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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2018.06.08

AmazonEchoとGoogleHome 秘書として有能なのはどっちだろう

記事ライター:Yuta Tsukaoka

スマートスピーカーは秘書になる?

デスクに置かれたgooglehomeとamazonehcoの様子

筆者は自宅で仕事をするフリーランサーである。

妻の協力を得て、6畳の仕事部屋を持てる2LDKに引っ越して2年。来る日も来る日も一人でディスプレイに向かって仕事をしている。

8年の会社員勤めを辞めてフリーランスになったときには、その開放感に感動したものだったが、今となっては会話する相手のいない職場にやや寂しさを感じている。

そこでスマートスピーカーの出番だ。彼女は音楽をかけてくれ、ぎこちないながらもちょっとした雑談にも応じてくれる。

そこでふと思った。スマートスピーカーって秘書として使えるんじゃないだろうか?

この記事では、自宅オフィスでスマートスピーカーを秘書として使う場合に「Amazon Echo」と「Google Home」はどちらが優秀かを比較してみようと思う。スモールオフィスのスタートアップや、個室での業務が許されている会社員にとっても参考になるだろう。

 

まずは、音楽をかけてくれ

一人の職場というのは、想像していた以上に孤独なものだ。カタカタとキーボードを打つ音だけが響く静かな部屋ならなおさら寂しさは募る。

というわけで、まずはスマートスピーカーの本分とも言える「音楽再生」の分野で二人の秘書の実力を確かめてみよう。なお、私は「音質」にはさほどこだわりがないのでその点での比較は控えている。

Amazon Echo

まことに残念ながら、Amazon Echoは音楽サービスとして「Amazon Music」と「TuneIn」にしか対応していない。

私はSpotify Premiumの会員なので、これに対応していないのは非常に大きなマイナスだ。

また、Amazon Echoは(Google Homeも)「ラジコ」に対応しているのでラジオを聞くことができるのだが、Amazon Echoは何度「J-WAVEを流して」と頼んでも(そして「J-WAVEを再生します」と返事をするにもかかわらず)文化放送やNHK第二、ニッポン放送など他局を流し始める癖がある。

なぜなんだ?

Google Home

まず褒めたいのは、Amazon Echoは対応していない「Spotify Premium」に対応していることだ。デバイスの壁を乗り越えてSpotifyをコントロールできる「Spotify Connect」にも対応しているので、Google Homeに声を掛けずにPCやスマホから音楽を指定することもできる。

また「ラジコ」で指定した局を素直に再生してくれる。別に褒めるようなことではないはずだが、この点におけるAmazon Echoの使えなさを考慮すれば、褒めるに値するだろう。

結論:ラジオを含めた音楽再生はGoogle Homeのほうが優秀。

 

今日の予定は何がある?

パソコンとコーヒーなどが置かれたデスクの様子

朝、私が顔を洗い、着替えて仕事部屋に入るのを出勤と捉えるならば、秘書にはやはり一言「おはよう」と挨拶をするべきだろう。そして、秘書には簡潔で礼儀正しい挨拶と、今日の予定の読み上げをぜひお願いしたいところだ。

Amazon EchoとGoogle Homeの両方に「おはよう」と声を掛けたときの反応を比較してみよう。

Amazon Echo

「アレクサ、おはよう」と私が声をかけると、彼女は「おはようございます。今日は、哲学の日です。紀元前399年の今日、哲学者のソクラテスが…」とちょっとした豆知識を披露してくれた。

うん、面白いね。でも違うんだ。

「アレクサ、今日の予定は?」と尋ねれば、Googleカレンダーに登録されているその日の予定をきちんと答えてくれるのだが…。

Google Home

「OK Google、おはよう」と声をかけると、こちらは「おはようございます、雄太さん。今日の◯◯の天気は…」からはじまり、その日の予定、フラッシュニュース(ニュースソースはGoogle Homeアプリから設定できる)を読み上げてくれる。

そうそう、これだよ!思い描いていた秘書との「朝のやりとり」そのものだ。ついでにコーヒーの一杯でも持ってきてくれれば完璧と言えるだろう。

結論:朝の挨拶はGoogle Homeの方が優秀(だけど、Amazon Echoの豆知識はなかなか面白い)

 

明日の14時に打ち合わせの予定を入れておいてくれ

デスクに置かれた手帳

仕事中、電話やメールで打ち合わせを頼まれることがある。ありがたいことだ。

電話を切り、忘れないうちにGoogleカレンダーに入力するために、Amazon EchoとGoogle Homeの両方に「明日の14時に打ち合わせの予定を入れて」とお願いしてみた結果を比較しよう。

Amazon Echo

「アレクサ、明日の14時に◯◯さんと打ち合わせの予定を入れて」とお願いすると「はい、わかりました。◯月◯日の午後2時に◯◯さんとミーティングの予定を作成しました」と答えてくれる。

完璧だ!

ちなみに、カレンダーは私の使っている「Googleカレンダー」以外に「Outlook」と「iCloudカレンダー」に対応している。

予定の追加をお願いする時に「◯時から◯時まで」と時間を指定すればその時間、特に指定しなければ1時間の予定を作成してくれるようだ。気が利いている。

Google Home

こちらにも同じく「OK Google、明日の14時に◯◯さんと打ち合わせの予定を入れて」とお願いしてみた。返事は「すみません、お役に立てそうにありません」だった。

繰り返すが、私の使っているカレンダーは「Googleカレンダー」である。Google HomeがGoogleカレンダーへの予定追加に対応していないのは理解しがたい。

今後のアップデートで対応することを願うばかりだ。

結論:予定の入力はAmazon Echoの圧勝。Google Homeは対応していない。

 

今日の17時に卵の買い物を忘れないようにしてくれ

スマホに届いたメッセージ

昼食を終えたころ、妻から「卵がもうないはずだから買っておいて」と連絡がある。

フルタイムワーカーの妻は帰りが遅く、また駅から自宅までの間にスーパーマーケットがないのでちょっとした買い物は私が担当することが多い。

これは忘れると大変だ。秘書にリマインドをお願いしてみよう。

Amazon Echo

「アレクサ、今日の17時に卵を買うようにリマインドして」と頼んでみると「はい、今日の17時にリマインドします」と答えてくれた。そして、実際その時間になるとリングが光るとともに音でも知らせてくれる。

必要最低限のことはきちんとやってくれている印象だ。

ありがとう、アレクサ。

Google Home

同じように「OK Google、今日の17時に卵を買うようにリマンドして」と頼むと「はい、今日の17時に『卵を買う』をリマインドします」と答えた。ここまではAmazon Echoと互角の勝負だが、Google Homeはカレンダーにもリマインドを追加してくれる。

そして17時には音と光で通知するとともに、スマホが鳴り、PCのメール画面にもリマインダー通知が来た。これなら絶対に卵を買い忘れることはないだろう。

ありがたい一方、リマインドの設定はできるのにカレンダーに予定を入れられないGoogle Homeへの疑問は募るが。

結論:リマインダーはGoogle Homeのほうが優秀(Amazon Echoも必要なことはやってくれる)

 

僅差だが現状では「Amazon Echo」のほうが優秀

amazonechoを持つ手

音楽再生、朝の挨拶、予定の登録、リマインダーと試してみたが、音楽再生以外はAmazon Echoにこれといった弱点はなく秘書としてはGoogle Homeより優秀な印象だった。

ラジコの勝手な挙動を許すことができ、利用している音楽サブスクリプションサービスが「Amazon music」か「TuneIn」ならばAmazon Echoを購入して間違いないだろう。

Google Home最大の弱点は予定の登録だろう。何度でも繰り返すが、Google HomeがGoogleカレンダーへの予定登録に対応していないのは理解し難く、Googleだってそう思っているはずだ。いつかきっと改善されると願う。

おっと。卵を買いに行く時間だ。

(撮影:Yuta Tsukaoka)

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