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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2018.02.23

IoTのデメリットやリスクを知ることが有意義なIoTライフにつながる

メディアなどでも頻繁にIoTについての話題が取り上げられ、その利便性や快適性などが広く浸透しつつありますが、デメリットやリスクについて考える機会はまだ多くありません。いずれやってくるIoT全盛時代、より有意義なIoTライフを送るためにも、私たちはIoTのデメリットやリスクを知ることが大切になってきます。

記事ライター:iedge編集部
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IoTの普及は確定的、デメリットやリスクを知っておくことが大切

「IoT」という言葉をここ数年メディアなどで取り上げられているのを見て知ったという方もまだまだ少なくありませんが、そもそも携帯電話(ガラケー)やスマホも、インターネットにつながる電話を意味するため、そもそもIoTであり、そう考えるとIoTはすでに私たちの生活に深く浸透しているということが言えます。

車の自動運転などにもIoT技術が導入されていますし、スポーツの世界でも活用されています。あるいは一般家庭レベルで言えば、HEMSなどのエネルギーマネジメントシステムを導入したスマートハウスも広義でIoTですし、スマートホーム向けのIoTデバイスも続々と登場しています。

ほかにも農業、製造、物流、医療、介護、教育などあらゆる分野においてIoT技術が導入され、活用されています。

日本だけではありません。今や世界各国で日々IoT技術が開発・改良され、さまざまなビジネスやサービスを生み出しています。たとえ「自分には無関係」と思っていても、否応なしにIoT全盛時代がやってくることはもはや確定的なのです。

IoTによるメリットを考えてみると、

・私たちの生活を豊かで便利なものにしてくれる
・日本の超高齢化や少子化による課題を解決してくれる
・エネルギーの効率利用を可能にしてくれる
・新しいビジネスやサービスの創出につながる
・高齢者の健康的で快適な暮らしをサポートしてくれる

などさまざまなメリットが浮かびますが、その反面、IoTにはデメリットやリスクも当然ながら生じます。

私たちユーザーはメリットだけでなく、IoTに潜むデメリットやリスクを知っておくことが大切です。

 

IoTにおいて考えられるデメリットやリスクとは?

IoTのデメリットを語る上で欠かせないのがセキュリティです。

IoTは「Internet of Things」の略語で、日本では“モノのインターネット”と訳されます。簡単に言えば身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながるという仕組みや技術のことです。

PCやスマホをお持ちの皆さんはなんらかのセキュリティ対策を講じていると思いますが、それはウィルスや不正アクセスといったサイバー攻撃などが危険であるという認識があるからでしょう。

IoTによってエアコン、テレビ、照明などの一般家電をはじめ、自動車や医療機器に至るまでさまざまなモノがインターネットにつながるとしたら、それはつながっているモノすべてに、サイバー攻撃などのリスクが生じることになります。

開発者やメーカーなどはもちろん、なんらかのセキュリティ対策を講じてはいますが、それが必ずしも100%安全であるとは限らず、ユーザーのインターネットセキュリティに対する意識がまだまだ低いのも課題です。

「なんらかの実害を受けてはじめてサイバー攻撃されていることを知った」というケースではすでに遅く、たとえば屋内に設置したセキュリティカメラを覗き見されているだけであれば、気づくことなくプライベートを丸裸にされてしまう可能性もあります。

あるいは各デバイスが取得したビッグデータを保存するクラウドが攻撃を受け、大規模なデータ漏洩に発展する可能性もあります。

ユーザーとしては、

・速やかなソフトウェアアップデートで常に最新の状態を保つ
・家庭内ネットワークにつながるデバイスを一括保護してくれるセキュリティデバイスやサービスを利用する

などは最低限、IoTのデメリットを理解した上で押さえておきたいポイントです。

続いて、これは国家レベルで取り組まなければならない部分でもありますが、2020年には数百億という膨大な数のIoTデバイスが世の中に登場すると言われています。

その分ネットワークが大規模化し、かつ複雑化していくことが想定されますが、地震、台風、豪雨など自然災害が多い日本において、なんらかの災害が発生した場合、あるいは事故などにより大規模停電、システムダウン、エラー等が発生した場合、特に医療分野、交通分野などにおいて甚大な被害を生む可能性があります。

これを個人レベルで考えてみると、家庭内ネットワークに接続されたさまざまなデバイスのうち、核となるデバイスがなんらかの原因でエラーを起こしたり不具合が発生したりすることでエアコンが誤作動を起こした、コーヒーメーカーが勝手に起動した、などといった現象を招く可能性があるということです。

IoTではこうしたデメリットやリスクがある一方で、たとえばスマートホームにおけるIoTデバイスではユーザーがあらゆる生活データを提供することでより一層パーソナライズされた質の高いサービスを受けることができるようになるメリットもあります。

ユーザーがどこまで情報を提供することを許容しているのかという意識も問われますし、取得してクラウド上に保存されたデータに対するプライバシーの問題なども今後取り上げられるのではないかと言われています。

 

有意義なIoTライフを送るためにもデメリットやリスクの認識は大切

今回はIoTのデメリットに特化した内容のため、若干マイナス要素の多く感じられたかもしれませんが、IoTを取り入れた暮らしは私たちの生活をより快適で便利にしてくれることや、見守り、防犯といった面でも大きく貢献してくれることは間違いありません。

さらに現在の実証実験などが進み、IoT技術がさまざまな分野に本格的に導入されることになれば、高齢者の増加や生産年齢人口の減少といった日本が抱える課題の解消にも大きく寄与してくれるでしょう。

そんなIoTがある暮らしをより有意義なものにするためにも、早いうちからIoTが抱えるデメリットやリスクを把握しておくことが大切です。

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