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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2017.10.02

アプリをインストールできる電球型IoTデバイス「TeNKYU」とは

IoTデバイスやIoT向けスマホアプリの開発を手がける株式会社TeNKYUは、アプリをインストールできる電球型のIoTデバイス、その名も「TeNKYU」を開発しました。いったいどんなデバイスなのでしょうか。

記事ライター:iedge編集部

発売前なのに多くの期待が寄せられているTeNKYUとはいったい何なのか?

2016年8月26日、東京・渋谷で行われた「sprout」という渋谷発ベンチャー・スタートアップ・ピッチイベント(いわゆるプレゼンイベント)において、TeNKYUは「最優秀賞」と「IBM特別賞」のダブル受賞を達成しました。

限られたわずかな時間の中で、各社が開発・企画したBtoCサービスのプレゼンを行い、投票によって優勝者を決定する企画なのですが、熾烈な争いの中でのダブル受賞となると、期待値がいかに高いかが分かります。

TeNKYUはいわゆる「スマート電球」と呼ばれるジャンルのデバイスで、カラーLEDや人感センサーなどが搭載されているほか、アプリをインストールすることができ、それによって様々なサービスを受けることが可能なIoTデバイスです。

IoTなので「インターネットに接続されている」ということになりますが、果たしてこれがどんなサービスに繋がっていくのでしょうか。また、アプリをインストールするとどうなるのでしょうか。詳しく見ていこうと思います。

 

TeNKYUができること

簡単に言うとTeNKYUの「売り」はその賢さにあります。

インストールしたアプリを介して得られる様々な情報を、LEDの光や色を使ってユーザーに教えてくれるというものです。

同社から提供される第一弾アプリは「天気予報」のアプリということが決まっています。このアプリでは、例えば「降水確率60%以上でオレンジに点灯」と設定しておくと、アプリから得た情報が降水確率60%以上であればオレンジに光ります。

もちろん人感センサーが働きますので、常時オレンジに光ることはなく、利用者がそこを通る時だけ機能します。玄関の照明をTeNKYUに変えておけば、出かける直前に傘を持っていくべきかどうかが瞬時に判断できるという訳です。

さらに、天気や気温、湿度などの情報を元に行動をリマインドする機能が搭載されているほか、人感センサーとの組み合わせによって不審者の侵入を検出すると、スマホやタブレットに即座に通知をくれる防犯アプリもリリース予定です。

また一定時間以上、人感センサーが人の動きを検出しなかった場合にスマホやタブレットに通知をくれる「見守りアプリ」もリリース予定とのことですので、特に高齢者だけの住宅などにおいて有効活用できそうです。

万が一何かあった時も「人の動きを検出しない通知」をくれることで、いち早く変化に気づくことができますので、その後の対応や結果に大きな差が出てくる可能性があります。

また、この機能の恩恵を受けられるのは、なにも高齢者に限ったものではありません。

例えば共働きで小さな子供がいる家庭では、仕事で帰宅が遅れそうな時「子供はちゃんと帰ってきたかな?」という不安も、人感センサーによって動きをチェックすることで安心へと変わります。

このように、ユーザーの目的によって実に様々な使い方が可能になるTeNKYUですが、仕様はあくまでも電球なので、今使っている電球と交換するだけで簡単に設置でき、インターネットへの接続もWi-Fiを利用するため、特別な装置などは不要です。

手間いらずなうえに普段の生活に自然に溶け込むことができるTeNKYUは、かなり優秀なデバイスと言えるのではないでしょうか。

 

早くも新機能の追加やアプリの提供が待ち遠しくなる

今回はTeNKYUのごく基本的な部分をご紹介してきました。

スマートデバイスというとエアコン、テレビ、冷蔵庫、スピーカーなどが注目を集めがちですが、電球という最も身近な、そして私たちの生活には欠かせないデバイスに目をつけた株式会社TeNKYUは、さすがとしか言いようがありません。

もちろんIoTデバイスですので、今後ソフトウェアのアップデートによってTeNKYU自体に様々な機能が追加されていくものと思われます。

また、同社は前述のように防犯、見守りなどのアプリに加え、来客通知をしてくれるアプリなども続々とリリース予定を発表していますので、一気に用途が広がって行く可能性が高いでしょう。

一般家庭のみでなく、事務所や店舗、オフィスなどにも応用できますし、海外の主要都市の天気予報にも対応しているとのことですので、対象地域であれば海外にいても同じサービスが利用できます。

他のIoTデバイス(例えばセキュリティカメラ等)と連携させることで、不審者の侵入を検出すると同時に、モニタリングしたり映像を録画したりするといったことも当然できるようになるでしょう。

TeNKYUの使い勝手を知れば知るほど、発売前にも関わらず早くも新機能の追加やアプリの提供が待ち遠しくなってしまいます。

「最優秀賞」と「IBM特別賞」をダブル受賞するだけの価値を、TeNKYUは確実に持っていると言えるでしょう。

なお、予約販売開始のお知らせや、その他の製品情報などは公式サイトから無料のニューズレターに登録することでメールが届くようになります(現在のところ各携帯電話会社のキャリアメールでの登録はできません)。

TeNKYU公式サイト

いち早くゲットしたい方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか?

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