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続々と企業が出展中!全国各地で開催されているスマートホーム展示会の内容を解説

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住宅・都市イノベーション総合展2017

今年で第2回目を迎える「住宅・都市イノベーション総合展2017」が2017年12月13~15日に東京ビッグサイトで開催されました。日本で唯一、住宅・ビル・都市開発を網羅した総合展で、建材・設備・IoTなど国内外の最新技術が一堂に会します。

具体的には以下のEXPOが開催されています。

・高性能建材EXPO

・住宅設備EXPO

・高性能照明EXPO

・スマートビルディングEXPO

・次世代都市開発EXPO

出展企業は全EXPO合計で前年比80社増の420社となっており、名実ともに日本最大級の展示会です。ここでは、スマートホームと関係の深い「住宅設備EXPO」「高性能照明EXPO」「次世代都市開発EXPO」の内容を具体的に解説します。

 

住宅設備EXPO

ZEH・リフォーム向け最新技術の専門展として開催される「住宅設備EXPO」。これらを実現するための高性能・多機能な住宅設備が世界中から出展されました。期間中は専門家による関連セミナーも受講することができます。

出展製品としては、まず防犯・防災関連です。基本的にはスマートフォンで操作する製品が揃っており、鍵の開け閉めを行うことができる「NinjaLock」や、建物の電気錠扉や自動ドアに取り付けてスマートフォンを鍵にするシステム「ベリキー」などがあります。

次に住宅向けIoT製品です。センサーを搭載し、非日常的な空間や時間を作り出すことができる「IoT View」、洗濯物に取り付けるだけで乾き具合が分かる「衣類乾燥表示IoTアプリ」、世界初の全自動衣類折り畳み機「ランドロイド」などが挙げられます。

 

高性能照明EXPO

いまや、ひとつの照明でさえもスマートホーム製品として数多く販売されています。「高性能照明EXPO」は、省エネ照明・有機EL照明・デザイン照明などの最新技術が世界中から出展される、高性能な照明に特化したスマートホーム展示会です。

例えば、家電・寝具・インテリア・園芸用品・ペット用品などさまざまな製品を取り扱っているアイリスオーヤマが開発した「無線制御システムライコネックス」。これを利用することによって、スマホやタブレットからでも簡単に無線で照明を調光することが可能です。

他にもさまざまなLED照明関連製品を開発しているFUTURELIGHTは、「L&Air」を出品しています。見た目は普通のLED照明ですが、高性能空気清浄機と一体化しており、PM2.5、アレルゲン、ウィルスなどを長期間捕獲して、不活性化することができます。

 

次世代都市開発EXPO

ここまでご紹介したスマートホーム展示会は、どちらかというと住宅設備に取りいれるひとつの製品でしかありませんでした。しかしながら「次世代都市開発EXPO」ではエネルギー・交通・防災などに特化し、都市の高度化に必要な技術が世界中から出展されています。

その一例として、工業化住宅のパイオニア的存在として知られている大和ハウス工業では戸建て住宅のIoT化を推奨しており、さまざまな住宅設備や家電がつながることを目的としたコネクテッドホームブランド「Daiwa Connect」を出品しています。

また画像技術をコアとして成長を続けているエム・ソフトでは、空間認識とAR技術を活用したスマートソリューション「空間メモアプリ」を出品しました。Googleの「Tango」技術を使っており、空間にメモ情報を残すことができます。

 

まとめ

次世代に建てられる住宅をより便利なものへと進化されるための技術であるスマートホームは、実にさまざまな製品へ活用されています。実際にそれらの製品に触れてみたい人は、お近くのスマートホーム展示会まで足を運んでみてはいかがでしょうか。