iedge
  • iedge
スマートホーム(スマートハウス)の記事
2018.01.08
2019.05.01

「June」は食材を自動判別して最適な調理方法を提案してくれる話題のオーブン

June Lifeが販売しているIoT化されたスマートオーブン「June」は、オーブン内に入れた食材を自動で判別して調理方法や温度、調理時間などを最適化し、提案してくれる賢いオーブンです。これさえあれば、料理が苦手な方もまったく失敗しなくなるかもしれません。

記事ライター:iedge編集部

Juneが1台あればレストランさながらの料理が楽しめる

画像引用:https://juneoven.com/

電子レンジやオーブンは、もはや私たちの食生活に必要不可欠な存在です。

近年ではスチーム調理してくれる製品や、ユーザーがメニューを選ぶだけでボタンを押せば自動調理してくれる製品なども多数流通していますが、今回ご紹介する“売り切れが続出”するほど大人気のスマートオーブン「June」はさらに一歩先を行くIoTデバイスです。

リアルタイムの画像処理に特化したシステム「Graphics Processing Unit(GPU=Juneでは192 NVIDIA CUDA® コア)」が搭載されていて、庫内に入れられた食材をその場で自動判別して最適な調理方法、温度、調理時間などを設定してくれますので、ユーザーは庫内に食材を入れるだけでレストランさながらの料理を楽しむことができるのです。

本体外部にはツマミとタッチパネルが搭載されており、内蔵カメラで判別して調理方法や加熱時間、温度などが自動的に提案表示されますので、OKであればそっと触れるだけで調理がスタートします。

機能としては「焼く」「ローストする」「煮る」「温める」などの調理ができますので、ステーキ、チキン、ローストビーフ、トースト、ケーキ、クッキーなど様々な料理を楽しむことができます。

キッチンカウンターに据え置くタイプの「June Oven」と、システムキッチンに組み込むタイプの「June Oven Pro」がありますが、基本的な性能は変わりません。

オーブンと聞くとどうしても容量が気になってしまうところですが、実は一見コンパクトに見えるこのJune、意外と大容量なのです。

チキンであれば丸ごと1羽、七面鳥であれば約5kg程度、パンであれば9枚入りますので、人数の多い家族がいる場合でも十分機能してくれますし、その分調理にかける時間を短縮することもできます。

ちなみに、Juneの若干丸みを帯びたスタイリッシュなフォルムやカラーリングを見て気がつく方もいるかもしれませんが、どことなくAppleの「Macintosh」を彷彿させるデザインになっています。

実はこのJuneを開発したのは、元Apple社のエンジニアが開発したデバイスなのです。元Appleのエンジニアが手がけたというだけで、どこかワクワクしてしまいますね。

 

Juneはスマホアプリとの連携でさらに便利に使える

画像引用::https://juneoven.com/

Juneは本体にWi-Fi機能が搭載されていて、スマホにインストールしたアプリとWi-Fi経由で連携することができます。

*現在のところアプリはiPhoneやiPadなどのiOS端末のみの対応となっています。

スマホとJuneが連携すると、オーブン内の画像をリアルタイムでチェックすることができます。調理中の画像が見られるのは珍しいものですし「設定したけれど、きちんと焼けているだろうか?」というちょっとした不安も解消してくれます。

しかも、焼き上がり具合を見ながら「もう少し焼きたいな」と思えばアプリを通して調理時間を伸ばすこともできますし、「もう十分」と思えば調理をストップさせることもできます。

また、調理中に撮影したムービーをSNSに投稿することもできますので、珍しい食材や調理が難しい食材を用いた場合は“インスタ映え”するかもしれません。

調理が終わるとアプリに通知が届きますので、その間はテレビを観たり、他の調理を進めたり、家族との団欒の時間に充てたりすることも可能です(ただし高熱で調理をしますので、事故などには十分にお気をつけください)。

いくら自動で調理してくれるとはいえ、「何を作ろうかな」と迷ってしまう日もあるでしょう。そんな時でもアプリを開けばJune向けに作られたレシピを参照することができますので、献立に悩む必要もなくなります。

 

至れり尽くせりのJuneは、アップデートでどんどん賢くなる

実はJuneのオーブン上部には“キッチン量り”が内蔵されています。同じ食材でも量によって加熱時間が異なってくるので、量りの機能を使うことで、細かい分量も手軽にチェックができて安心です。

また、ローストチキンなどを作る際、ちゃんと中まで火が通っているか心配になることもあります。そんな時は専用の温度計を食材に刺せば、調理中の食材の内側の温度を外部のタッチパネルに表示してくれますので、簡単に焼きあがりを確かめることも可能です。

Wi-Fi接続することでソフトウェアのアップデートを受信してどんどん便利になって行くほか、AIを搭載していることもあり、これまでの調理履歴などからユーザーの好みを学習してくれますので、使えば使うほど、よりあなた好みの調理が簡単に作れるようになります。

至れり尽くせりのJune、いかがだったでしょうか?

なお、Juneは2017年の現時点では、技適の問題などで日本を含む米国以外での販売は検討中とのことです。気になる方は、Juneのアップデート情報を公式サイトでチェックしてみてください。

関連記事

未来の住まいがここに!スマホや声で家電を操作できる 大阪の最新スマートホームショールームに行ってきた

  大阪に新たなスマートホームの体験拠点が誕生した。 株式会社アクセルラボ(本社:東京都新宿区)は、ハウスメーカーやディベロッパー、管理会社などの不動産事業者向けスマートホームサービス「Sp ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2024.05.14

Roborock S8 Pro Ultraにロボット掃除機の未来を見た

ロボット掃除機を買い替えた  2023年10月、コロナ禍で少しだけ流行った地方移住ブームに乗り切れなかった私は、今更になって都内から地方都市への移住を果たした。東京都の地区40年-14平米ワンルームマ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.12.04

着実な広がりを見せるスマートホーム市場〜最新の動向についてアクセルラボが発表〜

 スマートホームサービス「SpaceCore」(スペース・コア)などを手がけるアクセルラボが、消費者と不動産事業者を対象に「スマートホームに関する調査報告会」を行った。  同調査は、全国の18~69歳 ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2023.09.05

Qrio Smart Lockなら、鍵をシェアすることができて、スマホで解錠できる!

Qrio Smart Lockなら、まるで鍵を開けるかのようにスマホを操作するだけ Qrio Smart Lockは、スマートロックサービスです。 鍵をドアに設置する際の工事も不要です。鍵につけさえす ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

これからのスマートホームには欠かせないAIについて知っておこう!

そもそもAIって何? AI(Artificial Intelligence=人口知能)は、人間が行う様々な作業や活動をコンピューターなどで模倣し、人間と同じような知能の実現を目的としたソフトウェアおよ ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.11.28

人の感情に共感する次世代のAIロボット「JIBO」とは?

多くの可能性を秘めた新型AIロボット「JIBO」 JIBOは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)のシンシア・ブリジール准教授により開発されました。 その後、2014年にIndiegogoのク ...

続きを見る
スマートホーム(スマートハウス)の記事 2019.12.03

Copyright© iedge , 2024 AllRights Reserved.