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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.07.23
2020.01.20

傘が天気を教えてくれるBluetoothアンブレラ「JONAS」の魅力に迫る!多種多様なスマートアンブレラも併せてご紹介!

雨が降っていなくて傘を持たずに外出。そんな日に限って、雨というような経験ありますよね。そこで便利なのが、天気を教えてくれる傘「JONAS」です。一体、どういう仕組みなのでしょうか。

記事ライター:iedge編集部

1、スマホ連動型IoTスマートアンブレラ

OPUS ONEという海外ブランドから登場したBluetooth機能を搭載した傘。その名も、「Smart Umbrella “JONAS”(スマートアンブレラ “ジョナス”)」。

専用アプリをインストールして、スマホと連動させることにより、従来にはない機能を持つことが特徴です。IoTのチカラによってスマートに生まれ変わった傘だと認識してください。

 

2、英国紳士を思わせるジェントルマン

JONASがどれだけ素晴らしい傘なのかという説明に入る前に、確認して欲しいのが見た目です。傘の柄の部分が、ハットをかぶり、口ひげを生やしています。そうです、この外見はまさしく英国紳士そのもの。首の下には、白シャツと蝶ネクタイと、細部のデザインにまでこだわっています。

おしゃれなデザインであることはもちろん、傘立てに複数の傘がさしてある場合は、すぐに見つけることができますね。

またカラーバリエーションは、サドルブラック、ネイビーブルー、ペブルグレー、バーモントグリーン、クリームベージュ、モナークオレンジ、ローズレッドの7色となっています。どのカラーも落ち着いた色合いです。

 

3、雨の日が楽しみ?多機能すぎる傘

JONASがスマートすぎると言われる所以を確認すれば、傘はいつまで経っても進化しない道具だと思われていたのは、過去の話なのだと理解できるでしょう。

 

3-1 JONASを見れば天気が分かる

慌ただしい朝、悠長に天気予報を確認している暇なんてないですよね。では、持っている傘が「今日、雨が降るかどうか」を教えてくれたらどうでしょうか?専用アプリとBluetoothで連動しているJONASを活用すれば、自分が住んでいる地域の天気予報を教えてくれる画期的な機能を備えています。

 

3-2 スマホを忘れても、JONASが解決

うっかり、電車などに傘を忘れてしまう時ってありますよね。逆にスマートフォンをお店の机に置きっぱなしなんてこともよくある話。JONASとスマートフォンは連動しています。JONASを横に振ると、スマホから音が鳴ります。「スマホがない!」と言って慌てて探し回る必要もなくなります。

住んでいる地域の天気が雨の場合は、ハットの上の部分が赤く点灯してお知らせをしてくれます。出かける前にパッと傘を見るだけで、傘を持っていく必要があるのか確認できるため、非常に便利でしょう。

 

3-3 JONASが電話やメールをキャッチ

大事な連絡を待っている時、家の中であれば問題ありませんが、外出時に音を鳴らすわけにはいきませんよね。雨が降っていると、通知にも気が付かない場合があります。でも、安心してください。JONASをさしている状態で電話やメールがくると、傘の柄がブルッと震えて通知をお知らせしてくれます。

4、JONASの初期設定方法

IoTのチカラでスマートに進化した傘。これなら、雨の日だって憂鬱になることも少なくなりますよね。それでは、「JONAS」の素晴らしい機能を活用するために、設定方法を確認していきましょう。

 

4-1 まずは電池をセット

「JONAS」は電池のチカラによって働いています。ハット部分を回して頭を外し、ここに単4電池を4本セットして、元に戻しましょう。

※電池交換が必要な場合は、ハット上部がオレンジに点灯してお知らせしてくれます。

 

4-2 専用アプリをインストール

注意しておきたいのが、「JONAS」は単体で何かを成し遂げることはできないということです。機能をフル活用するためには、相棒となるスマートフォンが必要不可欠です。その2つを連動させるために、専用アプリをインストールしましょう。iTunesのApp Storeから無料で入手することができます。

 

4-3 エリア登録

「JONAS」は広域の天気予報を認識できるわけではなく、ある特定のエリアのみを対象としています。それが、事前に登録したエリアです。東京に住んでいて、明日北海道に行きたいから天気を教えて!と「JONAS」にお願いしても無視されてしまうだけですので気をつけてください。ちなみに「JONAS」は日本語にももちろん対応しています。

 

5、JONASはこれまでの傘の領域を超えた傘!

「JONAS」の素晴らしさを知ったいま、「傘なんてどれも同じだ!」と思っていたことが覆されている人も多いのではないでしょうか。「JONAS」は単なる傘ではありません。むしろ、傘という領域を超えた傘なのです。これからは、1人1本「JONAS」が必要な時代が訪れるかもしれません。

 

次のページ>JONASのほかにも多種多様なスマートアンブレラが登場している!

6.「JONAS」以外にも多種多様なスマートアンブレラ

Kisha

Kishaは、クロアチアで最大手の傘メーカーである「Hrvatski Kišobran」がプロデュースしている商品です。

Bluetoothによりスマホとのワイヤレス接続が可能で、傘を置き忘れた場合にアラートでお知らせしてくれたり、最後に傘を置いた場所を記録してくれたりと紛失を防止してくれます。

また、Kishaはその日の天気予報が雨を予想していた場合、傘を持っていくようスマホへアラートを発信してくれます。

通知をしてくれる時間は自由に決められるので、自分が普段仕事や学校で家を出る時間に設定しておくと、傘がないため濡れてしまうという心配もありません。

クロアチアの最大手の傘メーカーということもあり、耐久性があり丈夫で、かつ防錆加工により長く使用できることが期待できます。

HAZ

HAZにはリチウム電池とモーターを内蔵していることで、ボタンを押すだけで、自動で開閉できます。開き方にも工夫がされており、勢いよく開くのではなくスムーズな動作により水滴が飛び散りません。

雨の日に荷物が多いと傘を開くのも一苦労ですが、HAZは片手で簡単に開閉ができることから日常使いにも非常に便利です。

HAZはBluetoothを搭載しているためスマホとの接続が可能で、HAZとの距離がBluetoothの接続範囲から外れた場合に置き忘れていると判断してお知らせしてくれます。

また、最後にBluetooth接続をした場所を記録することにより、どこに置き忘れたかを突き止めることも可能です。

さらに、HAZはSPF50+となっているため、紫外線もカットしてくれます。雨の日だけでなく日傘としても活躍してくれるでしょう。

Davek Alert

Davek Alertは、38インチモデル、43インチモデル、55インチモデル、の3種類の大きさから選ぶことができます。女性の方は小ぶりな方がいい、荷物が多いから幅のある傘がなど傘のサイズを重視する人にはおすすめのスマートアンブレラです。

Davek Alertには、傘自体に通信モジュールが搭載されており、スマートフォンと連携させることで約9メートル離れるとアラートが鳴り、置忘れを防止してくれます。

また、Davek Alert耐久性の高さも特徴で、台風レベルの強風にも耐えうる強度となっています。つくりがしっかりしている分、長く愛用することができます。

oombrella

天気共有アプリのWezzooが開発している商品で温度や気圧、湿度などをセンサーが計測してくれます。

計測したデータから天気を予測し、雨が降り出す前にアラートを鳴らして知らせてくれるため回避が可能です。また、傘のハンドル部分を光らせて、ブザー音を発してお知らせをしてくれます。スマホの通知で気づかない場合でも、傘を持っていれば、ゲリラ豪雨が迫ってきているとしてもブザーと光で教えてくれるので、いきなり雨に降られてずぶ濡れになることは防げるかもしれませんね。

また、Bluetoothにより接続が切れた場所を知らせてくれたり、一定の距離が空くとアラートを鳴らしてくれたりと、置忘れを防止してくれる機能を付帯しています。

TARAbrella


TARAbrellaはカナダのTARAチームがクラウドファンディングサービスを利用して開発したスマートアンブレラで、デジタル気圧計と湿度計が搭載されています。

それらの機能が35秒間で1回計測することで6時間後までの天候を予測し、傘の持ち手部分にあるLEDライトの光り方で天気を把握することが可能です。

LEDライトが点灯していなければ「晴れ」、青色に点滅していれば「曇りもしくは小雨」、点灯していると「雨」を意味します。

玄関に置いておくことで今後の天気を把握でき、事前に傘を持ち歩けるため雨に濡れることを回避できます。

また、TARAbrellaは取り外しができる無線タグを搭載しているため、スマホがなくてもBluetoothの接続により一定距離が空くとアラートを鳴らし置忘れを防止する機能付きです。傘と無線タグの距離がおよそ9メートル空くとアラートが発動します。

さらに、TARAbrellaは約198グラムという軽さも魅力のポイントです。その理由は、素材にカーボンファイバーを採用しているためです。他の荷物を持っていたとしても、198グラムであればそこまで負担に感じることもなく、女性でも気軽に使用できることでしょう。

重量もそうですが、カーボンファイバーを使用することで高い耐久性も誇ります。

他にも、TARAbrellは持ち手部分だけでなく、先端部分にもLEDライトが搭載されているため、夜道や濃霧時、さらに雨の日などでも視認性が良いことから安全性が高いです。街灯が少なく、暗い道をあることが多い人や、夜道や濃霧時に車を運転する人に知らせるといった意味でも見逃せない機能でしょう。

面倒に感じる人が少なくない充電については専用の機器に引っかけておくだけで簡単にでき、壁に設置できるため場所も取らないことから使い勝手が良く評価も高いです。

今回は、JONASを中心にご紹介してきましたが、JONASをはじめ、数々のスマートアンブレラが発売されていることがわかります。

スマートアンブレラはただ単に雨を避けるだけではなく、私たちの暮らしをより快適にしてくれることでしょう。

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