグに入れている機会が多い女性にとっては、電話やLINE、メールをついつい見逃してしまいがち。
その点、スマートウォッチをつけていれば、大事な着信も、すぐに確認したいメッセージも、逃すことはありません。
デザイン性の高いスマートウォッチを求めるなら是非おすすめ!
いかがだったでしょうか。今回はマーク・ジェイコブス初の本格スマートウォッチ「Riley Touch Screen」について紹介してきました。
どんな服装にも合わせやすいデザインに、確かな機能性に加えて、「マーク・ジェイコブスのスマートウォッチ」であることは大きな魅力です。堅実な機能性はもちろんのこと、スマートウォッチに高いデザイン性を求めているなら、是非おすすめの製品です。
また、気になる価格ですが、4万5,360円(税込)と、2~3万円代が多いマーク・ジェイコブスの時計としては少々高めの設定になっています。ただ、もちろん、一般的に通常の時計よりもスマートウォッチのほうが値段は高くなりがちです。
Riley Touch Screenの値段は、標準的なスマートウォッチにマーク・ジェイコブスのブランド量が加わったと思えば、そう高いものではないかもしれません。例えば、Apple Watchのエルメスコラボモデルは約15万円前後と、かなり高額になっています。
これはもちろん、エルメスとマーク・ジェイコブスの価格帯の違いもありますが、Riley Touch Screenは幾分お得な感覚になるかもしれません。デザイン性の高いスマートウォッチをお探しの方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
(画像引用:https://www.marcjacobs.jp/)