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スマートホーム(スマートハウス)の記事
2017.10.02
2019.05.01

スマート家電を遠隔操作!「IoT賃貸経営」のTATERU kitとは?

アプリで始めるアパート経営・TATERUでお馴染みの株式会社インベスターズクラウドの子会社、株式会社iApartmentが開発を手がけるIoT機器「TATERU kit」についてご紹介します。「ロボットホームでIoT賃貸経営」ができるという、歴史的な変化が訪れるかもしれません。

記事ライター:iedge編集部

 

株式会社インベスターズクラウドってどんな会社?

まずは親会社の株式会社インベスターズクラウドについて軽く触れておきましょう。

東京都港区に本社を置く同社は、設立が2006年1月ですのでまだ11年ほどの新しい企業で、2015年12月に東証一部上場した、非常に勢いのある企業の一つです。

「ネット」×「リアル」で新しいサービスを

という企業スローガンのもと、主に不動産関連のプラットフォームを開発・運用、デザインアパートの企画や運用、リノベーションサービス、不動産投資型クラウドファンディングの企画・運営などを行っています。

CMやネット広告などで「アプリで始めるアパート経営TATERU」を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

そんなインベスターズクラウド社の子会社である株式会社iApartmentは「TATERU kit」において、スマート家電の遠隔操作実装に向けた赤外線通信機器を開発し、賃貸経営に歴史的な変化をもたらそうとしています。

「TATERU kit」とはどのようなもので、同社が目指す「ロボットホームでIoT賃貸経営」とはどんな賃貸なのでしょうか?

今回はそんな疑問を持っている方のために、気になる部分を分かりやすくまとめていきます。

 

TATERU kitとは

TATERU kitとは2016年9月より株式会社iApartmentが販売する関東圏の物件を中心に導入が開始されたスマートドアホンのことで、タブレットまたはスマホと連携することにより、外からでも来訪者を見ながら対話や室内確認ができるIoT機器です。

そのほかにもアプリを介してドアのキーを施錠・解錠できるスマートキー、照明機器の明るさ調整やオン・オフ、色の調整などが行えるスマート照明、エアコンの制御、カメラで室内の様子のチェックなどを行うことができます。

親会社の株式会社インベスターズクラウドは早くから「民泊×IoT」といった新しい分野に着目しており、子会社となる株式会社iApartmentにおいても利用者と経営者両方の立場に立って考えられたハードウェアの開発・運用を進めています。

その中の一つがこのTATERU kitという訳です。今後様々な機能が追加されたり、連携するIoTデバイスが増えたりして、今よりもさらに便利になっていくものと思われます。

TATERU kitにはどんなIoTデバイスがある?

それでは、TATERU kitのIoTデバイスを一つずつご紹介していきます(表示価格は全て税別です)。

・CENTRAL CONTROLLER(価格30,000円)*システム料1,000円/月

TATERU kitの各機器やスマホ、その他の家電などを繋ぐためのいわゆるゲートウェイと呼ばれる機器です。タブレット型になっていますので、操作性も良く、内蔵カメラで顔を見ながら相手とやりとりが可能です。

・WINDOW SECURITY(価格7,000円)

窓に取り付けるだけでOKのWINDOW SECURITYは、窓の開閉を感知したり、振動を感知したりすると、即座にスマホに通知される仕組みになっていますので、離れていても異常を確認することができます。

・NATURE SENSOR REMOTE CONTROLLER(価格13,000円)

室内環境や温度・湿度などの情報を取得してスマホに通知したり、確認したりすることができるセンサーと、エアコンなどの各機器を遠隔操作できるリモコン機能が一体化したデバイスです。

・SMART LOCK(オプション/価格78,000円)

玄関や個室のドアに取り付けるスマートキーで、スマホやテンキー入力、リアルキー、Apple Watchなどで簡単に解錠することができますので、鍵の管理や紛失の心配も不要です。

・DOOR PHONE(オプション/100,000円)*システム料500円/月

外出中でもクラウド経由で来訪者との会話が可能なドアホンです。たとえば民泊などで遅い時間のチェックイン時などに管理人が常駐していなくてもSMART LOCKを取り付けておけば遠隔操作で解錠できます。

・SMART LIGHT(オプション/47,000円)

在室時には点灯や消灯の他に明るさの調整ができ、外出時であっても消し忘れが確認できたら遠隔操作で消灯することができます。退室後につけっぱなしになっていたというリスクを排除できますので省エネにも繋がります。

このほかにも、セキュリティカメラで室内の様子をチェックしたり、管理会社へ連絡したりすることも可能です。

今後、連携するIoTデバイスや追加される機能も増えてくるとのことですので、より便利で快適な滞在時間を提供できるようになるでしょう。

TATERU kitについてさらに詳しい情報やお問い合わせなどは公式サイトをご確認ください。

 

ロボットホームでIoT賃貸経営も夢じゃない!

このようにあらゆるモノがインターネットと繋がった民泊施設をロボットホームと呼んでいます。

TATERU kitを導入することで施設全体がまるでロボットのように動き、民泊管理者や管理会社などのそれぞれの管理負担が減るとともに、宿泊者には安心して快適な旅を楽しんでもらえるサポートツールとして大きな期待が寄せられています。

民泊管理者は大変だというイメージを一変させ、民泊市場に劇的な変化をもたらすであろうTATERU kitは、今後より増加が見込まれる民泊利用者や、それに伴い経営を検討している方のサポート役として大活躍しそうな予感です。

IoTショールームなども運営しているようですので、IoT賃貸経営に興味がある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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