話題のIoT電球といえばPhilips Hue
いち早くスマートホーム市場に登場したPhilips Hueは、Amazon Alexa、Apple Homekit、Google HOMEなどに対応しているIoT電球です。
E26口金型で汎用性の高いタイプは、さまざまな白光色を表現することができる「Hue ホワイトグラデーションランプ」と、最大1,600万色の中からシーンや好みに合わせてカスタマイズすることで非日常的な空間を味わえる「Hue ランプ」の2種類があります。
ホワイトグラデーションランプは白光色のみの調光ですが、温かみのある白からクールな白まで幅広く変化させることができますので、自然な就寝や目覚めに効果的だったり、読書、リラックスタイム、集中などにも活用できたりします。
一方フルカラーのランプはApple Homekitに対応していて“Hey Siri”の音声コマンドで制御することができます。光のペイントを楽しんだり、音楽や映像とシンクロさせてライブ会場さながらの空間を創り出したりすることも可能です。
そのほかにも、ポータブルタイプでアウトドアなどでも活躍してくれそうな「Hue go」、家具などに取り付ければあっというまにオシャレな間接照明が完成する延長可能なリボンタイプの「Hue ライトリボン プラス」などのラインナップがあります。
なお、ポータブルタイプ「Hue go」以外の3タイプをコントロールするためには「Hue ブリッジ」が必要となりますので、初めて導入するという方はスターターキットを購入し、必要に応じて単品でランプを追加していくことになります。
上記でご紹介した公式サイトの各デバイスのページには動画もアップされていますので、ぜひご覧ください。
出かける直前に天気予報を教えてくれるTeNKYU
思わず「なるほど!」と唸ってしまうのが、株式会社TeNKYUが開発したアプリをインストールできる電球型IoTデバイス、その名もTeNKYUです。
何か目新しいものを導入するわけではなく、どの家庭にもある電球をIoT化させたことで、特別な工事や設置も必要なく、生活にごく自然に溶け込むことに成功しました。
Wi-Fi接続によってインターネット上あるいはインストールしたアプリからさまざまな情報を取得し、搭載された人感センサーが人の動きを検知するとその時間帯の情報を色でユーザーに知らせてくれるというものです。
たとえば、現在のところ連携しているのはiOS用の天気予報アプリですが、玄関に設置しておくと、外出直前の靴を履いている時などに人感センサーが検知し、その時点での天気予報によって“降水確率50%なら青”などのように光ってくれます。
これなら出がけに傘を忘れることも大幅に減りますし、傘を持って出るか迷って、結局持たずに出たら雨に打たれてしまったということも減るのではないでしょうか。
インストールできるアプリは今後続々と登場予定で、防犯アプリ、来客通知アプリ、高齢者見守りアプリなどが追加される予定です。サードパーティーをユーザーが自由にインストールできるようになれば、さらに便利に使えるでしょう。
見守りサービスも登場