Applecardと他のクレジットカードとの大きな違いは3つ
Applecardと他のクレジットカードには、「セキュリティ」面で大きく3つの違いがあります。
1.表面にカード番号や有効期限、CVC(セキュリティコード)、サイン欄などがない
2.カード番号自体を開示することなく処理できる仕組みを実現
3.電波を通さない
1.表面にカード番号や有効期限、CVC(セキュリティコード)、サイン欄などがない
通常のクレジットカードの場合、表面にカード固有の番号や有効期限、ネットショッピングのお買い物時にも入力するセキュリティコードや本人のサイン欄などが記載されています。
しかしApple cardの場合、記載されているのはアップルのロゴと利用者名のみです。ですからもしApple cardを紛失して誰かに盗難されても、盗難者が不正にApple cardを使える可能性は極めて低いと言えます。
2.カード番号自体を開示することなく処理できる仕組みを実現
Apple cardでは「Apple Pay」といったAppleの決済システムを利用しながら、カード番号など各情報を開示しなくても決済処理ができる仕組みを実現しています。
Appleは一般的に自社システムを外部で自由に使えるよう公表しない姿勢を取っています。その分Appleがセキュリティを細かく管理できるので、Apple cardのセキュリティ性も高くなっているのが特徴です。
3.電波を通さない
Apple cardにはチタンが採用されています。チタンは高級クラスのクレジットカードに使用される金属素材であり、Apple cardのきれいなデザインを構成している重要な要素です。
またチタンには電波を通さない性質があるので、「NFC(近距離無線通信)でカードを使った際(コンタクトレス決済を使った際)データを盗まれるのではないか」と敏感になっている方でも使いやすいのがメリットになります。反面そもそも電波を通さないので、NFCが使えずコンタクトレスで決済が不可能な点がデメリットです。