スマホをリモート操作できるQmote Sとは?
20年前から考えれば、現在のスマホですら想像もしなかったくらい便利なデバイスですが、その便利なスマホを、さらに便利に使うことができるようになるのが、今回ご紹介するQmote S(キューモート エス)です。
Qmote Sはギターピックのような形をしたキーホルダー状のボタン式リモコンで、Bluetooth経由でQmote Sとスマホをペアリングすれば、スマホに触らなくてもさまざまな機能を実行することができるようになります。
たとえば、
Qmote Sを1回クリックしてスマホのカメラを立ち上げて写真を撮る
Qmote Sを2回クリックして音楽を再生する
Qmote Sを3回クリックして見つからないスマホを探す(音を鳴らす)
Qmote Sを1回クリックして位置情報の送信と通話をする
など、Qmote S専用アプリ上で合計9種類のクリックパターンとそれによって実行するアクションを紐づけるだけで、スマホに触れずにさまざまな機能が使えるようになるのです。
ちなみに、スマホの音を鳴らす場合はマナーモードになっていても問題ないとのことですので、スマホを見失いがちな方にとって、Qmote Sは心強い味方になってくれることでしょう。
さらに、Qmote SはBluetooth経由でPCとペアリングさせることも可能です。
パワーポイントを使ってプレゼンする際にQmote Sをクリックするだけでページ操作ができるようになるなど、プレゼンをスムーズかつスマートに進めることができるようになります。
また、Qmote Sの面白い機能としてフェイクコールがあります。
相手の話が長すぎて疲れた時などにQmote Sをクリックすれば、あらかじめ登録しておいた架空の相手から電話がかかってくるというものです。
着信音や着信画面は一般の着信とほぼ見分けがつきませんので、Qmote Sをクリックしている瞬間を見られなければ、電話がかかってきたように中座できるので、ちょっとした息抜きに有用かもしれません。
多用はおすすめできませんが、Qmote Sにはこうしたユニークな機能も搭載されています。
なお、Qmote SはiOSとAndroidで操作できる機能に若干の違いがありますが、音楽再生、リモート操作、発信、フェイクコール、ナビ起動、音量調節など基本的な機能はどちらでも設定できます。
ただし、Qmote Sでリモートシャッターが可能なのは、今のところAndroid端末のみのようです。iOS端末を使っている方は、今後の展開に期待しましょう。
そのほか、Qmote SのOSごとに設定可能な機能について、詳しくはQmote S販売ページの最下部をご確認ください。
IoTプロダクトのスイッチにもなる