Googleアシスタント初のスマートディスプレイ
現在、一般向けのスマートディスプレイに関しては、Echo Show、Echo Spotを擁するAmazonの実質的な独占状態にあります。Lenovo Smart Displayは、Googleアシスタント初のスマートディスプレイとして世に出ることとなります。
Googleは2018年1月のCES 2018で、第三者企業とパートナーシップを結び、Googleアシスタントとディスプレイを備えたスマートスピーカーを発売することを発表しました。
これには2018年夏に発売予定のLenovo Smart Displayも含まれます。その特徴について、順に見ていきましょう。
縦にも横にも置ける洗練されたデザイン
Lenovo Smart Displayを見て最初に気がつくのは、その洗練されたデザインです。少々やぼったい感もあるAmazon Echo Showに比べて、より合理的でミニマルなデザインになっています。
2モデルが展開される予定で、8インチモデルは150ドル、10インチモデルは250ドルで入手できます。
どちらのモデルも、デバイスの前面にスピーカーを備えています。ユニークな特徴としては、好みに応じて縦置きにも横置きにもできるということです。
側面には、ボリュームボタン、マイクオン/オフスイッチ、カメラのオン/オフスイッチがあり、赤いインジケータが点灯していればカメラが有効になっています。プライバシーを気にする人は、カメラの状態を確認するといいでしょう。
ディスプレイの解像度は、8インチモデルが1280×800、10インチモデルが1920×1200となっています。この高精細画面が活かされる場面といえば動画の再生が思い浮かびますが、Lenovo Smart DisplayではYouTubeを再生できるという特筆すべき利点があります。
Echoシリーズで再生できないYouTubeの動画を再生可能!
Amazon Echo Show/Spotでは、GoogleとAmazonの競争関係のために、Googleが所有するYouTubeの動画は再生不可になっているため、これは大きなアドバンテージとなります。
実際、ディスプレイ付きスマートスピーカーの需要のかなり大きな部分を占めるのが、動画再生、特にYouTubeの動画再生です。
Google Homeでできることはすべて可能