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今まで以上のイノベーションを巻き起こすか…Appleの2021年ローンチアイテム大胆予測

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3月恒例春のApple Special Event…今年は開催されるか

春のApple Special Eventでは、Iphone以外の革新的な新製品・サービスが発表されることが多く、2019年にはアップル初のビデオオンデマンドサービスAppleTV+やゲームサブスクのApple Arcadeがリリースされています。

去年はコロナ禍で見送られましたが、一部テックメディアによると3月中旬に開催予定だとも見通されています。

 

2021年Apple Special Eventで発表される製品のうわさ

ここでは、Apple Special Eventにて発表がうわさされているアイテムをご紹介します。

iMac2021にはAppleシリコン搭載か

過去10年間近くデザインを変えてこなかったiMacですが、満を持して変貌を遂げようとしています。かねてよりアップルは、Appleシリコンを採用、かつデザインを一新したiMacを開発中、と一部メディアに報じられてきました。

Appleシリコンは、アップルが脱インテルを図るべく自らデザインしたMac用チップセットです。チップセットは、CPUやGPUを組み込んだ集積回路であり、コンピューターの頭脳としての役割を担います。

アップルはインテルなどの外注に頼っていたチップセット内製化により、処理スピードの飛躍的向上と消費電力の改善を目指した、とされています。新しいiMacに搭載される次期Appleシリコンは、現行のM1タイプより高性能コア数を4倍に増やし、GPU機能も大幅に強化されるようです(生産の歩留まりによって変化する可能性はありますが)。

デザインも、大きく変更されます。

ベゼルはぐっと狭まります。さらに背面の特徴的な丸みを帯びたデザインは、Pro Display XDRモニターに近いよりストレートな形状に変更されます。ディスプレイも、現行の21.5インチから23インチまたは24インチに拡大されます。

Mac BookProの新モデルも

ハイエンド向けMac Boo Proの新モデルにも、注目が集まります。現行モデル(13インチと16インチ)のうち16インチモデルは、現行デザインを踏襲し、かつチップセットも現行のインテル社製を採用するとされています。

一方で13インチモデルはデザインを一新、ディスプレイサイズも14インチに変更されます。現行の自社製M1チップも次期Appleシリコンにバージョンアップされます。

ディスプレイも、コントラストのくっきりしたより明るいタイプに変わります。

その他にも、充電は従来使われてきたUSBポートではなくMagSafe(磁器充電専用ポート:差し込みでなく磁石で接合させるポート)を復活させます。

コードを足で引っ掛けた場合も、本体がデスクから転落する事故を避けれます。その他にも、充電スピードが格段に向上する、とされています。

その他にも、これは一部でのうわさですが、従来の1/2サイズバージョン登場も憶測が飛んでいます。テクスチャーはオールアルミニウムで、往年のパワーマックG4キューブの再来と期待されています。

iMacとMac BookProの双方とも、別モデルといっていいぐらいパフォーマンスもデザインも格段に進化を遂げるのです。

購入を検討しているユーザーは、もう少し待っていたほうがよさそうです。

3月発表の新製品はこの他にも

この他にも春のApple Special Eventでは、数々の新製品登場が予測されています。

・第3世代AirPods(ワイヤレス充電モデル)
・画質向上が期待されるiPad Pro(12.9インチモデル)
・ミニLEDバックライト採用…10.5インチディスプレイの第9世代iPad
・ベゼルを狭め7.9インチから8.4インチへの大画面化を実現した第6世代iPad mini
・イヤホン軸を完全になくしデザインを一新させたAirPods Proのニューモデル
・一般のデスクトップユーザーに照準を合わせたローコストディスプレイの復活

 

夏のWWDCではOSやハードウエアのイノベーションに期待

アップルのWWDC(Worldwide Developers Conference)は、開発者むけのイベントで毎年夏に開催されています。とくにオペレーティングシステムの発表が行われる初日の基調講演は、アップルフリークばかりでなくメディアの注目を集めます。

一般ユーザーにとってオペレーティングシステムのイノベーションはあまりピンとこない話かもしれませんが、オペレーティングシステムはハードウエアのパフォーマンスを左右する重要なファクターなのです。

2020年には前述のAppleシリコンやmacOS Big Surがリリース、開発関係者を驚愕させました。

Big Surは10年に1度のmacOSイノベーションとの呼び声も高く、iPad/iPhoneとの親和性がグッと高まると同時に、通知センターによるインタラクティブ性も大幅に向上させています。Safariのアクセスも50%高速化させ、Chromeを凌駕しています。

2021年も、iOS(アップルが提供するモバイル端末用オペレーティングシステム)、IpadOS、WatchOSそしてMacOSの画期的イノベーションに期待が集まっています。

ちなみにアップルユーザーに対して、オペレーティングシステムのアップグレードは無償で提供されます。

なおWWDCでは、過去にもハードウエアがリリースされたこともあり、春の新製品発表がずれ込む可能性も考えられます。

 

秋にはiPhone13リリースか

秋のApple Special Eventは、例年iPhoneのナンバーシリーズがリリースされ、数日後には全世界で予約を開始します。そして、今年の台風の目は、もちろんiPhone13シリーズです。

廉価版は登場するのか

iPhone13シリーズは基本的に12シリーズを踏襲しつつ、チップを含めたスペックをグレードアップするでしょう。モデルは、スタンダード・mini・Pro・Pro Maxの4タイプが12シリーズと同じくラインナップされるよていです。

12シリーズから加わったminiは、ユーザーからの評価が高いことから継続がほぼ決定です。サイズは12シリーズよりさらに小型化され、初代SEの手のひらサイズに近づくのではともされています。

トップエンドモデルのPro Maxは、利益率も高いことから外す理由がないでしょう。

性能をダウングレードして価格を抑えた、廉価版発売の有無も注目されています。実際のところ現行廉価版のSEシリーズはアップル社の業績に大変貢献しており、後継機種を13シリーズにラインナップさせる可能性は低くないのです。

一方でSEシリーズは去年ニューモデルが出たばかりですから、今年のアップグレードはなさそうです。

上位モデルのディスプレイはOLED採用か

12シリーズに搭載されたSuper Retina XDRディスプレイは、13シリーズでも踏襲される可能性が高いとされています。

Super Retinaには、OLED(「Organic Light Emitting Diode)が採用されています。OLEDは有機物質を使った発光ダイオードで、液晶と違って自ら発行するのでバックライトが不要となり、より薄い画面設計が可能になるのです。

XDRとはExtreme Dynamic Rangeの略で、ISO(国際標準化機構)で認められたディスプレイの品質規格です。表現できる色の範囲が格段に広く、色の飛びやつぶれが極めて低く抑えられ、画面も明るくコントラストも実にくっきりしています。

さらに13シリーズの上位機種では、新ディスプレイが採用されるかもしれません。リフレッシュレート(情報更新が行われる感覚)や消費電力が大幅に改善し、ゲームの操作性向上が期待できます。

最新チップがパフォーマンス向上を実現する

毎年のことですが、13シリーズにも最新チップが搭載されるでしょう。チップのProcess Size変更や5G(第5世代移動通信システム)への対応など、性能の大幅向上が期待できそうです。

5G通信、高性能カメラ、対Wify追従性、指紋認証…

13シリーズはミリ波通信機能を採用、本格的に5Gパフォーマンスを堪能できます。

上位機種のカメラには固定焦点ではなくオートフォーカスを採用、かつ超広角の6枚レンズを搭載し、12シリーズよりパフォーマンスを向上させました。

さらに次世代Wify規格として評価の高いWify6やさらに周波数帯域を拡げたWify6Eへの追従性も備えています。

その他、12シリーズで見送られたTouch ID(指紋認証)も復活予定です。

ざっと現状の予測を紹介しましたが、もしかするとアッと驚く隠し玉がお披露目されるかもしれません。

 

まとめ

一目でアップル社製とわかる統一性と機能的な革新性を融合させたデザイン、イノベーティブなハードウエア、iOSを核とする独創的ソフトウエア…。

2021年も私たちを驚かせてくれる発表に期待しておきましょう!