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スマートホーム(スマートハウス)の記事 2018.01.04

スマートホーム市場にデバイスを次々と投入するXiaomiとは?

今年8月、競争が激化するスマートスピーカー分野にも参入したことで話題となった、注目のスマートホーム関連企業Xiaomi(小米=シャオミ)とは?次々に投入されているXiaomiのスマートホーム関連のデバイスなどと併せてご紹介します。

記事ライター:iedge編集部

Xiaomiはスマートホーム関連デバイスを開発・販売する中国の総合家電メーカー

中国は北京に本拠を構えるXiaomiは2010年4月に設立された比較的新しい総合家電メーカーで、「Just For Fans」の企業スローガンを掲げてスマホメーカーとして創業したのが始まりです。

自社サイトを主体とした販売方式、高いデザイン性やスペックを備えた単一機種のみの販売、オンラインコミュニティを重視する点などから「中国のアップル」と称され、スマホメーカーとしては2015年頃までアップルを抑えて中国国内におけるシェアトップの座をキープしてきました。

2016年頃からは様々なモノがインターネットに接続されるIoT時代の流れに沿うように、総合家電メーカーとしての一面を強く打ち出すようになってきました。

 

Xiaomiが販売しているスマートホーム関連のIoTデバイス

画像引用:https://xiaomi-mi.com/

現在Xiaomiが販売しているスマートホーム向けのIoTデバイスは多種多様ですが、代表的なものをいくつかご紹介します。

まずはIR Remote Controllerです。

エアコン、テレビ、照明、アンプやスピーカー、プロジェクターなど赤外線リモコンを使用する家電製品をコントロールすることができる360度無指向性のスマートリモコンで、通信可能範囲も20mと、この種のデバイスの中でも比較的広範囲で使用可能という特徴があります。

本体はWi-Fiに接続することができ、スマホやタブレットに専用アプリをインストールしておけば、外出先からでも連携した家電をコントロールすることができます。

また、設置した室内の温度や湿度情報を取得しスマホでチェックできるSmart Temperature and Humidity Sensor(別売り)と組み合わせて使うことでより便利になります。

たとえば、冬場は帰宅前に室内温度を確認して部屋を暖めておく、夏場は留守番をしている子供やペットの熱中症対策として、温度や湿度に応じて部屋を冷ましてあげるといったことが可能になります。

また、Xiaomiのスマートホーム関連商品で有名なのが、お米の種類によって最適な炊き方を提案してくれるというIH炊飯器米家(MIJIA)です。

購入したお米の袋に貼られているバーコードをスマホで読み取るだけで、

・品種/ブランド
・産地
・炊飯器が設置されている海抜

などから総合的に判断し、最も適していると思われる炊き方を提案してくれるというものです。実に2,400パターンを超える炊き方の提案が可能であり、今後のアップデートによってさらに追加されるとのことです。

なお、炊き方はカスタマイズすることもできますので、登録しておけばいつでも自分好みのお米が炊き上がります。

さらに、中国では非常に深刻な問題となっている大気汚染、特にPM2.5などはここ日本へも流れ込み、私たちの健康に悪影響を与える脅威となっています。

そこでXiaomiがスマートホーム関連商品として開発したのが、スマート空気清浄機Mi Air Purifier 2です。

日本の東レ株式会社が開発したフィルターを使用していることでも話題となったこのデバイスは、PM2.5よりも小さい0.3μm(マイクロミリ)までの空気中の微小粒子状物質を捉えて清浄することができるという特徴があります。

専用アプリを使って操作することも可能ですが、空気の汚れ具合をリアルタイムにチェックしながら、最適なモードを自動で選んで稼働してくれますので、ほぼ“操作の必要がない”空気清浄機でもあります。

また、ユーザーが手動でオン/オフなどを繰り返すと、AIがその時間帯を学習し、外出時間や帰宅時間に合わせて自動で稼働してくれるようになるとのことです。

アプリではデバイスのコントロールのほか、室内温度・湿度情報を確認でき、国が公表している気象データに基づいて、窓を開けても大丈夫であるとか、空気清浄機を使った方が良いといったアドバイスを得ることもできます。

最後にご紹介するのは、2017年8月に中国で販売が開始されたXiaomiのスマートホーム関連商品である、AI搭載のBluetooth 4.1スマートスピーカーMi AI Speakerです。

円筒形が多いスマートスピーカーの中においては珍しい直方体が特徴で、オリジナルのAIアシスタント「小愛同学(シャオアイトンシュエ)」を搭載しています。

Amazon EchoやGoogle HOMEなどと同じようにユーザーの質問に答えたり、音楽の再生、ニュースや天気情報の読み上げ、カレンダーの確認やリマインドなどを行ってくれたりします。

Xiaomi製の他のスマートホーム関連製品やIoTデバイスとの連携はもちろん、開発者向けにプラットフォームをオープン化していますので、サードパーティー社製のデバイスとの連携も可能となり、今後どんどん対応デバイスが登場するものと思われます。

 

中国のスマートホーム市場が成長する中でXiaomiはどうなる?

Xiaomiの強みといえば、スマホメーカーとして創業し中国国内でシェアを占め続けてきたことです。現在はHUAWEI、VIVO、OPPOなどに押されトップの座から4位程度まで下がってしまいましたが、そうは言ってもXiaomiのデバイスを使用しているユーザーは中国国内にまだまだ数多くいます。

スマートホーム関連のIoTデバイスはスマホを介してコントロールすることがほとんどですので、Xiaomiはこうしたユーザーに向けてアプローチしやすいというアドバンテージがあると言えるでしょう。

また、Xiaomi は2016年頃から本格的にスマートホーム市場に参入してきたにも関わらず、すでに多種多様なIoTデバイスを投入するなど、開発のスピードが速いのも大きな特徴です。

中国は今後、日本と並んで世界のスマートホーム市場を牽引する存在になるのではないかと言われておりますので、その中でXiaomiはスマートホーム関連企業として、ますます存在感を高めていくことになるでしょう。

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