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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2018.02.23

おもちゃの遊び方が劇的に広がるデバイスやLPWAまで、IoTと電池の関係について

動かないおもちゃや、ユーザーが意図的にコントロールすることが不可能なおもちゃなども“動くおもちゃ”に変えてしまう話題のIoT電池のご紹介とともに、今後IoTが発展していくために欠かせない技術と言われているLPWA(Low Power Wide Area)など、今回は「IoTと電池」の関係について考えてみましょう。

記事ライター:iedge編集部

子供の創造力や感性に刺激を与えるIoT電池「MaBeee」とは

スタートアップのノバルス株式会社が開発したMaBeee(マビー)は、乾電池で駆動する子供のおもちゃ遊びの可能性を劇的に広げ、創造力や感性を伸ばすきっかけをも与えてくれる“通信する乾電池型IoTデバイス”です。

IoT電池本体は単3電池形状になっており、市販の単4乾電池を装着して使用します。

一般的に乾電池で駆動するおもちゃは2本~4本など複数本必要になりますが、MaBeeeはそのうち1本だけ装着すればしっかり機能を果たしてくれるというのも嬉しいポイントです(直列型のみの対応です)。

スマホに以下4種類の専用アプリをインストールすることでMaBeeeを使ったさまざまな機能を利用することができるようになります。

〈MaBeee コントロール〉

おもちゃを動かすために必要なアプリです。MaBeeeと連携させることで、スマホを振ったり傾けたり、あるいは声を出したりなどのアクションによっておもちゃを走らせる、工作ロボットを動かすなどの操作が可能になります。

〈MaBeee ライト〉

電池駆動式のLEDライトにMaBeeeを装着するだけで、これまでオンオフしかできなかったものでもアプリから調光が可能になったり、音声モードを使うことで音楽に合わせてイルミネーションが点滅したりといった光の演出が可能になります。

〈MaBeee レーシング〉

たとえばミニ四駆に装着すれば本格的なレースが楽しめるようになるアプリです。アクセルを踏み込むようにスマホを傾けたり、ブーストボタンで一気に加速したり「行け!」の声で発進させるマイクモードなども利用できます。

〈MaBeee トレイン〉

走る・停まるだけだったプラレールも、このアプリを使えば加減速が可能になるほか、徐行運転させたり警笛を鳴らしたり、駅に停車して発車音を鳴らしたりなど、臨場感あふれる操作を楽しむことができます。

 

IoT電池「MaBeee」は自作のおもちゃ・ぬいぐるみも動かせる

夏休みの自由研究や工作の時間に牛乳パックや木材などで作ったお手製のロボット、恐竜などもIoT電池MaBeeeを装着すればあっという間に“動くおもちゃ”に早変わりします。

友達同士での対決や協力プレイなども可能になりますし、また使い方次第では音を奏でるおもちゃなども作れると言います。

乾電池駆動の動物のぬいぐるみなどでは、「おいで」と声をかけるとまるで本物のペットのように自分のほうに歩いてきてくれたりもします。

このようにIoT電池は使い方次第でおもちゃ遊びの可能性が無限に広がるうえ、子供の創造力や感性を伸ばしてくれるMaBeeeは、Amazon.co.jpなどのECサイトで1本4,000円~5,000円前後、2本セットでも7,000円程度で購入することができます。

装着する単4電池を交換すれば半永久的に使用できますので、コスパという点でも非常に優れているIoT電池です。

 

電池はこれからのIoTにとって大きな存在になりうる?

省エネ性能のデバイスが多いとはいえ、IoTはインターネットに繋がり、データを送受信することになりますので、少なからず“電力”が必要になります。

2020年には数百億台にまで増えるというIoTデバイスですが、仮にその全てが電力を必要とすると果たしてどれだけ膨大な量の電力となるのか、そもそもその電力をどう賄うのか、といった問題も浮上してきます。

そこで注目を浴びているのが乾電池1つで1年~2年通信できてしまうと言われている話題の通信技術LPWA(Low Power Wide Area)、読んで字のごとく「少ない電力で広範囲にわたって通信可能な技術」です。

LPWAで扱うことができるデータ量は極めて少なく、下りの最大通信速度は100bps~400kbps程度(参考までにLTEは325.1Mbps)程度と言われています(いずれも理論値)。

ですが、IoTデバイスやクラウド間でやり取りされるデータのほとんどは半角英数字などの文字コードですので、その程度の通信速度で十分賄えるというわけです。

京セラ株式会社などは、すでにLPWAの通信規格である、

・LTE Cat
・M1
・NB1

に対応した7種類のセンサーと電池を標準装備した「IoTユニット」を開発するなど、低消費電力かつ広範囲に対応できるLPWAに大きな注目が集まっています。

移動中あるいは障害物がある場合に通信しにくくなるという課題を抱えてはいますが、電池1本で長期間使用できる通信技術は電力というIoT発展のための課題に大きく貢献してくれるのではないかと期待されています。

MaBeeeしかり、LPWAしかり、電池はこれから来るIoT時代においてより重要なピースとなりうるかもしれません。

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