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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.02.04
2019.05.01

IoT技術をもっと詳しく知るために!誰でも参加可能なIoTセミナーを紹介

近年、さまざまな製品市場において中心的存在となりつつあるIoT。私たちの日常生活の中でも活用可能な製品は数多く販売されていますが、具体的にどのようなものなのかを知るための機会には、中々巡り合うことができていないのではないでしょうか。

近未来的にもっと実用的になると考えられているIoTだからこそ、知っておきたい事実もあるはずです。そこで今回は、2017年12月13~15日に東京ビックサイトで開催された「WORLD OF IOT 2017」を例にして、各種IoTセミナーをご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

WORLD OF IOTとは?

アメリカのカリフォルニア州ミルピタスに本部を構えるSEMIは2017年12月13~15日に東京ビックサイトで「WORLD OF IOT 2017」を開催しました。IoTのリーディングカンパニーが一堂に集結し、多岐に渡るIoTの世界全体を俯瞰できる総合イベント・IoTセミナーです。

IoT社会の実現を担っている世界のキープレイヤーたちが出展を行いました。出展対象分野と製品に関しては「スマートファクトリー/スマートマニュファクチャリング」「MEMS/センサー」「モバイル/ネットワークス」「ソフトウェア」「セキュリティ」「パワーデバイス」が挙げられます。

またIoTシステム/アプリケーションでは「自動車/カーエレクトロニクス」「ヘルスケア」「ロボット」「ウェアラブル機器」「モバイル機器」「3Dプリンター」と世間でも注目を集めている製品が数多く出展されています。

 

SuperTHEATERとは?

IoTの基本となるのは、世の中に存在するあらゆるモノがインターネットに接続されることです。そしてインターネットにつなげるためには半導体やマイクロエレクトロニクスといった専門的な技術が必要不可欠でもあります。

2017年のトレンドとしてこれらの市場は拡大傾向にありますが、今後新たな視座を提供するために、「WORLD OF IOT 2017」の「SuperTHEATER」では、IoTの拡大浸透によって創出される新市場など、9つのテーマに沿ってそれぞれのグローバルエグゼクティブが解説します。

国内外を問わずIoT技術はどのように進化を遂げていくのか、今後展開が予想される新たなビジネス環境だけでなく、半導体技術が実現するIoT世界、多様化する未来を支える製造現場においてのIoT活用などのセミナーを聴講することができます。

 

SEMIテクノロジーシンポジウム

SEMIテクノロジーシンポジウムは、1982年に第1回を開催し、2017年で35回目を迎える最新半導体製造の国際技術シンポジウムとして知られています。「SuperTHEATER」でも中心となっている半導体を製造するためのプロセス・デバイス開発技術に関するセミナーが行われます。

他にも先端技術動向、技術課題、その実用化技術といった内容が実際に第一線で活躍する技術者から説明を受けることができます。基本的には「SuperTHEATER」と同様にIoT技術の活用を考えている企業向けのIoTセミナーとなっています。

当日はさまざまな業態のプレーヤーが登壇をするため、グローバルビジネスの成長の起点となるはずです。具体的には製造現場で使われているデバイス技術の現状や、最新動向、これからの製造現場を支えていくであろう先端デバイスについてのIoTセミナーが聴講可能です。

 

MIRAI GAKKO

独立系ITコンサルティング・調査会社であるアイ・ティ・アールによると、東京オリンピックが開催される2020年には、国内のIoT市場規模が1兆3,800億円(2017年:約4,850億円)まで急成長する見込みであると予測しています。

確かにこのままの勢いで進んでいけば、私たちの想像を遥かに超える市場へと成長していてもおかしくはないでしょう。しかしながら、IoT技術がさらに発展していくためには、セキュリティ問題や人材育成など、課題が数多く残されています。

「MIRAI GAKKO」では、次世代を担う人材を育成することを目的としています。主な対象者として、エンジニアなどを目指す学生はもちろんのこと、現在企業に務めている若手社員などが集まり、次のビジネスや成長の糧を育むことができます。

 

まとめ

未来の生活をより便利なものへと変化させていくためのIoTに関するセミナーは、このように全国各地で開催されています。気になる人は、お近くのIoTセミナーへと足を運んでみてはいかがでしょうか。

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