2万円台ではじめられる破格のスマートホーム「mouse」とは
近年、メディアなどで大きく取り扱われることが増えたスマートホーム。家電・住宅メーカーも続々と参入を果たしていますが、ほとんどの人はあまり実感がないのではないでしょうか。
その理由は言わずもがな、料金が高すぎることに原因が集約されます。それでもいつかは導入したいという気持ちを持っている人も多いでしょう。そこで満を持して販売が開始されたのが、スマートホームを安価で自作できる「mouse スマートホーム」のスターターキットです。
販売価格はWeb通販で2万4,800円(税別・送料別)と破格のお値段。ルームハブ、スマートプラグ、LEDライト、モーションセンサー、ドアセンサーと5つがセットになっています。「スマートホームを自作して、IoTをまずは体験してみたい」という人にも最適です。
ルームハブ
スマートホーム製品にとって中核となる部分であり、コントロールセンターの役割を担っているのが「ルームハブ」です。以降にご紹介する各種センサーの入出力を行ってmouse スマートホームの機器を操作することができます。
またそれだけでなく、赤外線通信も完備しているため、赤外線リモコンを使用している家電製品の操作も可能です。他にも、温度センサー・湿度センサーを取得することができるため、さまざまな情報を収集することができます。
スマートプラグ
電源管理の役割を担っている「スマートプラグ」は、ルームハブを介して、AC電源のオン/オフをすることが可能です。またスケジューリングにも対応しており、リアルタイムで電気使用量や消費履歴などを確認することができます。
さらには他のセンサーと連動させることによって電源のオン/オフを簡単にできるだけでなく、毎日のタイムテーブルを作ることによって、指定した時刻だけ電源をオンにすることも可能です。仕様上は1,400W(14A/1.4KW)まで対応することができます。
LEDライト
近年の照明市場で主流となっているLED電球の役割を担っている「LEDライト」は、省エネや長寿命を実現することも特徴ですが、他にも熱線や紫外線が少ないのも大きなメリットです。mouse スマートホーム「LEDライト」では5%刻みで明るさを制御します。
お手元のスマートフォンから照明のオン/オフができるだけでなく、設定したタイムテーブルに合わせて照明のオン/オフが可能です。他にもドアセンサーやモーションセンサーと連携させて、点灯や消灯をすることもできます。
モーションセンサー
赤外線によって、人の動きを検知して通知をする役割を担っている「モーションセンサー」は、ビルの夜間警備や人感センサー付きの照明にも使われている機能です。近くで人が動いていることをすぐに検出してくれ、電源はバッテリー駆動式となっています。
ペットなどの小動物に関しては検出しにくいデメリットもありますが、不審者などの侵入はしっかりと通知することができます。また自分が感知されることによってLEDライトとも連携させることによって、自宅の照明を自動で付けることが可能です。
ドアセンサー
誰かがその場を通ったことを検出してくれるのがモーションセンサーですが、それだけでは不安という人も多いのではないでしょうか。ドアセンサーは、ドアの開閉を検出して通知をしてくれるため、2重でセキュリティ対策を講じることが可能です。
センサー本体とマグネットで構成されており、センサー本体からマグネットが離れることによって「ドアが開いた」と検出します。さまざまな扉に対応しているだけでなく、遠隔地からでもドアの閉め忘れを確認することができます。
まとめ
2万円台の格安価格と言っても、これだけの機能が付いていれば十分に自宅を自作でスマートホーム化することができそうですよね。今回ご紹介した機能以外にも、今後さまざまなセンサーが発売される予定となっているようです。これを機会に、スマートホームの自作導入を検討してみてはいかがでしょうか。